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ファット・ドッグの壮大なデビュー・シングル「King of the Slugs」がリリースされてから8ヶ月。その思いは消えることない。フロントマンであり、この狂犬軍団のリーダーでもあるジョー・ラヴは、ついに解き放たれるデビュー・アルバム『WOOF.』でもこの言葉をいの一番に叫ぶ。
彼らはここ数年で最もエキサイティングで画期的なバンドであり、ロンドンでも何年も見られなかった熱狂的でワイルドなライブ・ショーの仕掛け人たちだ。2023年のデビュー・シングル「King of the Slugs」と2024年1月にリリースされた「All the Same」のわずか2曲で早耳ファンの鼓膜と関心を刺激し、噂が噂を呼んでいた彼らが、満を持してデビュー・アルバム『WOOF.』を〈Domino〉 よりリリースする。アルバム発表と合わせて解禁された新曲「Running」は、錯乱するようなフックを多用した一癖あるトランシーな楽曲で、スティーヴン・アグニューが監督を務めたミュージックビデオは、ケン・ラッセルやイングマール・ベルイマンといった鬼才や、映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の世界観を彷彿とさせ、ファット・ドッグというカルトの起源、そしてこの新しいアンダーグラウンド・ムーヴメントのリーダーが誰なのかを明らかにするような映像となっている。
活況を呈するサウス・ロンドンでファット・ドッグが結成された時、彼らは2つのルールを決めた。自分たちのことは自分たちでやる健康的なバンドになること、そして自分たちの音楽にサックスを使わないこと。しかしこのシンプルなルールを、ブリクストンの問題児5人は破り続けている。「そう、そんなルールは窓から捨てたよ」とラヴは言う。2021年という不穏かつ制約だらけの期間に立てた計画に従い続けるには人生は短すぎる。ファット・ドッグが結成されたのは正にその時期なのだ。ジョー・ラヴはグループを結成し、ロックダウン中に正気を保つ手段として、自宅で作っていたデモを世に出すことを決意した。ラヴは、クリス・ヒューズ (key, syn)、ベン・ハリス (b)、ジョニー・ハッチソン (ds)、モーガン・ウォレス (key, sax) という、同じ志を持つ破天荒な仲間たち4人を見つけた。「最近の音楽は頭脳的すぎて、人は踊ることができない」とメンバーのヒューズは言う。「僕らの音楽は、考える音楽とは正反対なんだ」ヒューズはこのことをよく理解している。なぜなら彼は、バンドに加入する前から、サウス・ロンドンで爽快且つ奇抜なライブを繰り返し、すでに名を馳せていた彼らのファンだったからだ。あの頃のライブこそが、ファット・ドッグの基盤となっている。一緒に飲み過ぎながらその瞬間を思い切り楽しみ、一旦現実に戻って家に帰り、翌日にはまたその瞬間を楽しむ。それがファット・ドッグなのだ。
ロンドンでのファット・ドッグのライブは毎回大きくアップグレードされてきた。そんな彼らのショーに人々が押し寄せるようになるまでに、長い時間は掛からなかった。2023年10月のScala公演をソールドアウトさせ、大成功を納めた先週のElectric Brixton公演も完売。彼らのショーでは、ファンが推しのバンドを見に行くという以上の、深い何かが巻き起こる。言うなれば、そこにいる全ての人々が、ショーの一部になっているのだ。「ファット・ドッグはある種のコミュニティなんだ」とハッチンソンは言う。そして、彼らの活動範囲はロンドンだけに留まらない。SXSWで怒涛の9公演を行うなど、全米ツアーも大好評を博したばかり。今年の夏はUKとヨーロッパの大型フェスティバルへの出演も多数決定している。
「ファット・ドッグが作る音は、枕に顔を沈めて叫ぶような音楽だ」とジョー・ラヴは説明し「退屈してたから、何か馬鹿げたものを作りたかったんだ」と打ち明ける。彼らが作っているのは、エレクトロ・パンクに、ロックンロールの唸り声、テクノのサウンドスケープ、インダストリアル・ポップ、そしてレイヴの陶酔感がスリリングにブレンドされた、開放のための音楽だ。息をつく暇も与えないほど怒涛の勢いで展開していく『WOOF.』は、フロントマンのジョー・ラヴと、共にアークティック・モンキーズやデペッシュ・モード、ベス・ギボンズらを手がけるジェームス・フォードとジミー・ロバートソンによる共同プロデュース作品となっており、バイセップ (Bicep)、I.R.O.K.、カマシ・ワシントン、そしてロシアの実験的EDMグループ、リトル・ビッグ (Little Big) などから影響を受けているという。
このアルバムは、いわばジョー・ラヴの心の中へ旅する体験だ。「音楽はつまらな過ぎる」とラヴは言う。「消毒され牙を抜かれた音楽は好きじゃないんだ。このアルバムの音楽でさえ、俺の頭の中にあるアイディアと比べたら洗練されすぎてる。俺の想定では、もっとめちゃくちゃなサウンドになるはずだったんだけどな」
ファット・ドッグのデビュー・アルバム『WOOF.』は、9月6日 (金) にCD、LP、デジタル/ストリーミング配信でリリース!国内盤CDにはボーナストラック「Land Before Time」が追加収録され、解説書と歌詞対訳が封入される。LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤 (レッド・ヴァイナル)の2形態に加え、日本語帯付き仕様限定盤 (レッド・ヴァイナル)も発売される。国内盤CDと日本語帯付き仕様限定盤LPには歌詞対訳と解説書が封入される。さらに、国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPは、Tシャツ付きセットの発売も決定。
ソングリスト
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01. Vigilante
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02. Closer to God
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03. Wither
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04. Clowns
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05. King of the Slugs
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06. All the Same
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07. I am the King
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08. Running
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09. And so it Came to Pass
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10. Land Before Time *Bonus track
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FAT DOG (INDIE) / ファット・ドッグ
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- ボーナストラック収録[外装:B ]帯付/ペーパースリーヴ/インナー,国内ライナー付
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