駄目な僕の未完の大作
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- 通販番号
- 1006675795
- 発売日
- 2016年02月19日
- EAN
- 9784907583521
¥2,200
(税込)
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商品詳細情報
あの『グリンプス』をしのぐ面白さ!
幻のロック小説がついに邦訳刊!
「レコード・コレクターズ」(2016年5月号)にて、書評が掲載されました!評者は安田謙一さんです。
「POPEYE」(2016年4月号)にて紹介されました!
月刊「ミュージシャン」(2016年4月号)にて紹介されました!
BRIAN WILSON PRESENTS SMILEツアーのパンフには、SMILEにインスパイアされた文学作品が3作紹介されていた。
ルイス・シャトナーの『グリンプス』(創元SF文庫、ちくま文庫)とサルマン・ラシュディの『THE GROUND BENEATH HER FEET』、そして本書、ポール・クォリントンの『ホエール・ミュージック』だ。
主人公はデズモンド・ハウルという天才的なミュージシャン。
しかし周囲からのプレッシャーとドラッグのせいで精神に変調をきたし、今では世捨て人同然の暮らしを送りながら、未完の大作《ホエール・ミュージック》の作業を、えんえんと続けている。
そんなある日、彼の家にクレアという少女があらわれる。天真爛漫だがどこか悲しげな彼女と接していくうちに、ずっと閉ざされていたハウルの世界は次第に開けはじめ、かつての仲間たちの協力を得て、《ホエール・ミュージック》も完成に近づいてくる。ところが恩人のクレアが行方知れずになり、ついにデズモンドは勇を鼓して、外の世界に踏み出すのだった......。
いうまでもなく「デズモンド」はブライアン・ウィルソンがモデルだが、ほかにも偽ロック史のエピソードがふんだんに盛りこまれている。例えばビートルズが「エド・サリヴァン・ショウ」に出演したとき、デズモンド率いるハウル・ブラザース(ビーチ・ボーイズ)はなんとエルヴィスの家にいて、ピンボールで遊びながら横目で見ていた、とか...。また、主人公はドラッグのせいで、ついさっきのことを忘れてしまうという設定なので、一人称の文章が時間的に痙攣し、カート・ヴォネガット的な効果を上げている。「ブライアン」が女の子を捜してひさびさに外に出てからの、スラップスティック的な描写も楽しい。
著者のポール・クォリントンは、スティーヴン・リーコック賞の受賞経験があるカナダの作家兼ミュージシャン。本書は「ペントハウス」誌で「史上最高のロックンロール小説」と絶賛された。1994年にカナダで映画化もされ、高評価を得ている。
翻訳:奥田祐士(おくだ・ゆうじ)
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。
雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『レコーディング・スタジオの伝説』『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』
『バート・バカラック自伝』『スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法』などがある。
解説:竹内修(wilsonic)
装画:本秀康
デザイン:サリー久保田
幻のロック小説がついに邦訳刊!
「レコード・コレクターズ」(2016年5月号)にて、書評が掲載されました!評者は安田謙一さんです。
「POPEYE」(2016年4月号)にて紹介されました!
月刊「ミュージシャン」(2016年4月号)にて紹介されました!
BRIAN WILSON PRESENTS SMILEツアーのパンフには、SMILEにインスパイアされた文学作品が3作紹介されていた。
ルイス・シャトナーの『グリンプス』(創元SF文庫、ちくま文庫)とサルマン・ラシュディの『THE GROUND BENEATH HER FEET』、そして本書、ポール・クォリントンの『ホエール・ミュージック』だ。
主人公はデズモンド・ハウルという天才的なミュージシャン。
しかし周囲からのプレッシャーとドラッグのせいで精神に変調をきたし、今では世捨て人同然の暮らしを送りながら、未完の大作《ホエール・ミュージック》の作業を、えんえんと続けている。
そんなある日、彼の家にクレアという少女があらわれる。天真爛漫だがどこか悲しげな彼女と接していくうちに、ずっと閉ざされていたハウルの世界は次第に開けはじめ、かつての仲間たちの協力を得て、《ホエール・ミュージック》も完成に近づいてくる。ところが恩人のクレアが行方知れずになり、ついにデズモンドは勇を鼓して、外の世界に踏み出すのだった......。
いうまでもなく「デズモンド」はブライアン・ウィルソンがモデルだが、ほかにも偽ロック史のエピソードがふんだんに盛りこまれている。例えばビートルズが「エド・サリヴァン・ショウ」に出演したとき、デズモンド率いるハウル・ブラザース(ビーチ・ボーイズ)はなんとエルヴィスの家にいて、ピンボールで遊びながら横目で見ていた、とか...。また、主人公はドラッグのせいで、ついさっきのことを忘れてしまうという設定なので、一人称の文章が時間的に痙攣し、カート・ヴォネガット的な効果を上げている。「ブライアン」が女の子を捜してひさびさに外に出てからの、スラップスティック的な描写も楽しい。
著者のポール・クォリントンは、スティーヴン・リーコック賞の受賞経験があるカナダの作家兼ミュージシャン。本書は「ペントハウス」誌で「史上最高のロックンロール小説」と絶賛された。1994年にカナダで映画化もされ、高評価を得ている。
翻訳:奥田祐士(おくだ・ゆうじ)
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。
雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『レコーディング・スタジオの伝説』『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』
『バート・バカラック自伝』『スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法』などがある。
解説:竹内修(wilsonic)
装画:本秀康
デザイン:サリー久保田
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