[RADIOHEAD] 『THE BENDS』期1996年のオランダ公演 『LIVE AT PINKPOP 1996』 LPレコード!
ヴォーカルTHOM YORKEを中心にオックスフォードシャーで結成されたRADIOHEAD。1993年作『PABLO HONEY』での鮮烈なデビューを経て、1995年作『THE BENDS』でギター・ロックの枠組みを解体し、独自の憂いを帯びた音響空間を構築しはじめたまさにその時期。プロデューサーのNIGEL GODRICHやアートワークを手掛けるSTANLEY DONWOODとの強固な連携のもと、エレクトロニクスや現代音楽の要素を貪欲に吸収し後続のシーンに決定的な影響を与えています。
オランダのランドグラーフで開催された「PINKPOP FESTIVAL」における1996年5月27日のステージの熱量を克明に捉えた貴重な発掘音源集。雨が降りしきる中、黄色いレインコートに身を包んだTHOM YORKEが、最前列の観客を乱暴に扱うセキュリティに対して怒りを露わにしたという伝説的な一夜の記録です。次作への布石となる新曲群を交えつつ、バンドがスタジアム・クラスの圧倒的なスケール感を手に入れつつあった過渡期のヒリヒリとした緊張感を鮮烈に捉えています。
静と動のコントラストが鋭く交錯する"MY IRON LUNG"、トレモロ・ギターの残響が渦巻く"PLANET TELEX"、アコースティック・ギターの爪弾きが深い余韻を残す"HIGH AND DRY"など、バンドの肉体的なアンサンブルが極限の熱量を放つ全12曲。スタジアムの熱狂を貫くような鋭利なギター・サウンドとTHOM YORKEの切迫したヴォーカルが、当時のバンドが抱えていた焦燥感と圧倒的なポテンシャルを克明に記録しています。
90年代のUKロック・シーンにおいて彼らがどれほど異端でありながら中心的な役割を果たしていたかを証明する歴史的ドキュメント。スタジアム・バンドとしての頂点へと駆け上がる直前の最も生々しく危険な香りを放つアンサンブルがここに刻まれています。
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