私家盤として制作された高柳昌行の「正真正銘の幻盤」をCRAFTMAN RECORDSがアナログ盤復刻

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  • 2019.06.19

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    これぞ「正真正銘の幻盤」!!
    私家盤として流通さえしなかった高柳昌行の幻盤
    CRAFTMAN RECORDSクオリティにてアナログ盤復刻!





    ※LP / 完全限定プレス
    私家盤として100枚のみ制作された高柳昌行の幻盤
    CRAFTMAN RECORDSクオリティにてアナログ盤復刻!!


    <豆知識>
    オリジナル盤は販売用ではなく制作関係者配布用に作られ、当時市場に出回らなかった。100枚という極少プレス加え流通もしなかったため、中古市場にも滅多に出ない「正真正銘の幻盤」である。

    ■メンバー : 高柳昌行(g), 佐藤敏夫(g), 三戸部彰(vib), 萩原栄次郎(b), 日野元彦(ds)
    ■アナログ盤企画/監修:塙耕記
    ■オリジナル・ジャケットを忠実に再現
    ■マスター盤プレッシング
    ■2019年最新リマスタリング(マスターLPからの貴重音源を可能な限りの臨場感で表現)


    マスター盤プレッシングとは・・・
    通常はカッティングされたラッカー盤(凹)から、マスター盤(凸)→マザー盤(凹)→スタンパー盤(凸)という工程でアナログ盤をプレスしますが、「マスター盤プレッシング」ではマザー盤・スタンパー盤を製作せずに、マスター盤から直接プレスします。 2度のコピーを省くため、カッティング時に近い溝が形成され、よりダイレクトでリアルな音の再生を実現いたしました。

    「フラワー・ガール~シオン・トミタ作品集」について。

    日本を代表するジャズ・ギタリストである高柳昌行は、日本でフリー・ジャズという音楽を初めて追求したひとりであり、その活動はジャズの枠に収まらず、実験的な即興音楽の世界を切り開いたパイオニアでもある。その一方で世界中のあらゆる分野の音楽に貪欲に取り組んでもいて、そのひとつにボサノヴァがある。

    日本でボサノヴァというジャンルの音楽が一般に聴かれるようになったのは昭和30年代くらいからだが、その多くは名前だけボサノヴァと名乗っていたものだった。高柳がボサノヴァに取り組み始めたのも同時期だが、おそらく日本で初めて、本格的にボサノヴァを演奏したひとり。1967年には自身のボサノヴァ・グループを結成し、翌1968年にはTV番組『11PM』にてレギュラーバンドとして演奏を披露している。

    その模様を観て、自作曲のアルバムを作りたいと思ったのが富田敏夫。京都の老舗陶器店たち吉にコンテンポラリー食器のAdam&Eveブランドを立ち上げ、60年代終盤から70年代にかけて陶器だけにとどまらない様々なデザインプロダクトを世に送り出し、生活の中に優れたデザインを根付かせるという点では一時代を築いた人物だ。また京都北山の住宅街に会員制クラブを作り、音楽家をはじめとする様々な芸術家や文化人、あるいは財界人などの交流にも尽力した(富田は本作の制作完了後も、高柳への支援を惜しまなかったという)。
    その一方、富田はシオン・トミタの名で作曲も行なっていたが、書き溜めた自作曲の演奏を高柳に依頼し録音。モダンジャズを基調にしながらも独自の浮遊感を感じさせ、また何かの“場面”を感じさせる点でいったん映画音楽を経由したモダン・ジャズといった趣もあるその10曲を、私家盤のアルバムにまとめたのが本作『Flower Girl』である。

    わずか百枚しかプレスされず、ごく限られた人々にしか聴かれなかった幻の一枚だが、その後90年代にJINYA DISCより不完全な形でCD復刻されのち(これは当時の資料不足による)、2005年頃に初回プレスの一枚が高柳の自宅で発見され、新たに完全な形で復刻された(本音源データはその際のもの)。
    録音から半世紀経った今なお、予備知識が全くなくても楽しめる心地よいクール・ジャズ・アルバムであると同時に、一曲めを飾る『so Deep and So Blue』でボサノヴァの日本での黎明期の一端に触れることもできる。そして、高度経済成長期の真っ最中に、経済発展ばかりでなく文化をも成熟させようと奔走するひとりの篤志の存在を感じることができるのも、本作の隠れた魅力だろう/1968年録音、全曲シオン・トミタ(富田敏夫)による作曲、山屋清による編曲。演奏=高柳昌行クインテット(高柳昌行(g)、佐藤敏夫(g)、三戸部彰(vib)、萩原栄次郎(b)、日野元彦(ds))
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