◆今年8月に御年80歳を数えるこの伝説が、前作『HERE IF YOU LISTEN』から約3年振りとなる最新作『FOR FREE』を完成させた! 2016年に発表し高い評価を受けた『LIGHTHOUSE』以降、彼が経験してきた途方もない創造性の高まりを見事に表現したこの作品は、マイケル・マクドナルドやドナルド・フェイゲン、サラ・ジャロウズといった豪華なアーティスト達とのコラボレーションを含む、詩的であり、祈りにも似た、美しくもワイルドなロック・サウンドを通して、本質的な真実をあの紛れもない暖かみと深い驚きに満ちた感覚で伝える、デイヴィッド・クロスビーという稀有の才能を遺憾なく発揮したアルバムに仕上がっている。
◆また、サラ・ジャロウズがヴォーカルで参加しているアルバムのタイトル曲「For Free」は、クロスビーの長年の友人でありコラボレイターでもあったジョニ・ミッチェルの楽曲をカヴァーしたもの。ジョニが1970年に発表したアルバム『LADIES OF THE CANYON』に収録されているこの曲に関して、クロスビーはこうコメントしている。