商品詳細情報

マーク・レヴィンが1968年に自主制作盤(HOGFAT/US/HLP-1)でリリースした恐らく唯一のLPが紙ジャケット仕様でCD化。既にデジパック仕様にてCD化済みですが、美しい紙ジャケット仕様かつ英文歌詞カード付での再発CD化はうれしいものです。

プロデュースはスタジオ・セッション・ギターリストとして有名なマイク・ディージーが担当。このアルバムをリリースしたHOGFAT PRODUCTIONSはLAのハリウッドにあるサンセット・ブールバードにあったレーベルで、レコードのクレジットから想像すると動物愛護協会関連団体のようだ。

このアルバムはライ・クーダーのセッション参加作品の中でも最も入手困難なLPとしても有名な1枚で、ライは全12曲中8曲でリード・ギター、ボトルネック・ギター、マンドリンを弾いている。又、裏ジャケットには黒いサングラスをかけた若き日のライ・クーダーのモノクロ写真がプリントされているのも興味深い。

レコーディングにはマイク・ディージー、ラリー・ネクテル、ベン・べネイ、ポール・ハンフリー、ジョー・オズボーン等、豪華メンバーが参加しており、素晴らしいプレイを聞かせてくれる。

さてそのサウンドだが、マークの歌声にはけだるくのんびりした味わい深いものがあり、カレン・ダルトンの2ndアルバムが好きな方に是非お薦めしたい1枚だ。

そのダルなボーカルのバックに百戦錬磨のベテラン勢がつぼを心得た泥臭い演奏を繰り広げるのだからアーシーなサウンドが好きな方にはたまらない作品で、1度手にしたらしばらくはマイブームとなってしまうに違いない。

1.GOING TO THE COUNTRY
2.TWENTY-ONE YEARS OLDER THAN YESTERDAY
3.DR.GROSSMAN
4.PURPLE DREAMS ARE CREEPY
5.THE LOVE SONG
6.RICHARD LEE
7.MILLER'S CROSSING
8.TEXAS STYLE
9.SURE I CAN WRITE
10.BETTER DAD THAN DEAD
11.NOTHING MORE IS NOTHING LESS
12.PERIWINKLE BLUE