演劇団体"マームとジプシー”、過去作品の映像/戯曲/対話集が発売決定!

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2024.08.23

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演劇団体"マームとジプシー”、過去作品の映像/戯曲/対話集が発売決定!


 

2022年に再再演された舞台「cocoon」の映像作品・戯曲・対談集が登場!


本作「cocoon」は演劇作家・藤田貴大が率いるマームとジプシーが沖縄戦に動員される少女達に着想を得た今日マチ子の漫画を原作に舞台化。少女たちの賑やかな日常が戦争によって否応なしに死と隣り合わせの日々へと変わっていく様子を描いた。音楽に原田郁子を迎え、初演の2013年より繰り返し上演を続けたきた。2022年の再再演では新型コロナウイルス感染拡大の影響により一部公演は中止になったものの、約3ヶ月をかけて沖縄や北海道を含む全9都市を巡演。この度、再再演の舞台をクラウドファンディグにより800名以上の賛同を得て、英語・バリアフリー日本語字幕付きで円盤化が実現、また装丁家・川名潤の手により1冊にまとめた戯曲・対談&インタビューをそれぞれ自費出版により発行。







ー2021年10月に発表した舞台「Light house」の映像作品・戯曲・対談集が登場!


本作品は演劇作家・藤田貴大が率いるマームとジプシーが2021年10月に沖縄県那覇市に開館した劇場「那覇文化芸術劇場 なはーと」のこけら落としシリーズとして、劇場との共同製作作品として発表。コロナ禍の影響で、人が一つの場所に集まることが特別になった現代において、「劇場」という場の幕開けを、暗闇に向けて光やシグナルを発し続ける「灯台=Light house」と形容することから作品の構想を始め、藤田の他に、現代美術家・小金沢健人、衣服や空間を制作する橘田優子(kitta)、フィールドレコーディングエンジニア・東岳志、写真家・岡本尚文、装丁家・川名潤など多くのクリエイターが作品の下に集まり、沖縄に流れる「今」という時間を見つめ一つの作品を創作した。この度、クラウドファンディグにより800名以上の賛同を得て、英語・バリアフリー日本語字幕付きで円盤化が実現、、また装丁家・川名潤の手により1冊にまとめた戯曲・対話をそれぞれ自費出版により発行。


■マームとジプシー

藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007 年設立。作品を象徴するシーンを幾度も繰り返す“ リフレイン”の手法で注目を集める。主宰の藤田は演劇界の芥川賞と称される「岸田國士戯曲賞」や読売演劇大賞優秀演出家賞などの賞を受賞。オリジナルの演劇作品と並行して、他ジャンルの作家との共作を発表し、演劇界のみならず、あらゆる分野の作家・観客からも高い関心が寄せられている。また、国内では教育機関や公立ホールなどと継続的に連携し、共同で市民参加型企画や子どもを対象にした公演・ワークショップなどの企画制作を行う。レパートリー作品の海外巡回やイタリアのフェスティバルとの国際共同製作作品の発表など国外での活動も多数。演劇作品以外では、藤田がエッセイや小説、共作漫画を発表する他、マームとジプシーとして美術の展覧会などにも参加。


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