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故国アルゼンチンはブエノス・アイレスを離れ、83年からパリで活躍するピアニスト、ラロ・ゼネリはジャズから始まり、次第にタンゴやフォルクローレなどの自らのルーツ音楽に立ち返って行く。劇作家/演出家のアルフレード・アリアスの下で作編曲家・ピアニストとして「モルタデーラ」「アルゼンチンのファウスト」「フー・ド・フォリー」といったスペクタクルに参加。次いでフランスの抵抗歌手フランソワ・ベランジェ(1937-2003)の晩年のアルバムで作曲/プロデュースを担当した。また同じくアルゼンチン出身のパーカッション奏者ミニーノ・ガライとも長いコラボレーション関係にあり、加えて2002年からのゴタン・プロジェクトの世界ツアーにもピアニストとして同行するなど、多岐に渡り活躍する実力者である。
ラロ・ゼネリ自身のバンド「オンブー」(アルゼンチン・パンパの常緑高木の名)は1992年に結成され、斬新なタンゴ・ジャズ・アルバムとして97年ジャズ・マガジン誌とル・モンド・ド・ラ・ミュージック誌で年間ベストアルバムに選出されている。そんな彼らの最新作がこちら。現在のフォーメーションは LALO ZENNELI (piano,vo),JUANJO MOSALINI (bandneon),TOMAS GUBITSCH (electric g), CARLOS TERO BUSCHINI (b), MARTIN BRUHN(dms,p)。パリへの移住者たちだけで作る、開放的で繊細で望郷的なニュー・タンゴ・ジャズ・アルバム。完成度も極めて高い。
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LALO ZANELLI