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ダニー・オキーフと言えば1972年のヒット曲「グッド・タイム・チャーリーズ・ガット・ザ・ブルース」やアトランティックの社長、故アーメット・アーティガンがプロデュースしたマッスル・ショールズ録音のデビュー・アルバム「ダニー・オキーフ」(1971年リリース、コテリオン原盤)で知られていると思う。
今回ご紹介するアルバムは2000年に米国のMIRAMARというマイナー・レーベルからリリースされた直後、同レーベルの倒産によりあまり出回ることがなく幻の1枚になったと言われているアルバムの待望の再発盤CD。
今まで容易に聞くことのできなかったことが悔やまれるほど素晴らしい内容です。2008年の新作「イン・タイム」も充実した良い内容で評価の高い作品でしたが、この新作を気に入った方ならこの「ラニン・フロム・ザ・デヴィル」はきっとそれ以上に気に入ること必至と言えるでしょう。
ダニーの友人だった故アーヴィン・G・ストロングに捧げられた作品ということで陰影に富んだ部分もありますが、聞けば聞くほど心に響くような味のある作品がぎっしりと詰まった佳作です。
1曲目のタイトル曲は友人を亡くした悲しみを乗り越えるために「走り続けるんだ!」と力強く唄うダニーの歌唱と褐色のサウンドが実に素晴らしい幕開けを演じています。
4曲目の「ピーセズ・オブ・ザ・レイン」はとても美しいきらびやかなイントロで始まり、淡い女性バック・コーラス隊を従えて唄うしっとりと説得力のあるダニーの歌唱に心を奪われてしまうハイライト的な作品です。ただただ感動!!
10曲目の「ハード・ワーク」も淡いサウンドをバックにうつろな雰囲気で唄うダニーの歌唱に惹かれます。
是非、1度チェックしてみることを強くお薦めする見逃しておくにはあまりにも惜しい隠れた名盤です。
DANNY O'KEEFE / ダニー・オキーフ