TROGGSによるヒット"WILD THING"のみではないCHIP TAYLOR。60年代にはソングライターとしてHOLLIESの"I CAN MAKE IT"、JANISの"TRY (JUST A LITTLE BIT HARDER)"やMERRILEE RUSHほかの"ANGEL OF THE MORNING"など多くのヒットを生み、70年代に入るとシンガーとしても活動をはじめAL GORGONIとのデュオJUST USやトリオGORGONI MARTIN & TAYLORでの活躍、そして名作の誉れ高いソロ・アルバム『GASOLINE』の発表、さらにはJAMES TAYLORを最初に発掘したことでも知られ、80年代にはプロのギャンブラーへと転向し音楽活動をいったん休止するものの現在では復帰、2011年には初来日公演も成功させ、、
と、長いキャリアの中で残した名アメリカーナの数々を内容ごとに3枚のCDにコンパイル。
DISC 1「BEHIND AN IRON DOOR」にはLUCINDA WILLIAMSとのデュエットを含み、囚人、反体制派、反逆のヒーローなどが描かれた11曲。DISC 2「LOVE AND PAIN」にはより楽しく気軽でキャッチーな楽曲を収め、近年の活動を支えるギタリストJOHN PLATANIA (VAN MORRISON)とのトリオ編成も収録の8曲。DISC 3「LITTLE PRAYERS」には主にTAYLORのソロ・レコーディングとして深夜の試聴に合う11曲を収録しています。
