[国内CD] 国際的評価を集めるエレクトロニック・ミュージック・アーティスト冥丁が三部作を追伸し辿り着いた最新作。
- 通販番号
- 1009193161
- 発売日
- 2026年04月17日
- EAN
- 4532813343921
商品詳細情報
国際的評価を集めるエレクトロニック・ミュージック・アーティスト冥丁が『古風』三部作を追伸し辿り着いた最新作『瑪瑙』をリリース。公演を重ねる中で深化し続けた楽曲の構造が再編され、鮮烈な哀愁をもって結実した。
2020年から2023年にかけて発表された三部作『古風』において、冥丁は“自明でありながらも幽微な存在として漂う日本”の印象を「失日本」と名付け、日本文化から失われつつある感覚や記憶を現代的な感性で再構築してきた。最新作『瑪瑙』は、『古風』を追伸し、進化させた作品である。
長い時間をかけて層を成し、圧力と沈殿を経て形成される鉱物・瑪瑙の生成過程を音楽的思考の比喩とし、粒子が積み重なり、層をなし、やがてひとつの質感となるように、冥丁は過去の作品と向き合い続けてきた。
本作には、『古風』三部作の楽曲を再構築・拡張した作品群に加え、新曲も収録されている。日本・欧州・アジアを巡るツアーで、ライブハウスや文化財、歴史的建造物など多様な空間で演奏を重ねる中で変化してきた楽曲の構造や時間感覚が再編成され、現在の冥丁の視座から再提示されている。環境によって息遣いや佇まいを変え、時間の流れとともに革新してきた音。その堆積が本作に刻まれている。
20代の頃より京都に身を置き、夜の路地や寺社仏閣、池に浮かぶ月影、暮らしの奥に潜む気配を見つめてきた冥丁にとって、日本とは単なる固定された様式ではなく、辺りを漂い続ける印象であった。そこで得た着想を「失日本」と名付け、誰もが感じる言葉にならない繊細な感覚を音として提示してきた。
『古風』三部作は、民俗、怪談、演劇、忘却された都市の記憶といった断片を素材としつつ、単なる歴史の再現ではなく、現在の視点から過去を見つめ直す試みでもあった。
『瑪瑙』では、その視線がさらに内側へ向かう。過去を参照するのではなく、過去を抱えながら今を前進する姿勢が鮮明に表れている。朽ちゆく音の層を漂う声、非伝統的に用いられる古楽器、明確な終止を持たない旋律。そこには、日本的感性を問い続けてきた冥丁の現在地が示されている。
本作のジャケット原画は、京都・西陣の唐紙工房「かみ添」による京唐紙作品を基に制作。タイトルの書は台湾人アーティストBioXieによるもの。ライナー写真は、前作『泉涌』でも撮影を手がけた岡本裕志が担当。冬の海や断崖の風景が、広島で過ごした十年間の内面的な葛藤を象徴している。
マスタリングは、FlyingLotus、Madlib、J Dillaらの作品を手がけてきたKelly Hibbertが担当。
『瑪瑙』は、「失日本」という視点を掲げ続けてきた冥丁が、さまざまな経験を重ねた先に見出す現在の姿。それは、時間の堆積の中から立ち上がる、新たな音楽の結晶である。

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2017年04月12日 / DVD / JPN
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