商品詳細情報
電子音と生演奏を柔らかく交差させるドリーム・ポップ/エレクトロニカ感覚でデンマークのシーンを牽引してきたオーデンセのプロデューサーMANUALことJONAS MUNK。00年代にかけてMORR MUSIC周辺やICEBREAKER INTERNATIONAL、LIMPでの活動を重ね、ULRICH SCHNAUSSやROBIN GUTHRIEらとの共演でも知られます。暖かなサウンド・デザインとギター・ワークを軸に、アンビエントからシューゲイズまでを横断してきた作家性が特徴です。
アナログ機材への回帰とともに制作された本盤は、2005年の代表作『AZURE VISTA』以降に進めてきたミニマル・アンビエント作品群を踏まえつつ、原点であるメロディアスなエレクトロニカとドリーム・ポップ/ギター・ポップ感覚を再び前面に出した一枚です。2010年に発表されたアルバムで、HOBBY INDUSTRIES期やMORR MUSIC期で培った音作りに、DARLA移籍後のアンビエント志向を重ねた到達点。ここ数年で進めてきたドキュメンタリー作品の音楽やプロデュース・ワークとも地続きの、作曲家としての成熟を刻んだ内容です。
柔らかなドラム・マシンのループと多層的なギターが溶け合う"WARM CIRCUITS"で静かに始まり、残像のようなシンセとアルペジオがじわじわと広がる"AFTERIMAGES"がメロディの輪郭を浮かび上がらせます。アナログ・シンセのシーケンスがTANGERINE DREAMやHARMONIAを思わせる"BIARRITZ"では、70年代ドイツ電子音楽の連続性と現代のエレクトロニカ感覚が自然に噛み合います。中盤の"PHAINOMENON"では、ASH RA TEMPEL譲りのコズミックなジャム感覚とDURUTTI COLUMNを想起させるギターのニュアンスが合流し、終盤にかけてクラウトロック由来の反復からドリーム・ポップの高揚へと滑り込む展開。"PULSATIONS"の歪んだシンセとギターが渦を巻くサイケデリックなクライマックス、"BLOOD SUN"や"SABISHISA"で聴ける繊細なギター・フレーズとアンビエント寄りの質感も含めて、MANUALらしい温度感がアルバム全体を貫きます。
シンセの厚みとギターのきらめきを精密に組み合わせながら、電子音楽とロック/ポップの境界を穏やかに溶かしていく一枚。夢見心地の浮遊感とミニマルな反復が同居するサウンドは、シューゲイズ/ポスト・ロック/アンビエントのリスナーまで広く届く内容になっています。
ソングリスト
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1. Warm Circuits
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2. Afterimages
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3. Biarritz
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4. Phainomenon
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5. Drowned In Light
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6. Empty Inside
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7. Pulsations
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8. Morning Glass 1982
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9. Slow
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10. Blood Sun
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11. Sabishisa
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12. Issa
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