4,070円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
※こちらの商品は同一バーコードで各種カラー盤が存在します、中古を購入の際は特記事項をご確認ください
71年3RDがアナログ・リイシュー!
のちにソロで花開くTODD RUNDGRENがベーシストCARSON VAN OSTENとともに67年フィラデルフィアで結成、YARDBIRDSの"THE NAZZ ARE BLUE"からバンド名を拝借したご存知ブリティッシュ・インベイジョン影響下パワー・ポップ・バンドNAZZ。
TODDがバンドから去ったのちにレコード会社によってリリースされたファイナル・アルバム。そもそも話は遡り、ゴタゴタが始まったのは1STアルバム・リリース後。69年の2ND『NAZZ NAZZ』は当初のTODDの狙いでは『FUNGO BAT』というタイトルの2枚組アルバムとなる予定でした。68年11月から始まったレコーディング・セッションは69年の3月に終了したものの、TODDのワンマンぶりとバンド内の意見の違い、そしてそれによるTODDのソロ・キャリアへのシフトの為に一旦頓挫、結果としてTODDのヴォーカルを差し替えたシングル・アルバムとして世に出ることになり、やはりその直後にTODDはバンドを脱退しています。
そしてTODDは70年6月に1STソロ・アルバム『RUNT』をリリースし、シングル"WE GOTTA GET YOU A WOMAN"はチャート・ヒット。そんな中で残されたバンド側とレコード会社が『FUNGO BAT』レコーディング時の残りのセッション音源を流用してリリースしたのが本作です。とはいえ寄せ集めアルバムであるにも関わらずそこはTODD RUNDGREN。こちらでもほとんどのヴォーカルが差し替えられたものの、フォーキー・ロックな"SOME PEOPLE"、そのままTODDのソロとして通用するマジカル・ポップ"ONLY ONE WINNER"、キャッチー・ハード・ポップ"HOW CAN YOU CALL THAT BEAUTIFUL"、美メロ・バラッド"YOU ARE MY WINDOW"などなど、シンガー・ソングライターLAURA NYROに強く影響を受けた若きTODDがピアノをベースに紡ぎ上げたTODD節全開の名盤に仕上がっています。
NAZZ / ナッズ