ロバート・グラスパー「Black Radio」10周年記念デラックス・エディションがLP&CDで登場!

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2022.11.18

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※2CD / 3LP

21世紀のジャズの最重要アルバム、リリース10周年記念デラックス・エディションが登場!


★10年前の2012年、ロバート・グラスパーは世界を変えた。アコースティック・トリオによるブルーノートのアルバム『Canvas』『In My Element』で、ヒップホップへの傾倒を示唆しながらジャズへの信頼を確固たるものにした後、この先見性のあるピアニストは、創造的な音楽の新しいパラダイムを提示するアルバム『Black Radio』に全力を注ぎ、固定されたジャンルの境界を越えて、現代のブラックミュージックとそれ以外のあらゆる範囲から引き出した独自のヴィジョンを作り上げた。サックス/ヴォコーダーにケイシー・ベンジャミン、ベースにデリック・ホッジ、ドラムにクリス・デイヴを迎えたグラスパー実験バンドをフィーチャーし、エリカ・バドゥ、レイラ・ハサウェイ、ビラル、レディシー、クリセット・ミシェル、ミュージック・ソウルチャイルド、ミシェル・ンデゲオチェロ、ストークリー、ヤシイン・ベイといったスペシャル・ゲスト陣が名を連ね、アルバムに華を添えた。


★Black Radioは、「前途の青写真」(ローリングストーン誌)、「ファンク、ヒップホップ、R&B、ソウル、そしてもちろんジズが印象的に渦巻く」(コンプレックス誌)、「かすかにソウルフル」(ニューヨークタイムズ紙)と、アルバムを賞賛する評論家たちから満場一致の絶賛を浴びた。ロサンゼルス・タイムズ紙は、このアルバムの「豊かな音楽的相互作用と大胆不敵で妥協のない精神」を称賛し、エクスペリメントを「キーボーディストのヒップホップ、ソウル、ロックへの興味を、音楽の境界線を気にせず暴走させるグループ」と表現している『Black Radio』は、ビルボードチャートでジャズ1位、R&B/ヒップホップ4位、トップ200で15位を獲得し、4つのチャートでデビューすることになった。2013年2月の第55回グラミー賞では、Black Radioが最優秀R&Bアルバム賞を受賞し、最高の栄誉を手にした。


★今回のデラックス・エディションは、オリジナル・アルバムにボーナス・トラック3曲を加え、さらに、クエストラブ&ザ・ルーツ、ソランジュ、フォンテ、9thWonder、ピート・ロック、ジョージア・アン・マルドロウなどが参加したリミックスEP『ブラック・レディオ・リカバード』も収録、グラスパーによる新しいライナーノーツと貴重なスタジオ写真を掲載したブックレットが付属している。


★「このアルバムの制作は、私の人生をワックスに収めたいという願望から生まれました。ブラックボックス化された音楽は、真実を語り、物語を語る。真実は破壊することができないものだ」とグラスパーはライナーノーツに書いている。「『ブラック・レディオ』がヒットしたことも、何かを物語っている。それが必要だったんだ。そして、あのレコードを作ったら、それがドーンと現れて、ひとつのものになったんだ。そして、それはまだ進化し続けている。Black Radioは基本的に私の作品の脊髄だ。私がやっていることの中心にあるものだ。私が誰であるかということだ」と付け加えている。


★24Pブックレット、ジュエルケース仕様。