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●薬師丸ひろ子初の映画音楽集
『Cinema Songs』は2016年に発売された薬師丸ひろ子にとって初の映画音楽集です。1981年に主演映画『セーラー服と機関銃』の主題歌で歌手デビューを飾った彼女にとって、歌手生活35周年を記念するアルバムとなります。本作は彼女が敬愛してやまない映画の主題歌や挿入歌を全12曲収録。薬師丸ひろ子の映画デビュー作となった『野性の証明』(1978年)のテーマ曲「戦士の休息」が披露されているのもファンには嬉しいところでしょう。アレンジは1曲を除き、NHK番組のテーマ曲や映画のサウンドトラック、CM音楽の分野で活躍する吉俣良が担当しています。原曲の持ち味を引き出しながらも奇を衒ったところのない編曲が貫かれ、バンド編成に加え、要所にホーンセクションやストリングスなどが施され華やかな雰囲気を醸し出します。
●既存マスターとは異なる新規マスターを採用
今回、ステレオサウンドが制作したアナログLPは『Cinema Songs』のミキシングを担当していた村瀬範恭氏の協力を得て、あえてCDとは異なるデジタルマスターを採用しているのが最大の特徴です。音の化粧を極力抑えたデジタルマスターから、日本コロムビアのカッティングエンジニア武沢茂氏がラッカー盤を刻んでいます。特別に用意されたマスターのテイストを最大限引き出すため、テスト盤の試聴の結果、LPは通常の33 1/3回転ではなく45回転仕様を採用。45回転仕様のLPは重心が低く、安定度の高い音が享受できるのが特徴です。この特別仕様のLPは音の静寂感を活かしたカッティングにより、薬師丸ひろ子の歌声と奥行きを伴なったバッキングがリスナーを穏やかに包み込んでくれることでしょう。スタンダードソングとして誰もが聴き馴染んできた名曲の数々が、新たなアレンジで蘇っているのも聴き逃せません。なお、薬師丸ひろ子のアナログLPは1989年にリリースされたアルバム『LOVER'S CONCERTO』以来、ちょうど30年ぶりの発売となります。
■カッティング エンジニア:武沢 茂(日本コロムビア株式会社)
■45回転 180g 重量盤
HIROKO YAKUSHIMARU / 薬師丸ひろ子