Mystery Circles 商品一覧

  • KOKEI NO AWAI(CASSETTE)

    KENT WATARI

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    OPNやTim Hackerをにおわせる鬼才!実験電子音楽やアンビエントを基調に、日本の伝統音楽の要素を取り入れた作品。

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC101 / 1009070391 / 2025年07月14日

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    中村佳穂、Ichika Nito等のサポートメンバーで、ドラマー/プロデューサー・KENT WATARIの新作。OPNやTim Hackerをにおわせる鬼才!『光景のあわい』このアルバムはわたしの中で統合された光景や情景を音へと変換した作品です。実験電子音楽やアンビエントを基調に、日本の伝統音楽の要素を取り入れています。ステートメント京都にある銀閣寺庭園から見える盆地の山並みと、わたしの住む横浜のスーパーマーケットで惣菜が安売りされている様子が、ある時ひとつの情景へと統合されました。一見関係のない光景が組み合わさって新しい情景になったことが面白く、まるで自分だけの世界の見方を手に入れたかのようでした。もしかしたら、すでにつながっている光景をわたしが勝手に切り離していただけなのかもしれません。意識していないと、見えているはずの光景同士のつながりを見落としてしまいます。それ以来、ひとつひとつの光景を観察し並べ変えています。そうして統合された情景のいくつかを音にすることにしました。(Bnadcampコメントより)
    ¥2,200 (税込)
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  • SEOUL STATIC(CASSETTE)

    MOHANI

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    韓国人アンビエント作家新作、ソウルの街並みを背景に「都市の静けさ」をテーマとした作品。

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC104 / 1009070418 / 2025年07月14日

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    注目の韓国人アンビエント作家Mohani新作、ソウルの街並みをテーマにした話題作!!本作は、ソウル拠点の音楽家 Mohani(Donghoon Han)によるソロプロジェクト、記憶と場所に根ざしたアンビエント作品集。Ciat-Lonbarde、Monome Norns、OP-1 といった直感的かつ個性的な機材を駆使しながら、彼が追い求めるのは「音における儚い美しさ」の記録と再構築。本作では、とりわけ“都市の静けさ”がテーマとして横たわっている。アルバムの始まりは、2023年から2024年にかけて彼の自宅で開催された13回の小さなハウスコンサート『Bitter and Sound』。取り壊しを控えたソウル旧市街の家屋で、身近な人々と音を共有する空間から、やがて韓国のアンビエント・コミュニティの萌芽が生まれた。その実験的で親密な体験を引き継ぎながら、彼は現在、自ら共同設立したリスニングスペース〈Kunst Kabinett〉で活動を展開中。毎月、国内外のアンビエント作家を招きつつ、映画、ビジュアルアート、パフォーマンスとのコラボレーションも積極的に行なっている。『Seoul Static』は、まさにその旧宅で録音されたもので、ローファイな質感やノイズ、背景音はすべて意図的にそのまま残されている。都市に生きる中で耳をすり抜けていく微細な音、そしてフィルターを通して浮かび上がる「都市の美」。それは、単なる録音物ではなく、ソウルという都市そのものの音風景のスナップショットでもあり、音の中に都市の静けさを見出すための小さなガイドブックでもある。本作は、Mohaniが紡ぐ時間と空間の記憶の集積であり、私たちに“よりよく聴くこと”を促すささやかな呼びかけとなっている。目まぐるしい日常のなかで立ち止まり、音の余白に宿る感情をそっと受け取る──そんな体験を静かに誘う作品。
    ¥2,200 (税込)
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  • CRITICAL VIOLETS, DREAM EROSION PT. VII

    FRED THOMAS

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    00’sよりカルト的人気を誇るインディーバンド”Saturday Looks Good to me”のフロントマン、待望のソロリリース!

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC106 / 1009079516 / 2025年07月28日

