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※SHM-CD
小曽根 真ニュー・トリオ始動。
ジャズの未来を担う二人の俊英を迎えて、無限に広がる空へ飛び立つ。
●1983年バークリー音楽大学を卒業と同時に世界デビューを果たした小曽根真。2023年、デビューから40周年の節目を迎え、新たなトリオ“Trinfinity (読み:トリンフィニティ)”を結成しました。
●これまで、ザ・トリオ(ジェームス・ジーナス&クラレンス・ペン)、スーパー・トリオ(クリスチャン・マクブライド&ジェフ“テイン”ワッツ)など、米国のトップ・ミュージシャンとタッグを組んできた小曽根ですが、今回メンバーとして迎えたのは、小曽根と俳優の神野三鈴が主宰する次世代を担う若手音楽家のプロジェクト「From OZONE till Dawn」に所属するベースの小川晋平とドラムのきたいくにと。
●小川ときたいとは2021年より「From OZONE till Dawn」の取り組みをはじめ、ブルーノート東京や各地ホールでの公演、そして新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会では小曽根のオリジナル作品をフル・オーケストラと共演するなど、小曽根のサイドを固めてきました。
●こうしたクリエイティヴなステージで厚い信頼を築いた新トリオは、2023年8月にニューヨークでレコーディングを敢行。アルバムは小曽根のオリジナルを中心に、小川晋平のオリジナルも2曲収録。
●「Trio」と「Infinity」を掛け合わせたバンド名の通り、瞬間瞬間のインタープレイの生み出す化学反応が無限の可能性を感じさせる、瑞々しく鮮烈なトリオ・アルバム。
●曲により、小曽根と親交の深いパキート・デリベラとダニー・マッキャスリン、そして現在バークリー音楽大学に留学中のアルト・サックスの新星・佐々木梨子、ニューヨークのジャズ・シーンで活動するパーカッション奏者の二階堂貴文が参加し、アルバムに彩を与えています。
■小曽根 真(p) 小川晋平(b) きたいくにと(ds) with パキート・デリベラ(cl) on 5 ダニー・マッキャスリン(ts) on 3, 4 佐々木梨子(as) on 3 二階堂貴文(per) on 5
録音年 2023年8月25日、26日
録音場所 ニューヨーク、Power Station at Berklee NYC (旧アバタースタジオ)
MAKOTO OZONE / 小曽根真
1983年、バークリー音楽大学を首席で卒業し、同年に米CBSとのレコード契約を結び、アルバム「OZONE」でデビュー。以後、世界的なジャズプレイヤーとの共演や自身のビッグバンド「No Name Horses」を率いたツアーで活躍。 2003年にはグラミー賞にノミネートされ、2011年から国立音楽大学で教鞭を執り、次世代のジャズ演奏家の指導にも携わる。近年はクラシックにも取り組み、世界の主要オーケストラと共演し高い評価を得る。さらに、ショパン生誕200年を記念したアルバムを制作し、ポーランド政府から称賛される。 2014年にはニューヨーク・フィルのソリストに抜擢され、以後も米国での活動を展開。 2016年にはチック・コリアとのデュオ・ツアーを成功させ、2017年には日本ツアーを開催。 2022年には「No Name Horses」のベスト盤をリリースし、全国ツアーを行う。その他、映画音楽など作曲活動も行い、幅広く活躍している。