ヒッチハイキング・トゥ・ツーソン -ファーズ・スタジオ、ツーソン、アリゾナ1975

TOM WAITS トム・ウェイツ

楽器をボロンボロン鳴らしながらのポエトリー・リーディングから歌になだれ込んでいくという初期の集大成と言える名ライヴ音源

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レーベル
ヴィヴィド・サウンド
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
組数
2
規格番号
VSCD4584
通販番号
1008646901
発売日
2023年05月17日
EAN
4540399322308
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商品詳細情報

楽器をボロンボロン鳴らしながらのポエトリー・リーディングから歌になだれ込んでいくという初期のトム・ウェイツの集大成と言える名ライヴ音源

1974年と75年は、トム・ウェイツにとって最もたくさんのライヴをこなした年だ。74年によりジャジーな作風を目指してプロデューサーにボーンズ・ハウを起用し、75年の3rdアルバム『Nighthawks at the Diner(娼婦たちの晩餐)』は、LAのレコード・プラント・スタジオに観客を入れてライヴ・レコーディングされた。この時期のトムのライヴは、楽器をボロンボロン鳴らしながらのポエトリー・リーディングから歌になだれ込んでいくというスタイルで、『娼婦たちの晩餐』は新曲をそのスタイルで作品化したものだった。
アリゾナ州ツーソンのLee Furr's Studioで録音されたラジオ用のスタジオ・ライヴと思われるこの音源は、そういったこの当時のライヴをそのままパッケージしたといえるもので、1つ1つの曲が云々というよりも、全体で1つの世界観を作り出しているのが素晴らしい。ピアノの音が鳴った瞬間、その場の空気を支配して、どこかの夜の風景を言葉と音楽で再現したかのように、実にアーティスティックなムードを作り出している。1975年の3月の時点ではまだダミ声にはなっていないものの、その予兆ともいえる唸るような歌い方も随所に聴かれる。そして、この年の7月の終わりに行われた『娼婦たちの晩餐』の録音が終わると、例のダミ声で唸りまくるスタイルへと変わっていく。トム・ウェイツが伝説的な来日公演を行ったのは、初来日となった1977年と1978年の2回のみだが、来日時には既に声が変わっていたこともあって、残念ながら、日本人で初期のトムのライヴ演奏を見た人は少ないはずだ。だからこそ、こういったライヴ音源はありがたい。日本人が夢見るトムの姿がここにある。


ソングリスト

Disc 1

  • 1.Intro by Dave Gordon
  • 2.Diamonds on My Windshield
  • 3.Rosie
  • 4.New Coat of Paint
  • 5.Tom Gets Hustled at 9 Ball
  • 6.Better Off Without a Wife
  • 7.Truckdriver's Wife - Semi Suite
  • 8.Travelling Salesman - On a Foggy Night
  • 9.Formula 44 vs. Nyquil - (Looking for) The Heart of Satruday Night
  • 10.Nighthawk Postcard (From Easy Street)
  • 11.Fumblin' with the Blues

Disc 2

  • 1.Motel 6 Magic Fingers - San Diego Serenade
  • 2.Bus Culture - The Ghost of Saurday Night
  • 3.Ice Cream Man
  • 4.Drunk on the Moon
  • 5.Big Joe and Phantom 309
  • 6.Ol' 55
  • 7.Nobody
  • 8.Depot, Depot
  • 9.Please Call Me, Baby
  • 10.Commercial, Thank-You's & Outro