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テクノ・シーンに君臨する孤高の表現者、ジェフ・ミルズが日本科学未来館館長・宇宙飛行士 毛利衛と生み出した異色作!
1992年に日本人として初めてスペースシャトルに搭乗した毛利衛氏とジェフ・ミルズによる対話から着想され、打ち上げ準備から地球帰還までをストーリーとして編み上げたアルバム。ディスク2にはなんと日本のアーティストによるアルバム曲リミックスを収録!全編通して「スペシャル」な作品だ。
2012年10月、「サイエンスとフィクションのつながり」をテーマに日本科学未来館でトーク・セッションを行い、今までなかった「テクノ+宇宙+未来のつながり」を考えさせるきっかけを巻き起こしたジェフ・ミルズと日本科学未来館館長・宇宙飛行士 毛利衛。この2人の歴史的遭遇を経て、未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」を取り囲む空間で流れる音楽(これまでは坂本龍一氏によるオリジナル音楽が流れていた)を新たにジェフ・ミルズが制作。これは「Inner Cosmos Soundtrack」と題され、2013 年3 月22 日より日本科学未来館で公開されることになった。
本作『ウェア・ライト・エンズ』は毛利氏が宇宙で体験した”地球がそこにある”という宇宙から見た地球観、そして氏が作成したオリジナル・ストーリーをベースにジェフ・ミルズが新たに書き下ろした楽曲を収録。DISC2には日本を代表するテクノ・アーティストのリミックス曲を収録。天空に思いを馳せるすべての人に体験、共有されるべき作品である。
JEFF MILLS / ジェフ・ミルズ
デトロイトテクノのパイオニアにして、ミニマルテクノを生み出したレジェンド。1980年代からThe WizardとしてDJをスタート。矢継ぎ早にレコードをプレイしていくスタイルは、デトロイトのキッズを夢中にさせ、後に世界的なDJとして知られていく。MAD MIKE、ROBERT HOODとのユニットUNDERGROUND RESISTANCEの初期メンバーでもある。また、クラブヒットも数多く制作し、最も有名なThe Bellsはテクノのパーティーでプレイされない夜は無いほどのアンセムとなった(累計50万枚以上のセールスを記録するなどクラブユースの12inchとしては異例の記録)。
テクノのみならず、クラシックやジャズといったジャンルでの表現やコラボレーションも行い、哲学的な思考をコンセプトとして落とし込み、文字通りの「アーティスト」として各界の芸術家との共演も積極的に行っている。