シカゴ録音のミニマルなアンサンブルでギターと声のニュアンスを照らし出す2025年7TH!
- 通販番号
- 1009124766
- 発売日
- 2025年12月12日
- EAN
- 0843563193761
商品詳細情報
ペンシルベニア出身でニューヨークを拠点に活動し、アメリカン・プリミティヴ以降のギター表現とシンガー・ソングライター的な叙情を横断してきたSTEVE GUNN。ソロ名義の作品群に加え、KURT VILEとの共演やTHE WAR ON DRUGS周辺との関係性など、ここ十数年のUSインディ/オルタナ・シーンにおいてギター・プレイヤーの新しい姿を体現してきた存在です。
『THE UNSEEN IN BETWEEN』などMATADORからの3作を経て到達した本作は、通算7作目のスタジオ・アルバムとしてシカゴでレコーディングされた2025年作。プロデュースとアレンジを担うのは前作に続いてJAMES ELKINGTONで、ふたりを軸にしながらNICK MACRI、HUNTER DIAMOND、BEN WHITELEY、MACIE STEWARTらシカゴ/トロント周辺のプレイヤーが要所を支える構成にシフトしています。バンド然とした厚みを押し出した近作と比べ、ここではアコースティック・ギターとヴォーカル、控えめなリズムやホーンが中心の、より削ぎ落とされた音作りが選ばれています。
柔らかいフィンガーピッキングと穏やかなビートが長い時間の流れをなぞる"NEARLY THERE"、薄く歪んだギターとドローン気味のサックスが都市の朝の空気を描く"MORNING ON K ROAD"、エレクトリックとアコースティックが絡み合いながら静かな高まりを作る"ANOTHER FADE"、低音域を重く保ちながらギター・フレーズが少しずつ上昇していく"HADRIAN'S WALL"、タイトル曲"DAYLIGHT DAYLIGHT"では穏やかなメロディとコーラスが、日常の中の光の移ろいを掬い取るように響きます。終盤の"LOON"から"A WALK"まで、リズムの揺れと残響の深さを活かした演奏で、アンサンブルの隙間に耳を傾けたくなる構成が続きます。
全体として、派手な展開や大きなクライマックスではなく、STEVE GUNN特有のギター・フレーズと低く落ち着いた声、JAMES ELKINGTONのアレンジが小さな変化を積み重ねることで、時間の感覚や視界の明暗が少しずつ変わっていくような印象を作り出しています。THOMPSON派フォークやジャズ、アメリカーナの影響を吸収しながらも、2020年代以降の実験的ロック~アンビエント・フォークの流れとも自然に共振する一枚です。
ソロ・ギター作品からバンド編成作まで幅広いディスコグラフィを持つSTEVE GUNNの中でも、とくに歌とギターのニュアンスに耳を澄ませたいリスナーに向く、2025年の静かな到達点です。
ソングリスト
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01. Nearly There
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02. Morning on K Road
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03. Another Fade
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04. Hadrian's Wall
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05. Daylight Daylight
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06. Loon
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07. A Walk
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