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    ミシガン州の重鎮ミュージシャンで00’sよりカルト的人気を誇るインディーバンド”Saturday Looks Good to me”のフロントマン、待望のソロリリース!ミシガン州を拠点に活動するミュージシャン、フレッド・トーマス(Fred Thomas)は、自身のバンド Saturday Looks Good To Me による哀愁漂うインディーポップで知名度を誇っており、日本でも多くのファンの間で話題となり国内ショップ等でも販売が行われてきた。ミシガンのノイズ・シーンに一部影響を受けて育まれたトーマスのスタイルには、初期から実験的な要素が流れており、それらがいずれデジタルの音と融合されるのはある種必然的だったとも言える。彼が精力的に活動していたデュオ City Center はサンプラーによって加工されたループで特徴づけられ、Hydropark はまさにコズミック・ミュージックの再解釈、そして現在のインディー・スーパーグループ Winged Wheel(Matchess、Spray Paint、Sonic Youth などのメンバーと被る)では、トーマスはライブ音響を駆使し、シンセサイザーによる壊れたサイン波メロディを奏でる“バンドのブライアン・イーノ”的な役割を担っている。さらに奥深くに潜むのが、トーマスによるシンセサイザー作品の断続的なシリーズで Dream Erosionというリリース。2020年、不安を癒すためのセラピーとして始まったこのシリーズでは、彼はほぼ毎晩、静かでミニマルな電子音楽を録音した。同年には自身の名義で『Dream Erosion (Synthesizer Songs)』を密かにリリースし、2022年には続編『Those Days Are Dust, Dream Erosion Pt. II』を発表。さらに、このスタイルで制作された未発表曲が数十曲存在する中、彼は『Dream Erosion』第3~6巻をそれぞれカセットテープ限定でリリースし、いずれも発売直後に即完売となった。そして今回登場するのが『Dream Erosion Pt. VII』。本作には、トーマスによる静謐で意図的にミニマルに仕上げられた電子音楽作品が10曲収録されている。冒頭を飾るのは、駆動するシンセによる前衛的なドローン。そこからアナーバーの実験音楽的ルーツとデトロイトのポップ感覚を往来している。トーマスは、さりげないフックや予想外の転調を巧みに操り、それぞれの楽曲にちょうどよいリバーブとアルペジオのフレージングで形を与えている。ミニマリズムでありながら、決して静的ではない。煌めくベルとアナログテープの揺れで幕を閉じる本作は、私たち全員が「ほとんど覚えているけれど、決して思い出せない」ような、集団的な夢を呼び起こす。(レーベル・インフォより)
    ¥2,200 (税込)
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  • AT US(LP) / AT US(LP)

    Keigo Tatsumi / 巽啓伍

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    never young beachベーシストによるソロ初アンビエント作品がヴァイナル化、畠山地平マスタリング

    • Mystery Circles / JPN / LP(レコード) / MC090LP / 1009266958 / 2026年07月03日

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    never young beach ベーシスト・巽啓伍が、ソロ初作品としてカセットでリリースしたアンビエントアルバム"AT US”がヴァイナル化!アメリカのアンビエントレーベル 〈Mystery Circles〉 からカセットテープおよびデジタル で発表された本作は、 写真家・タケシタトモヒロが単身アメリカを横断して撮影した写真展 『Across the United States』 の場内音楽を端緒に書き下ろされたオリジナルサウンドトラック。ICレコーダーで録音されたロードトリップ中の環境音を使用しており、異国の人として旅をする人間の精神状態や思考の変化を、擬似体験できる内容となっている。今回のレコード化にあたり、マスタリング・エンジニアとして新たに世界的なアンビエント/ドローン作家でもある畠山地平 (Chihei Hatakeyama)を起用。アナログレコードならではの豊潤な奥行きと立体感が引き出され、肉体的な楽器の音と分離する環境音の混ざり方は、ロードトリップの景色を更に深い解像度で響かせる仕上がりとなった。なお、本作にはライナーノーツが封入されており、執筆は昨年『アンビエント/ジャズ――マイルス・デイヴィスとブライアン・イーノから始まる音の系譜』(P-VINE)を上梓したライターの原雅明が担当している。(レーベルインフォメーション)
    ¥4,400 (税込)
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  • MUSIC FOR BABIES

    GUEST BARTENDER DEBORAH TOYOTA

    ロック・ポップス・インディーロック

    CHASTITY BELTのJULIA SHAPIRO新プロジェクト! 優しくも実験的なアンビエント・サウンド2026年作!

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC118LP / 1008989855 / 2026年07月21日

