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伝統楽器と伝統的地声歌の織りなすアンサンブルの力強さを再認識させてくれる、スパニッシュ・ケルトの地ガリシアで伝統音楽を演奏する唯一のオーケストラ。
スペイン北西部、ポルトガルの上に張り出し大西洋に面した、ケルト文化の伝統を持つガリシア地方の伝統音楽を演奏する唯一のオーケストラ、ソンデセウの4枚目のアルバム。本作ではバスクのトリキティシャのマエストロ、ケパ・フンケラも参加。ソンデセウは、ガリシアのフォーク・リバイバルの重要グループ、ミジャドイロのオリジナル・メンバーでガリシアン・ハープの復刻にも寄与したロドリーゴ・ロマニが中心となって2001年に結成。ガリシア音楽を途絶えることなく後世に伝え、世界に向けて発表することを主眼に、ロマニが学長を務めるビーゴの伝統音楽学校(ESCOLA MUNINCIPAL DE MUSICA FOLK E TRADICIONAL)の講師、生徒達50名以上がメンバーとして活動している。
ロマニのアルパ(ハープ)はもちろんのこと、メンバーには同学の講師としても重要なを果たしているベログエトのアンショ・ピントス(サンフォーナ)、シャキン・シェステイラ(ガイタ)、ショセ・リス(レキント)、アルフォンソ・フランコ、ベゴーニャ・リオボー(ヴァイオリン)を始めとしたバリバリのプロのミュージシャンが各楽器の責任者として素晴らしい演奏を披露する。中世から現代まで語り継がれ歌い継がれ踊り継がれてきたガリシアの音楽文化の素晴らしさに引き込まれる。静謐な美しさを持つ調べと躍動的な祝祭の音楽が心地よく混ざり合ったサウンドは、どこまでも開放的。リーダー、ロドリーゴ・ロマニのソロ・ヒット作『ブレオガーンの竪琴』は、静のガリシアを透明感あふれる音で表した傑作だったが、このアルバムは、動のガリシアを開かれた音で表した傑作アルバムといえよう。
SONDESEU / ソンデセウ