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NYのジャズを変えた女性がいた。
ブルーノート・レコード創立者/制作者とヴィレッジ・ヴァンガード経営者の妻を経て
運命に導かれるまま現在のヴィレッジ・ヴァンガードを運営する人生の物語。
・「BRUTUS」(2021年10月15日号 No.948)「村上春樹の私的読書案内」にて、本書の原著『Alive at the Village Vanguard』が紹介されました!
・「Mikiki」にて紹介されました!
・会報誌「BLUE NOTE CLUB」003号にて紹介されました。
・「POPEYE」6月号にて紹介されました!
・「Jazz JAPAN」6月号にて紹介されました!
・「ジャズ批評」5月号にて紹介されました!
・「YAHOOニュース」(4/13)にて紹介されました!
・「クレヨンハウス通信」の「Woman’s EYE」にて紹介されました!
・「amass」にて紹介されました!
村上春樹編訳『セロニアス・モンクのいた風景』にも第4章「セロニアス・モンク」が
「この男を録音しよう!」として翻訳・収録された話題の自伝の全訳!
ジャズライター・島田奈央子さん推薦!
表紙イラスト
ラズウェル細木
<目次>
はじめに バリー・シンガー
第一章 初恋
ジャズを聴く少女 初体験 ミスター・ブルーノート・レコード 戦争花嫁
第二章 ホット・クラブ
ユダヤの女系一族 ジャズ・ファンの集まり お伽の街ニューヨーク
第三章 ブルーノート・レコード
アルフレッド・ライオン ジャズの新しい時代 シドニーベシェ
第四章 セロニアス・モンク
モンクの初録音 モンクを売り込む
第五章 レコードを抱えた女
ブルーノートのセールス・ウーマン アルフレッドとの日々
第六章 恋と別れ
母の死と大恋愛
第七章 マックス・ゴードン
ヴィレッジ・ヴァンガード 「突然炎の如く」 ル・ディレクトワールとブルーエンジェル
第八章 素敵な生活
国連学校 ホームパーティ マックスフィールド ファイア・アイランドの夏
新しい家 ヨーロッパ旅行
第九章 やるべき仕事
平和運動の女性たち バーブラ・ストライザインド
第十章 ハノイ訪問
モスクワの祝典から北ヴェトナムへ 違法入国
第十一章 稼ぐ仕事
ポスターを売る女 グリニッジ・ヴィレッジに帰還
第十二章 伝説のジャボ・スミス
名トランペッターは生きていた ジャポと欧米をツアー
第十三章 マックス・ゴードン時代の終わり
ブルックリン美術館書籍担当者 ヴィレッジ・ヴァンガード今晩閉店
第十四章 ゴードン夫人跡を継ぐ
ヴィレッジ・ヴァンガードの出演者たち ヴィレッジ・ヴァンガード再建
第十五章 ヴィレッジ・ヴァンガードに生きる
開店準備 お客を迎える 壁画と写真 歴史ある空間 仲間たち
ミンガス・ライト モンク夫妻とパトロネス ウィントン・マルサリス
チューチョ・ヴァルデス マーシャル・ソラールと9.11
ルー・ドナルドソン 天才少女最後のステージ
第十六章 これからのヴィレッジ・ヴァンガード
ジャズを好きになるということ ありがとうマックス
訳者あとがき 行方均
ロレイン・ゴードン/バリー・シンガー著 行方均訳
ロレイン・ゴードン
1922年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
1943年、ブルーノート・レコードの創立者アルフレッド・ライオンと結婚。1947年のセロニアス・モンクのレコード・デビューに関わり、翌年ニューヨークのナイトクラブの名門ヴィレッジ・ヴァンガードに出演させるなど積極的な宣伝活動を展開する。
この時知り合ったヴァンガードのオーナー、マックス・ゴードンと40年代末再婚、1989年マックス没後はヴァンガードの運営を引き継ぎ、現在に至る。
バリー・シンガー
ニューヨーク・タイムズ紙のアート&レジャー欄や、ニューヨーカー、ニューヨーク・タイムズ・マガジン、
ニューヨーク、エスクワイア、オペラ・ニューズ他の各誌に音楽、演劇について定期的に寄稿する。ニューヨーク市の書店チャートウェル・ブックセラーズのオーナー経営者でもある。
行方均(なめかた・ひとし)
1951年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。レコード・プロデューサー。音楽評論家。
1980年代よりブルーノート(及び88年設立の日本の姉妹レーベルのサムシンエルス)を中心にジャズ・レコードを制作、監修。
訳書に『ブルーノート・オリジナル・プレッシング・ガイド』(DU BOOKS)他。監修書、編著書に油井正一著『ジャズ昭和史』(DU BOOKS)他。