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世界中のレゲエ/ダブ・ファンを唸らせた、キング・タビーの伝記がついに翻訳!ダブを発明し、サウンドシステムを更新し、そして1989年に自宅にて殺害された男、ポピュラー音楽の進化においても重要な人物、謎に包まれた彼の生涯がいま明らかになる。遺族が提供する未公開写真も多数あり。すべてのレゲエ/ダブ・ファンにとって必需品です!
ダブの発明者の物語は、キングストンのウォーターハウス地区ではじまる。そしてキング・タビーは国外に出ることもなくウォーターハウス地区で生涯を終えている。ポピュラー音楽においてもっとも重要な革命を起こしながら、タビーのインタビューはほとんど残されていない。ちまたに溢れる「King Tubby」の文字の入ったレコードが本当に彼が手がけたものなのかどうかも怪しい。また、彼がいったい誰に殺害されたのかも依然としてわかっていない。フランスのレゲエ・ジャーナリストがダブの王様の謎に包まれた生涯を明らかにするため、なんどもジャマイカに足を運び、さまざまな証言からタビーの偉業(サウンドシステム、ダブ、エレクトロニクス)を明らかにする。キング・タビーの詳細なバイオグラフィーとストーリー、レアな写真やフライヤー等、貴重な情報が満載された決定本。
■判型 四六判
■ページ数 400頁(予定)
■著者 ティボー・エレンガルト
■訳者 鈴木孝弥
■Thibault Ehrengardt (ティボー・エレンガルト)
フランスのレゲエ専門誌『ナッティ・ドレッド』の元編集長。現在は〈DREAD Editions〉の代表。ジャマイカには25回ほど訪れており、レゲエとジャマイカに関する本も数冊執筆している。
■鈴木孝弥
訳書に『宇宙こそ帰る場所──新訳サン・ラー伝』、『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選』、『コンバ──オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』、『レゲエ・アンバサダーズ 現代のロッカーズ──進化するルーツ・ロック・レゲエ』、『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』、『ボリス・ヴィアンのジャズ入門』ほか多数。
THIBAULT EHRENGARDT