2,305円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
NO WAVEの女王=リディア・ランチが1982年にリリースしたソロ第二弾『13.13』が嬉しい再発 !!
NO WAVEの女王として今もなお音楽シーンに君臨するリディア・ランチ。NO WAVE ― POST PUNKの名盤コンピ作品 『NO NEW YORK』 に、CONTORTIONSやDNA、MARSらと共に収録されたTEENAGE JESUS & THE JERKS (ジェイムス・チャンスやフリクションのRECKも在籍) での活動は知る人ぞ知る事実ですが、その後、彼女はソロ活動へ没頭。本作は、ジェイムス・チャンスやリジー・メルシエ・デクルーなどのリリースで有名なZE RECORDSから発表されたソロ・デビュー作品 『QUEEN OF SIAM』 (1980年) に続いて、1982年にリリースされた彼女の隠れた名盤のひとつ。
ニューヨークからカリフォルニアへ渡って作られた本作は、不穏でダークかつヒリヒリとする緊張感に包まれたスポークン・ワード・スタイルなリディアのヴォーカル、シンプルながらも粘着力のあるダビーなポスト・パンク・サウンドなど、これまでニューヨークでの前衛的な活動やサウンド志向を爆発させてきた彼女の作風とはまた違ったテイストを醸し出しており、当時の尖がった東西 (NYとLA) の空気感を同時に感じることができる逸品。といこともあり、ジャンクやグランジなどのUSオルタネイティヴ・ロックの源流として捉えることもできる、まさにもっと再評価されるべき内容なのです !
リディア以外のアーティストは、当時のLAパンク・シーンでも異才を放っていたWEIRDOSのメンバーであるCLIFF MARTINEZ (ドラム担当。キャプテン・ビーフハートや80年代中期のレッド・ホット・チリ・ペッパーズでも叩いていた) やDIX DENNEY (ギター) などが参加。エンジニアには、ニューヨークのアンダー・グラウンド名プロデューサーとして崇められているBOB BLANK (2010年に彼の編集盤 『ブランク・ジェネレーション: ブランク・テープ NYC 1971-1985』 が発売され話題に! ) を起用しており、また、プロデュースはリディア自身が行っている。ちなみに、アルバム・タイトルの 『13.13』 は、カリフォルニアで起きた連続殺人事件にちなんで付けられています。
◎ライナーノーツ:大鷹俊一
コチラで試聴できます
http://www.maquismusic.com/index.php?q=Artists/Releases/lydia-lunch/13-13
LYDIA LUNCH / リディア・ランチ