一人で常に闘いを挑み続ける、英国音楽シーンを代表する孤高のカリスマ、モリッシー。昨年11月にデビュー40周年を記念した一夜限りの来日公演で日本のファンを魅了した彼が1993年に発表した、”ロックの風景を一変させる”アーティストによるライヴ・アルバムであり、オリジナル発売以降一切リイシューされてこなかった名盤『BEETHOVEN WAS DEAF』が、ついに最新リマスター音源&モリッシー本人が手掛ける新たなアートワークを採用した新装盤となってここに登場する...!
◆昨年11月、デビュー40周年を記念した一夜限りのベスト・ヒット・ライヴという、まさに「奇跡の」といえる7年ぶりの来日公演を行い、彼の来日を待ちわびた多くの日本のファンを熱狂させたのも記憶に新しいところだが、彼が1993年に発表した名ライヴ・アルバム『BEETHOVEN WAS DEAF』が、最新リマスター音源&新装アートワークを採用して、現代に再び登場することとなった!
◆『BEETHOVEN WAS DEAF』は、モリッシーがソロ名義で1992年に発表したサード・アルバム『YOUNG ARSENAL』に伴うツアーの一環として、パリにあるZenithという会場で行われたライヴの模様を収録した作品だ。アルバム『YOUNG ARSENAL』からの楽曲を中心に圧巻のセットリストで集まった観客を魅了した彼のパフォーマンスを余すところなく捉えた今作は、93年のオリジナル発売以降、現在に至るまで一切再発売されてこなかったのだが、今回、アビー・ロード・スタジオでリマスター作業が行われ、ついに最新リマスター音源となって現代に蘇ることとなるのだ。CDとアナログ盤でリリースされる今回の新装版は、音源だけではなく、アートワークもモリッシー本人によってつくられた新装アートワークが採用されている。
ソングリスト
01. You're the One for Me, Fatty
02. Certain People I Know
03. The National Front Disco
04. November Spawned a Monster
05. Seasick, yet Still Docked
06. The Loop
07. Sister I'm a Poet
08. Jack the Ripper
09. Such a Little Thing Makes Such a Big Difference
10. I Know It's Gonna Happen Someday
11. We'll Let You Know
12. Suedehead
13. He Knows I'd Love to See Him
14. You're Gonna Need Someone on Your Side
15. Glamorous Glue
16. We Hate It When Our Friends Become Successful
MORRISSEY / モリッシー
スティーヴン・パトリック・モリッシー。1959年5月22日生まれ。イギリス・マンチェスター出身の歌手。1983年に「ザ・スミス」のボーカルとしてデビュー。ザ・スミスは、ポスト・パンク時代のカリスマ的存在として、イギリスのみならず世界の若者から人気を獲得した。4枚のアルバムを発表した後、1987年にザ・スミス解散。その後、ソロ活動を開始する。ソロ1作目『Viva Hate』は、全英1位を獲得した。以降、現在に至るまで37年間、精力的な音楽活動を続け、世界中に熱狂的なファンを獲得している。2020年3月には、ソロとして通算13枚目のスタジオ録音アルバム『I Am Not a Dog on a Chain』をリリース。ベジタリアン、社会問題や政治問題に対する論客としても知られる。
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