2,096円(税込)
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漲るファンクネスと極上のメロウグルーヴを携えたサンプリングミュージック+スタイリッシュターンテーブリズム。
クラブや世界の舞台という「現場」で培った技術とセンスを持つDJの作り出す極上のグルーヴを体感せよ!
このアルバムはサウンドスタイルこそ様々なカラーを持ちながら、通して聴けば、ある1日の朝から夜を切り取ったような流れと雰囲気を併せ持った非常にコンセプチュアルに富んだ作品です。
冒 頭の"Morning Strings"では、ある朝をイメージし軽快なギターリフと「Good Morning」フレーズでのスクラッチで爽やかにアルバムの幕開けを告げ、続く"Hot Afro"ではエネルギッシュで文字通り、熱いファンクブレイクの踊れるターンテーブリズムを、"Tobitai Tori"では女性ヴォーカルと高揚感溢れる16ビートトラックによる美しくラグジュアリーなターンテーブズムをそれぞれ披露。そして"Fly To The Sky"では、力強いハウスビートとブレイクビーツを融合しファンキーなギター&ホーンサンプル使いで大空へ羽ばたく鳥からの視点を表現し、次 の"Chikyugi Fly"はAtius (Lion's ROCK)をゲストに迎え歌心に満ちたソウルフルなラップとMotown的な暖かみのある、これまたソウルフルなトラックとが絡み合い大空から更に地球規 模の旅をする。"Are You Wanna Kick It ?"では一転、攻撃的なロックギターとお馴染みのヒップホップフレーズで掛け合い、煽り立てながらも時折挟まれる流麗なピアノで生まれる抑揚が心地いいミ クスチャーダンスチューンで右肩上がりのテンションを演出。ここで挿入される"Gogo no Bossa"はタイトル通りボッササンプルを用い、華麗なスキャットで昼下がりのカフェでの1杯を意識した心休まるブレイク的1曲と共にアルバム中盤の幕 開けを告げる。中盤の滑り出し"Feel The Oooh"は「Oooh」という感嘆詞にスポットを当て、派手に暴れながら展開していく超アッパーなブレイクビーツで、myspace主催「ホセクエルボ CMコンテスト」にてmyspace賞も受賞した作品である。更に"Shoobop Dobop"はTAIJIの持つオールドスクール志向が色濃く反映されたディープファンク系B-Boyブレイクでこの時点でB- Boys&Girlsは発狂必至。畳み掛けるように続く"Western Soul Brother"ではクールなホーンフレーズで夕暮れを背に荒野を進むカウボーイをイメージした黄昏ソウルを聴かせ、そのまま夜へと向かうインタールード 的役割、夕暮れのビーチ…"Sunset"へと繋がっていく。後半に向けてまずは「音楽」そして「ヒップホップ」という「仕事」をテーマに向き合い、洒落 たジャズピアノループのトラック上で瘋癲からの刺客、B-BANDJがリリカルに説いていく"Think Work"から、ラスベガスでのカジノという「戦い」にテーマを置き、某映画サントラからのサンプルも見事な豪華でド派手なダンスチューン"The Fight In Vegas"へ流れていった後、「夜=宇宙」から見た「街の明かり=星」のきらめきをイメージした、DJ的視点で見ればクラブでも大活躍しそうな最高の ディスコチューン"Ginga-Kei Disco"へたどり着く。アルバムフィナーレは紅一点リエンナを迎えての"Deep Breath" 。真っ暗な深夜を深海に見立ててキュートに呼吸を求める姿をアブストラクトな表現で描き、流れるようなメロディのピアノサンプルが気持よく、彼女の持つ声 のポップさをより強くする。
まさにタイトル"Packin' Myself"通り、今のTAIJI自身を凝縮し詰め込んだ、カラフルでいて一本筋の通った他に類を見ないダンスミュージック作品である事は言わずもが な、様々なシーンにフィットする楽曲群はあなたのCDライブラリーを輝かせ、あなたのiTunesを潤わせ、ポータブルプレイヤーで持ち歩けばあなたの足 取りを軽やかにさせ、何より再生さえすればその場の空気を一変しBGM以上の役割を担ってくれるでしょう。ゲスト陣による言葉の力は勿論、各地のクラブや 世界の舞台という「現場」で培った技術とセンスを持つDJの作り出す音の力を是非体感してください。
DJ TAIJI (T-SKRABBLE DJ'S)