普通のSSW好きに人気なのはもちろんこの後のリリースとなる2ND "IN MY OWN TIME "でしょう。しかしことアシッドの香りを求める好事家に根強い人気を保っているのはこの1STなのです。冒頭のFred Neil曲 "LITTLE BIT OF RAIN" やTim Hardinの "HOW DID THE FEELING FEEL TO YOU" など取上げる曲をことごとく自分のものにしてしまう強力な声と歌い方。フォークというよりジャズやブルースのルーズさを感じるギター・プレイ (本作では12弦ギターを弾いてます)。2NDには無い暗さと緊張感を堪能出来る名盤。