1970年に自主制作盤LPで99枚のみプレスされた英国のバンド、コンプレックスのファースト・アルバムがアナログ・リイシュー!!

1970年から71年にかけて、ランカシャーはブラックプールの4人組COMPLEXは、メジャーレーベルとのレコーディング契約を結ぶために、セルフタイトルのデビューLPとそれに続く2NDをリリースするも、失敗に終わった悲しきプログ・サイケ・グループ。10代の頃のオルガン奏者、スティーブ・コー(後にモンスーンのトップ20ヒット"Ever So Lonely"をリリース)の曲を中心に構成されたこの2枚のアルバムは、今ではトップ・クラスのコレクターズ・アイテムとなっており、サイケ・ポップとして高く評価された本1stLP(イギリスのプログレ/サイケ・ガイド本『GALACTIC RAMBLE』のレビューでも絶賛)はなんと10,000ポンドという驚異的な価格で取引されています・・・。

1970年11月に録音されたにもかかわらず、まるでサマー・オブ・ラブをそのまま再現したかのようなサウンドが特徴。流麗でクラシカルなオルガンと英国らしい陰を持ったメロディが素晴らしい作品。ポップ・サイケ的要素を持った一枚!!1971年1月、彼らはエディンバラのクレイガル・スタジオに向かい、週末の間にLPから2曲、"Norwegian Butterfly"と"Images Blue"を再録音しており、今回そちらもボーナス収録。1970年の7インチ・アセテートからの新しいリマスターと良音別テイク、"Hush"(Joe South/Deep Purple)の素晴らしいカバー、そしてサイド4には1972年の10インチ・アセテートから2曲(8分と6分を越える長尺曲)を収録。

新規リマスター、バンド・ストーリーや貴重写真が4面ジャケット・サイズのインサート・シートで付属。