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- Railway Records / JPN / CD / YTM104-5 / 1008361436 / 2021年10月06日
売切 注文不可日本フォーク界のレジェンド達が、“やぎたこ”と集った。「あの頃」じゃない「今」のフォークが、ここにある。“やぎたこ”とは、それぞれに活動を続けてきた二人のシンガー・ソングライター「やなぎ」と「辻井貴子」によるアコースティック・ユニット。2009年の結成以来一貫してアメリカン・ルーツ・ミュージックを追求し、バラッドやオールドタイムにまで源流をさかのぼる一方、現代のロックやアメリカーナにも視野を広げ、独自の音楽を生み出してきた。美しく伸びやかなハーモニーと、それを支えるギター、バンジョー、フィドル、マンドリン、アコーディオン、オートハープなどを縦横に駆使したアコースティックなサウンドは、常に“やぎたこ”流の工夫に満ちたアレンジが盛り込まれている。コロナ禍以前には年間150本余ものライヴを行いつつ、アルバム5作を発表してきた。それぞれのソロ活動では、二人ともオリジナル作品を日本語で歌う。“やぎたこ”の活動では、自身が音楽を始めたキッカケとなったアメリカン・ルーツ・ミュージックを、英語で歌う。これが「やなぎ」と「辻井貴子」の流儀だ。日本語で、言葉を丁寧に伝えるソロ活動の一方で、10代の頃に洋楽を聴き「言葉の意味は分からないけれどカッコイイ!」と感じた音の持つ力も大事にしたい。そんな思いから生まれた自然な「棲み分け」だった。 こうして活動を続けてきた“やぎたこ”が、結成10年を目前にした2018年、4作目のアルバムで初めて日本語作品を歌うことに挑戦した。アメリカンのフォーク・ソングやトラッドを自らの音楽の原点として消化し、日本語の歌を創造してきたベテラン・アーチストたちをゲストに迎えコラボレーションしたアルバム『WE SHALL OVERCOME』。参加したのは下記の通り。日本フォーク界のレジェンドとも言うべき面々が集った。Special Guests:いとうたかお 金森幸介 木崎豊 北村謙 佐藤GWAN博 シバ 豊田勇造 中川五郎 長野たかし 林亭(佐久間順平・大江田信) 古川豪 村上律 よしだよしこ(敬称略 五十音順) マイナー調の「受験生ブルース」(中川五郎)や「あかんぼ殺しのマリー・ファラーについて」(佐藤GWAN博)は今回はじめてレコーディングされた。残念ながら共演が叶わなかった岩井宏「かみしばい」、加川良「ラブ・ソング」、高田渡「くつが一足あったなら」は、彼らをリスペクトするミュージシャンと“やぎたこ”の共演によって演奏された。フォスターの曲やアメリカン・トラッドにオリジナルの日本語を乗せた作品もある。それぞれが楽器を持ち寄り、気心を通わせセッションを楽しむ、そんな録音風景が目に浮かぶ曲も多いことだろう。アルバム終盤に収録されたタイトル曲「We Shall Overcome」の大合唱は、かつてのコンサートでのシング・アウトを彷彿させるものだ。こうして作られた全27曲を収録するCDは2枚組に。そしてブックレットは44ページという大作に仕上がった。決して懐古主義ではなく、単なるオムニバスでもなく、21世紀に現役で歌い続けている「今」のアーチストによる「今」の歌たち。それを、世代を超え海を越え、現代の音楽ファンに届けたい!そんな思いが込められた作品と言っていいだろう。 かつてニッティ・グリティ・ダート・バンドが、先輩ミュージシャンたちを一堂に招いてセッションを繰り広げたというアルバム『永遠の絆(1972)』を思い起こすファンもおられるかもしれない。やなぎもまた10代の頃に出会った『永遠の絆』を永く大切に胸に抱いてきた一人だ。そんな“とある音楽少年”の胸に宿った小さな夢が、時を隔て、海を隔て、こうして豊潤でかけがえのない実りをもたらした。それを手にする共感と喜びをぜひ味わってもらいたいと願う。¥4,000 (税込)盤質:- A
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