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独自のアプローチで世界の音楽シーンをリードするアルヴァ・ノトと坂本龍一によるコラボレー ション・シリーズの第3弾となった2006 年作『Revep』が、ボーナストラッ ク3曲を追加し、待望のリマスター・リイシュー。
2006 年にリリースされた本作『Revep』は、ドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトことカー ルステン・ニコライと、日本人音楽家・坂本龍一の3枚目のコラボレーション・アルバムであり、 (ヴァイルス)シリーズの第3 弾となった作品。 この印象派のような雰囲気を持つコラボレーション・プロジェクトで、世代の異なる2 人は、新しい音楽 構造のインスピレーションの源としてエレクトロニック・ミュージックのアイデアを共有し、『Vrioon』 (2002)、『Insen』(2005)、『Revep』(2006)、『Utp_』(2008)、『Summvs』(2011)のシリーズ5 作品を通して、電子音とアコースティック・サウンドを融合させながら、表情の豊かさ、呼吸、精密な設 計を兼ね備えた瞑想的な音の世界を探求をした。(の名前はシリーズ5枚のアルバムの頭文 字から構成されている。) 『Vrioon』から始まった二人のコラボレーションは、本作では、デヴィッド・ボウイ、北野武、坂本龍一 が共演した1983 年の映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲であり、坂本の名曲「Merry Christmas Mr.Lawrence」のコラボレーション・アレンジを中心に展開される。美しいピアノの旋律と デジタルサウンドの混乱を巧みに融合させた音の世界に深く心を揺さぶられるこのアルバムは、2人のコ ラボレーションに欠かせない作品の一つと考えられている。 再発盤のボーナストラックには「City Radieuse」、「Veru 1」、「Veru 2」の3 曲が新たに収録。「City Radieuse」は、カールステン・ニコライの短編シネマエッセイ・シリーズ「future past perfect」の1つ、、 ル・コルビュジエの建築物へのオマージュ「Cité Radieuse」(2012 年) のために作曲された楽曲。
『V.I.R.U.S.』シリーズの5 枚のアルバム『Vrioon』、『Insen』、『Revep』、『Utp_』、『Summvs』は、 Calyx Mastering によるリマスタリングを施し、ボーナストラックを追加して、2022 年の秋頃までに順 次再発が予定されている。(11 月には再発盤を収納する専用のボックスケースも限定で発売される予定。)
ALVA NOTO + RYUICHI SAKAMOTO / アルヴァ・ノト+坂本龍一
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