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3rdソロ・アルバム『Morph the Cat』の発売に合わせて行われた、2006年のキャリア初のソロ・ツアーからのトロント公演を収録!
2006年に発売された3rdソロ・アルバム『Morph the Cat』の発売に合わせて行われたソロ・ツアーからのトロント公演を高音質音源で収録! 意外にもソロでのツアーはこれが初(その次は2017年)。
90年代にスティーリー・ダンでライヴを再開してからは、ツアーは頻繁に行っているものの、あくまでスティーリー・ダンのレパートリーが中心。フェイゲンのソロ・アルバムの曲をライヴで見られる機会は少なかったので、この音源は貴重だろう。スティーリー・ダンの曲も数曲演奏しているものの、多くは3枚あるフェイゲンのソロ・アルバムから選ばれ、新作からは3曲。ほか、ジャズ・トロンボーン奏者のジャック・ティーガーデンのスタンダード的名曲「Mis'ry and the Blues」やチャック・ベリーの名(迷?)曲「Viva Viva Rock 'N' Roll」をカヴァーするなど、フェイゲンの趣味的な一面も垣間見える。
バックを支えるのは、『Morph the Cat』のレコーディング・メンバーを中心に、スティーリー・ダンのツアー・メンバーを混ぜ込んだような編成。キース・カーロック(ds)やジョン・ヘリントン(g)らを中心に、ウォルター・ベッカーがいない穴をウェイン・クランツ(g)や名手フレディ・ワシントン(b)らが埋める。3月いっぱいをフェイゲンのソロ・ツアーで費やした後、7月からはこのメンバーから一部のメンバーを変えてマイケル・マクドナルドとウォルター・ベッカーを加えた編成で、スティーリー・ダンとしてのツアーに出る。この前の2年間はライヴを全くやらなかったこともあって、リハビリ的な意味合いもあったのかもしれないが、さすがのクオリティで聴かせる傑作ライヴだ。
DONALD FAGEN / ドナルド・フェイゲン
Donald Fagen
1948年に生まれ、ニュージャージーで育った。
バード・カレッジを卒業し、そこで出会ったミュージシャンのウォルター・ベッカーとともにスティーリー・ダンを結成。
文筆家としては「プレミア」「スレート」「ハーパーズ・バザー」「ジャズ・タイムズ」にも寄稿。ニューヨーク在住。