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    ワシントン州ワラワラで結成されたインディ・ロック・バンドCHASTITY BELTのフロントウーマンとして活躍するJULIA SHAPIRO。そして、ロサンゼルスを拠点にCATE LE BONの傑作群を手掛け、CONSCIOUS SUMMARY名義でも活動するプロデューサーにしてエンジニアのSAMUR KHOUJA。異なるフィールドで確固たるキャリアを築いてきた両者が結集したコラボレーション・プロジェクトがGUEST BARTENDER DEBORAH TOYOTAです。ギリシャのイドラ島で見かけたポスター"GUEST BARTENDER MARIA NISSAN."から着想を得たというユーモラスな名義のもと、遊び心があり、かつ深刻ぶらない2人をそのまま反映した音像を構築。互いの音楽的DNAを静かに交差させています。「聴くことの原点において、真に新しいものを生み出したらどんな響きになるだろうか?」という好奇心を発展させ、「赤ちゃんが初めて音に出会うための音楽」というコンセプトのもと、純粋な実験的興味と優しさから生まれた2026年作。CHASTITY BELTでのJULIA SHAPIROのメロディックな感性と、CATE LE BON作品等で培われたSAMUR KHOUJAの緻密な音響構築が、アンビエントという制約の中で見事な化学反応を起こしています。単なる子守唄の枠を超え、聴く者の記憶の奥底に寄り添うような親密で実験的な音響空間が現出しています。穏やかなシンセサイザーがたゆたう中に少しの緊張感を湛える"FIRST STEPS"、ミニマルかつポップな構成の中で柔らかな電子音が明滅する"NAPTIME"など、遊び心に溢れたテクスチャーの中に無垢で柔らかな音世界が静かに広がる全11曲。言葉や記憶が形成される前の空間を音で描き出したような静謐で温かなサウンドが息づいています。二人の才能が新たなベクトルで結実した一作。日常の背景に溶け込みながらも音の細部に宿る確かな美学が聴く者を優しく包み込みます。ミックスとマスタリングはSAMUR KHOUJAが担当し、アートワークはJULIA SHAPIRO自身が手掛けています。
    ¥4,950 (税込)
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    • B+
  • WATTZOTICA

    GALECSTASY & MIKE WATT TRIO

    ロック・ポップス・インディーロック

    ミニットメンの象徴がトータス、ピノ・パラディーノ系譜に大接近! マイク・ワットの新プロジェクト始動!

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC110 / 1009170524 / 2026年02月13日

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    1980年代をミニットメンとして活動し後のオルタナティヴ・ロックブーム基盤を作り上げ、解散後は様々な名義でシーンを盛り上げるインディ・ロックの番長マイク・ワット。今度はGALECSTASY & MIKE WATT TRIO名義で録音した『WATTZOTICA』を持って、シカゴ音響派やモダン・ジャズに大接近!2018年に運命の出会いを果たしたこのトリオ。マイク・ワットの自宅に集まったラケル・ベル、ジャレッド・マーシャルがレコードやお宝品に囲まれながらセッションを開始。手ごたえを感じて2019年からライヴ活動を始め、パンデミックを挟みながら2022年遂に本作のレコーディングを開始。実験的な要素とトリオが伸び伸びと演奏した結果、まさかのトータスやピノ・パラディーノ作品に通ずる濃くグッとくる音に。レジェンドながらまだまだ己のスタイルを固定せず、無軌道でジワジワと染みるポップさを纏ったマイクの手腕にアッパレ!
    ¥4,290 (税込)
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    盤質:
    • A
    • B
  • WE COLLIDE, WE SHATTER, WE GROW (BLACK VINYL)

    HAINBACH & SIMON SPIESS

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    ドイツ実験音楽家とスイスサックス奏者が、コロラド州にある巨大な廃墟貯水タンクで録音したドローン・アンビエント。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC099 / 1009098554 / 2025年09月02日

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    ドイツ・ベルリンを拠点にSNS、YOUTUBEでも精力的に活動している実験音楽家 Hainbach と、スイスのサックス奏者 Simon Spiess が共作したアルバム。制作の舞台は“空間”そのもの――コロラド州にある巨大な放棄貯水タンク「The TANK」。リミテッド250Hainbachはスタジオから送った音をタンク内部に響かせ、その残響やフィードバックを録音。その“偶然の音響”を手がかりに楽曲を組み立てる過程で、本作が生まれる。さらに、近所の公園での出会いをきっかけに加わったSpiessのサックス演奏が、その音の迷宮に有機的な声を与えている。抽象的な電子音、ドローン、残響音が渦を巻き、そこへ柔らかくも鋭いサックスのフレーズが絡むことで、音は宇宙的な広がりと同時に人間的な温度を帯びる。無重力のようなサウンドスケープでありながら、感情の重力にしっかり引き寄せられる ― 偶発性と必然性、電子と呼吸が交錯する1枚。アンビエント、実験音楽、即興ジャズを横断する本作は、「音と出会いが持つ偶然の力」を鮮やかに体感させてくれる。
    ¥4,400 (税込)
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  • IT'S ALWAYS AUTUMN TO SAY GOODBY (LP CLEAR)

    HIROSHI EBINA

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    3作目のソロアルバム。相次いで他界した祖父母への深い想いを音に刻んだ追悼作品。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC097 / 1009070386 / 2025年07月14日

