1989年、アメリカはケンタッキー州ルイヴィルから1枚の作品が誕生しました。その名も『TWEEZ』。作ったのはスリントなるバンドに集う4人の若者。発売当初ほぼ無風な評価だった本作は、次作『SPIDERLAND』と共に90年代ポスト・ロックブームを先導する導火線になりました。そして2024年、ボブ・ウェストン (シェラック)監修リマスターを施しこの世に再び挑む!!


『TWEEZ』期はまだまだポスト・ハードコアの感触が残る剛腕ブン投げなアレンジがメイン。スティーヴ・アルビニプロデュースも相まって、いつ静と動が崩れるか分からない不気味さと緊張感、暴力性に満ちています! しかし"Ron"の歪み過ぎなギターからドッカンドッカン暴れ出す中盤に悶絶、『SPIDERLAND』の萌芽を感じさせるクリーン・トーンギター主体から徐々にアツく疾走していく”Darlene”とこの時点で、一介のポスト・ハードコアには収まらない変則性及びジタバタ景色が変化する手法は圧巻!皆さん、この圧倒的盤で涙が止まらなくなる日々にしましょう。