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■LP リリース VOL.1■
酒瓶の袋小路(通称ベッコ・ダス・ガファーハス・ガハーファス)と言われた60年代初頭のリオのナイト・クラブで、夜な夜なセッションに明け暮れていたミュージシャン達。当時ブームの真っ只中にあったボサ・ノヴァを、ジャジーに昇華させた「ボサ・ジャズ」(ジャズ・ボサ・ノヴァ、ジャズ・サンバとも言われている。)の起源は、ここに端を発すると言われている。その先陣を切って、ピアノ・トリオとコーラスでボサ・ノヴァを演じて見せた最古のグループ「タンバ・トリオ」がデビューし、ボサ・ジャズのシーンはリオ、そして60年代中期にはサンパウロにも波及。プロ/アマ含めると5,000以上のボサ・ジャズ・ユニットがひしめいていたと言われるほどの隆盛を極め、ボサ・ノヴァ・ムーヴメントの終焉まで続いたとされている。90年代以降、UKのクラブ・ジャズ・シーンで、グルーヴィ・チューンの再発見として再び脚光を浴びた当時の音源。そして、今日に至るまで、様々な角度からのリイシューも進み広く認知されることとなったのは他でもない。そして、ここに登場するSOUL JAZZ RECORDS入魂のボサ・ジャズ・コンパイルでは、収録当時、そして現代のリバイバル・シーン双方で脚光を浴びた、名曲のみをセレクトした、究極の逸品。
パイオニアとされるタンバはもちろん、ジンボ・トリオ、テノーリオ・ジュニオール、ミルトン・バナナ・トリオ、メイレリス&コパ5、サンバランソ・トリオ、ボサ・トレスのピアニストとしても知られるルイス・カルロス・ヴィーニャスといったキーパーソンの名演をはじめ、若きセルジオ・メンデスや、エウミール・デオダート、ジョアン・ドナート、ワルター・ワンダレーやアイアート、ドン・ウン・ホマォンといった後に世界的な成功を収める達人から、バランソ・トリオ、ソン・イマジナリオといったレアなグループのトラックまでを収録。
ストイックにして繊細。ハードなグルーヴとブラジルらしい柔らかなタッチで描かれたボサ・ジャズの魅力を全編で堪能。エレンコのアートワークに準えた、モノクロに赤のポイントであしらったシンプルなデザインのジャケットも踏襲し、ビギナーからマニアまで愉しめる、まさにボサ・ジャズ・セレクションの最高傑作がここに誕生。
ジャケット・アートワーク・ブックスに準えてリリースされたジャイルス・ピーターソン監修名曲オムニバス『Bossa Nova and The Rise of Brazilian Music in the 1960s』、そして名門インディペンデント・レーベル<エレンコ>からコンパイルした『BOSSA NOVA BEAT! 』に続く、UK SOUL JAZZのヴィンテージ・ボサ・ノヴァ・シリーズ第三弾は、60年代中/後期に一世を風靡ジャジー系ボサ・ノヴァにスポットを当てた渾身のセレクション・ワークとして登場!!
V.A. (BOSSA JAZZ)