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C.シュターミッツ:協奏交響曲集
ポール・メイエ(クラリネット・指揮)
【ポール・メイエが指揮するカール・シュターミッツの協奏交響曲集】
18世紀ドイツ、プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールの宮廷楽団で活躍した作曲家たちによる"マンハイム楽派"。この中心人物の一人であったカール・シュターミッツ(マンハイム楽派の創始者とされるヨハンの息子)は多数の交響曲や協奏曲を残しましたが、バロックの合奏協奏曲に倣った「協奏交響曲」も40曲近く残しています。これらは少なくとも2人のソリストがオーケストラと対峙するのが特徴で、トゥッティ(総奏)とソロのセクションが並置されているものの、通常の協奏曲よりはトゥッティの部分が大きな割合を占めています。カール・シュターミッツの作品はたいてい3楽章で構成されており、ヴァイオリンとチェロが独奏を務めるものが多いのですが、中には7つの楽器をソロとしている曲もあります。これらのほとんどは1770年代にパリで書かれ、印刷されました。前2作のクラリネット協奏曲集(555053、555415)に引き続き、ポール・メイエが2019/20シーズンより首席指揮者を務めるマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団とともに他の独奏者を交え伸びやかな演奏を聴かせます。また協奏曲第9番では第2楽章のヴァイオリン・ソロ・パートを代替え可能とされているクラリネットで演奏。名技を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
カール・シュターミッツ(1745-1801):協奏交響曲集
1-3. 協奏交響曲第9番 ハ長調
4-6. 協奏交響曲第12番 変ロ長調
7-9. 協奏交響曲 ニ長調 Op. 2 No. 2
【演奏者】
ハンス=ペーター・ホフマン(ヴァイオリン)...1-9
ロベルト・コルン(ヴァイオリン)...1、3
クリストフ・エーベルル(チェロ)...4-9
ポール・メイエ(クラリネット)...2
マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団
ポール・メイエ(指揮)
録音:2021年2月18-20日
Epiphaniaskirche, Mannheim, Freudenheim(ドイツ)
総収録時間:60分
PAUL MEYER / ポール・メイエ
フランスのクラリネット奏者、指揮者