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ゲイリー・バートン系の名手が、ベルモンドを迎えて挑んだ新境地
ゲイリー・バートンに追従する最大の存在と言われているアンドレア・ダルベッコ。これまでにも数々の話題作でヨーロッパ・ジャズ・シーンに活気を与えてきた彼ですが、一部ではバートンからの影響が強すぎるのではないかと批評されてもきました。しかし彼は、この新譜で新たなアイデンティティを獲得したようです。シャルル・アズナブールの(2)(4)、ミシェル・ルグランの(5)(8)など、フランスのソングライターの曲でアルバムの殆どを構成することで、彼は新生面を開きました。そしてもうひとつ、作品に大きな魅力を加えているのがステファン・ベルモンドのプレイです。彼のフレンチ・タッチのトランペットと、アンドレアの情熱的なビブラフォンが、ここにひとつになりました。(jazzyellより)
■Andrea Dulbecco(vib,marimba), Stephane Belmondo(flh,tp), Thomas Bramerie(double b), Andre Ceccarelli(ds)■Recorded at Studio 26, Antibes, France on June 1 and 2, 2009
ANDREA DULBECCO / アンドレア・ダルベッコ