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■2023年6月22日に惜しまれつつこの世を去ったドイツ・フリー・ジャズ界の重鎮、ペーター・ブレッツマン(ペーター・ブロッツマン)。100作品以上ものアルバムに参加し、度々来日も果たしていました。
■「Low Life - Last Exit」と題した当盤は2つのパートに分かれ、前半の「Low Life」ではブレッツマンがラズウェルとのデュオでバス・サックスを披露。後半の「Last Exit」ではいつものテナーに持ち替え、シャーロック、ジャクソンをフィーチャーしたカルテットでの演奏。「Low Life」が1987年、「Last Exit」は1986年の録音。
※録音:1986年2月12日&1987年1月3日-6日
最初の10曲はブロッツマンとビル・ラズウェルの二人による『LOW LIFE』と題されたパート。1987年録音。LOW LIFEって邦訳すれば「低音人生」ってことなのかな?ブロッツマンはテナーではなくバスサックスを吹いています。ビル・ラズウェルがベースにディストーションやさまざまなエフェクトをかませて作った下地にブロッツマンのバスサックス(テナーよりも柔らかい感じがします)が響きます。インタープレイ云々というよりはどちらかと言えばノイズ的/アンビエント的な作品ですね。後半4曲はその二人にソニー・シャーロック、シャノン・ジャクソンを加えたカルテットによる『LAST EXIT』。1986年録音。こっちのブロッツマンはテナーで、お得意の破壊的かつ朗らかな感じでブリブリと吹き上げてくれてます。ソニー・シャーロックのノイズギターもヤバい!!『LOW LIFE』は「いいなぁ〜」って感じで『LAST EXIT』は「カッコいい!」って感じでしょうか。性格は違えどどっちも良いです。あわせて70分以上の大作です。
Peter Brötzmann(bass sax, tenor sax), Bill Laswell(electric basses, 6 string bass), Sonny Sharrock(guitar), Shannon Jackson(drums, voice)
PETER BROTZMANN / ペーター・ブロッツマン