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ピボ・マルケス : 南米ヴェネスエラが生んだパーカッション・マッドネス。ライフ・ワークであるデスカルガ・ユニットによる快音がラテン・ジャズ好事家を揺さぶる傑作。
ヴェネズエラ出身のパーカショニスト、ホエル・ビボ・マルケス。ソリストとして活躍する他、郷里のプレイヤーと共に、「デスカルガ・クリオージャ」の名でハードなサルサをプロデュースすること知られ、ラテン・ジャズ系の専門家筋でも評価の高い逸材。USやEUのラテン・ジャズ・シーンで名脇役的な働きでクレジットされることの多い、凄腕の持ち主である。
本作は、ピボのライフ・ワークでもある先述のユニット、デスカルガ・クリオージャのセカンド・リリース。ソロでは母国ヴェネズエラの伝統リズムや、キューバ、プエルト・リコ、そしてアフロ・グルーヴ的な感性を持ち合わせ、さらにジャズとクロスオーバーさせた独自のラテン・ジャズ・サウンドを創出しているが、こちらは、当地の本格デスカルガ・サウンドとしても出色の快音。
Te vengo a cantar
直に響く濃密パーカッションで押すデスカルガ&サルサ・ドゥーラは、N.Y.系にも通じるアグレッシヴさ。レイ・ペレス(#1)、ルベーン・ブラデス(#4)ほかカバー・センスのみならず、オリジナル・コンポーズのセッションも強烈。タイトル・トラック#7にのようなディープなセンスのサルサも素晴らしい。ルイジート・キンテーロ、パオリ・メヒアスといったN.Y.フィールドのパーカッショニストも参加するだけに、その質感は本物!! 全ラテン・ジャズ・ファンに捧ぐ強力盤。
PIBO MARQUEZ / ピボ・マルケス