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CAST IS BACK AGAIN! 2012年に再結成した以降も精力的に活動を続ける彼らが、前作『TROUBLED TIMES』より約5年振りとなる最新作『KICKING UP THE DUST』をリリース!
THE LA'Sでベースを弾いていたジョン・パワーがバンド解散後にギターとヴォーカルを担当し、内から出るサウンドを体現すべく、同じくUKを代表するバンドSHACKのPeter Wilkinsonと共に始動させたバンド:CASTは、90年代後半に大きなムーヴメントとなっていたブリットポップ・シーンを一気に駆け抜け、その瑞々しく気分を高まらせるポップなメロディ・ラインと、UKらしさを打ち出したロック・サウンドでそのムーヴメントを牽引する、UK音楽史を語る上で外せないバンドだ。2012年に再結成した以降も精力的に活動を続ける彼らが、前作『TROUBLED TIMES』より約5年振りとなる最新作『KICKING UP THE DUST』を完成させた!
残念ながら今作にはPeter Wilkinsonは参加していないのだが、新たにベーシストとしてTHE LA'Sの再結成時のメンバーでもあったJay Lewisを迎え入れ、John Power、Liam 'Skin' Tyson(g)、Keith O'Nell(dr)そしてJay Lewis(b)というラインナップで発表する今作。プロデュースを担当するのは、ギター・オリエンテッドなロック・サウンドを得意とするAlistair Groves。OASISやLA'S、THE 1975らもレコーディングしたこともある、地元リバプールにある名門スタジオ、Motor Museumのスタジオの現在の所有者でもある彼は、ジョン・パワーの目指すサウンドに新たな感性を注ぎ込み、「過去のCASTサウンドの焼き直し」ではなく「現代のCASTが鳴らす、今のCASTサウンド」を見事にアルバムに封じ込めることに成功している。
2012年に発表した前作『TROUBLED TIMES』は、プロデューサーに盟友John Leckieを迎え、90年代のCASTのサウンドを現代に再現する手法がとられたのだが、今回5年振りに発表するこの最新作では、過去のサウンドにとらわれることなく、20周年記念ツアーを終え自らのキャリアを総括しながらも「現在の」彼らが鳴らす音をそのままアルバムに封じ込めることに専念したとのこと。曲の骨格だけを持ってメンバー全員でスタジオ入りをして、そこで曲を練りながらレコーディングを行なうという手法がとられた今作は、CASTのあの瑞々しいポップ感溢れるロック・サウンドと円熟味を増した音像が絶妙なバランスで配合された、見事なロック・アルバムに仕上がっている。
2015年は彼らがデビュー・アルバム『ALL CHANGE』を発表してから20周年という記念すべき年だった。アニバーサリー・イヤーを祝うべく、彼らは絶え間ないツアーとフェスティヴァルへの出演を行ない、ここ日本にもSUMMER SONIC FESTIVAL出演のために来日、現在のCASTの魅力を日本のファンにも見せつけてくれたことは記憶に新しいだろう。
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