2009年10月度スタッフ推薦盤!!
モニカドミニクの素晴らしい復刻の次に、一体どんなジャズの復刻をしてくれ るのだろうと楽しみにしておりました。そんな中ほっこりしたい季節にさしかかるタイミングで、暖かい1枚を届けてくれました。映画音楽界の巨匠がマイナーレーベルに残した74年名作ピアノトリオ作品。「WILD GIRL」「LAND SCAPE」「MOOMLESS NIGHT」の泣きのメロディー、口ずさみたくなるワルツな「WALKING IN THE SUN」「FIVE TIMES THREE」はブルーベック風、「CREAZY MEN」は少しラグタイム風、ボサタッチの「CHUVINHA」で幕を閉じる30分。1曲2、3分という短さなのですがそれぞれドラマがあり、全て聴き終えた後なんだか長編小説を読んだ後のようななんともいえない充実感が味わえます。兵庫県から世界に「知られていない良質な光輝く1枚」が放たれました！！
