【CD入荷】<予約>世紀のエンターテイナー、ルイ・アームストロングのこれまで未発表だった生前最後の名演「Louis in London」が遂にリリース!

  • JAZZ
  • 新着ニュース

2024.07.12

  • LINE

  • メール


史上最も影響力のあるミュージシャン/世紀のエンターテイナー、ルイ・アームストロングにとって、これまで未発表だった生前最後の名演が遂にリリース。
1968年、当時全英チャートを席巻していたザ・ビートルズから「この素晴らしき世界」で1位の座を奪ったルイ・アームストロング。その数週間後の同年7月2日にそのイギリスのロンドン、BBCにてライヴ録音されたのが本作。高音質、高解像度のオーディオとビデオで収録され、初めて公の場で演奏した、W.C.ハンディ作の「オール・ミス」、チャートを席巻した「この素晴らしき世界」、そして、「マック・ザ・ナイフ」、「ハロー・ドーリー!」といった世界的にヒットした曲のクラシック・ヴァージョン等、ルイ・アームストロングの名曲の数々を披露。 


このセッションは収録から2カ月後の1968年9月22日、BBC「Show Of The Week - Louis Armstrong」で放送されたもので、残念ながらこのセッションがルイ・アームストロングにとって生前最後の名演となった。 


ルイ・アームストロングはこの録音のコピーを受け取った瞬間から、この音楽を世界中の人に聴いてもらいたいと思い、テープ・ボックスの外側に「FOR THE FANS (ファンのために)」と書いたメモを貼り付けており、このコピー・テープを友人たちに送り、来客があるたびに再生したという本人がいつかリリースしてほしいと願っていたもので彼の死から50年以上が経った今、ようやく世界中のファンへと共有されることとなる。


今作に関して、アルバムのライナーノーツを執筆した、ルイ・アームストロングの伝記作家であり、ルイ・アームストロング・ハウス博物館のリサーチ・コレクション・ディレクターであるリッキー・リカルディ氏は以下をコメント。
「彼が生きている間に、多くの友人やファンにこの音楽を聴いてもらいたいとどれほど願っていたことか。アームストロングが亡くなった時にはまだ産まれていなかったが、彼の音楽にインスパイアされた若いファンも含む、新しい世代に今作を楽しんでもらえるということは大きな誇りです。アームストロングはかつて、『自分は幸福のためにここにいる』と語っていた。あれから数十年経った今、このような素晴らしいアルバムをリリースできるということは、私たちが生きるこの世の中は、まだ素晴らしい世界であること、そして結局のところ私たちは決して一人で歩いていけないことを思い起こし、彼の人生をかけた使命を一人一人が引き継いでいると感じている」 


■Louis Armstrong, trumpet
The All Stars:  Tyree Glenn, trombone
Joe Muranyi, clarinet
Marty Napoleon, piano
Buddy Catlett, bass
Danny Barcelona, drums