2,200円(税込)
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※LP
2010年2月度スタッフ推薦盤!!
1972年の作品。メンバーはフィリー・ジャズではまずはずせない面々。この顔ぶれだけでも鳥肌ものです。全体を聴いてまず気になったのは、バイアード・ランカスターのサックスではなく、ヴィブラフォンのカーン・ジャマルでもない。女性ギタリスト、モネット・サドラーのテクニカルなギタープレイだった。こんなにも心地よく、そして時には荒々しいテンションでグイグイ攻めるプレイは私にとって神がかり的であった。ファンク、ジャズ、アフロ、ロックなど様々な要素が入り乱れ、ファンキーでグルーヴィなこの作品は、未だ情報が少なく、オリジナル盤は相場云々ではなくとにかく存在自体がレアという代物らしい。LPは限定500枚と即売れ必至か!特にレア・グルーヴファンはとにかく持ってて損なし!!捨て曲なし!!無くなってからではもう遅いですよ。
(横浜関内店)
山本隆のJAZZ IN THE WORLD掲載!
これ(2/4ご紹介のヴォーカル作品を受けて)も、レアが12個はつくらしい盤の復刻だそう。当社スタッフは20万枚の在庫を誇るという倉庫(アメリカ)への買付も実施している訳だが、そんな処でも見たこともない盤。本当に存在すら知らない盤だ、これも。70年代初頭のフィラデルフィアあたりの録音らしい。なんか当時の混沌としたジャズ・ワールドがここに体現されているようで、興味深く聴ける。1曲目「HAPPY TUESDAY」は、19分を越す大曲。凄い濃い内容の曲で、65年のジョン・ハンディーの『モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル』の「SPANISH LADY」を何故か思い出していたボクだ。これはいいなぁ。ヴァイヴ、ギター、アルトが混沌と絡み合い、独自の世界を創出している。これ何かと使えますね。これ30年前に知っていたら、ジャズ喫茶では大評判な一枚だったと思う。どんどんと更なるコーフンが迫ってきて、これ堪らないですね。
(山本隆)
フィラデルフィアの伝説的ジャズ・ミュージシャンたち、すなわち、バイアード・ランカスター、カーン・ジャマル、モネット・サドラーといった面々が一堂に会した72年作品。
かれらの若き日の音楽的理想にむけて爆発するエネルギーが凄まじく、アフロ/ファンク色濃厚なグルーヴィー・ビートと、コルトレーンの意志を受け継ぐかのようなスピリチュアルなソロが全編に渡って楽しめる最高の1枚!フリー・ジャズ・マニアからレア・グルーヴ・ファンにまで大推薦!
(お茶の水ジャズ館)
CDはコチラ!
Byard Lancaster(as), Khan Jamal(vib), Monnette Sudler(g), Omar Hill(perc), Dwight James(ds), Rashid Salim(conga), Billy Mills(b)
SOUNDS OF LIBERATION