[KREIDLER] KRAFTWERK直系のポスト・ロック×エレクトロニカな1996年作が30周年記念CD/LPレコードリイシュー!
ドイツはデュッセルドルフにて結成され、同地を拠点に活動を続けるポスト・ロック×エレクトロニカ・カルテット、KREIDLER。ドラムスTHOMAS KLEIN、エレクトロニクスのANDREAS REIHSE、ベースのSTEFAN SCHNEIDER、そしてDJ SPORTとしても知られるDETLEF WEINRICHの4人が集結し、1994年に活動を開始。KRAFTWERKやNEU!といった同地のクラウトロックの遺伝子を受け継ぎつつ、そこに生楽器のダイナミクスと電子音を交配させるアプローチを導入しています。1994年のカセット作品『RIVA』での実験を経て、1998年作『APPEARANCE AND THE PARK』で当時のドイツにおける実験的エレクトロニック・シーンの最前線を切り拓きました。後にTO ROCOCO ROTを結成するSTEFAN SCHNEIDERのベースラインがバンドの初期のグルーヴを決定づけています。
ライヴのサウンドチェックにおけるインプロヴィゼーションを起点とし、ベルリンのプレンツラウアー・ベルクに位置するMILCHHOFの空きスタジオにて録音された1996年作。直前のライヴ・パフォーマンスで培われたアンサンブルの熱量を逃さず、大半の楽曲が1~2テイクという驚異的なスピードでテープへと定着させられました。散発的だった彼らのアイデアが初めて一つの強靭なバンド・サウンドへと結実した歴史的転換点。長らく入手困難だった一作が、発売30周年を記念して待望の復刻を果たしました。
反復するビートがミニマルな空間を構築する"TRAFFIC WAY"、冷ややかなシンセサイザーが浮遊感を醸し出す"LA CAPITAL"、当時の音楽専門チャンネルでも頻繁にオンエアされバンドの知名度を押し上げた"REFLECTIONS"など、無機質な冷徹さと肉体的な躍動が交錯するアンサンブルが展開される全10曲。アナログ機材と生楽器が火花を散らす緊張感がアルバム全体を貫いています。
クラウトロックの反復構造を90年代のポスト・ロック的解釈で再構築し、後続のシーンに多大な影響を与えた歴史的マイルストーン。その研ぎ澄まされた音響空間は30年の時を経た現在においても全く色褪せることなく、リスナーの耳に鮮烈な衝撃を与えます。
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