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    ヒロシ・エビナがラスベガスのMystery Circlesよりリリースする、心に沁みる3作目のソロアルバム。静かに流れる音の中に、大切な人との記憶がそっと息づく——。本作は、2021年と2023年の秋に相次いで他界した祖父母への深い想いを音に刻んだ追悼作品。幼い頃から同じ屋根の下で過ごした祖父母は、何気ない日常の中で、エビナの心と感性に大きな影響を与えてきた。ジャケットには、彼自身がヴィンテージのContaxフィルムカメラで撮影した一枚を使用。遠くにかすむ2つの建物が、彼の心に生き続ける祖父母の面影を映し出している。温かくも切ないアンビエントサウンドに包まれながら、あなた自身の大切な記憶にそっと触れてみてください。
    ¥3,960 (税込)
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  • SPLASH AROUND 2

    PRIMARY MYSTICAL EXPERIENCE

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    ラスベガス注目レーベルより、ファンク、ヒップホップ、ジャズを取り込むサマーアルバム!!

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC108 / 1009098518 / 2025年09月02日

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    LAの鬼才ドラマーによるプロジェクト。ファンク、ヒップホップ、ジャズも行き来する華麗なるサマーアルバム。リミテッド100!本作はリサイクル・ビニールを再利用した“ECO VINYL”仕様。1枚ごとに異なる色合いが出るユニークな仕様で、通常のカラーヴァイナルと同等の高品質でありながら環境にも配慮した商品。色はお選びいただけません。ジャジーなサウンドを軸に、フューチャーウェイヴ、サウンドコラージュ、ヒップホップ感覚のビートが溶け合う、ジャンル越境型作品。サンセットのきらめきから始まり、夢幻的なラグーンへと潜り込むように展開していきます。オーガニックなドラム、艶やかなシンセ、繊細なサックス、そして夢の中で響くようなベースラインが絡み合い、まるで「音のプール」で遊ぶかのような没入感。チルアウトからビート・ミュージック、ニュー・ジャズのリスナーまで幅広くアピールする傑作。
    ¥4,400 (税込)
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  • NEW MOON (LP)

    ARC RAE

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    人生の移ろいや感情の周期をテーマに、arc raeが緻密に編み上げたコンセプチュアル・ダウンテンポ/アンビエント・アルバム。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC096 / 1009070394 / 2025年07月14日

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    変化と安らぎ、そのはざまで。ベルリン在住作家arc raeが描く静かな再生の音風景。心の中の波紋に耳を澄ませるような、穏やかで美しいダウンテンポ/アンビエント。Taylor Deupreeマスタリング。『New Moon』は、人生の移ろいや感情の周期をテーマに、arc raeが緻密に編み上げたコンセプチュアル・アルバム。電子音とアコースティックの音色が溶け合い、ミニマルなループが優しく広がっていく構成。意図的に残された音の“にじみ”や“ゆらぎ”が、人の感情にそっと触れてくるような作品です。ジャズの要素が加わることで、音に深みと温もりが生まれ、聴くたびに新しい景色が浮かび上がります。ラスベガス拠点のアンビエントレーベル・Mystery Circlesとの3作目となる今作では、過去作よりも少し光が差し込むようなトーンが感じられます。内省的でありながらも、そこには確かな希望と再生のエネルギーが宿っています。自然や未知のモチーフが散りばめられたアートワーク(Luke Drozd)も秀逸。音と視覚のコラボレーションで、聴き手の想像力を優しく刺激します。
    ¥3,960 (税込)
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  • MUSIC FOR MY FRIEND'S FLOWER SHOP(CASSETTE)

    LULLATONE

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    名古屋の花屋へのオマージュとして制作された、静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC102CS / 1009070369 / 2025年07月14日

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    名古屋在住のアーティストSHAWN JAMES SEYMOURとYOSHIMI SEYMOURの2人組ユニット・Lullatoneの新作は、名古屋の花屋・Tumbleweedのイベント「Flower Listening」へのオマージュとして生まれた1枚。ラスベガス拠点のアンビエントレーベルで、多くの日本人も参加する注目のMystery Circlesより。本作は静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。種から芽、そして花へと成長していく植物のように、楽曲も儚く可憐なサイクルで展開。日本に暮らす中で自然と体得した“桜の美しさはその散り際にある”という美意識が、アルバム全体に滲み出ています。電子音楽家と観葉植物の不思議な親和性への問いかけから始まり、シンセのケーブルと蔓から感じるの共鳴、あるいはエリック・サティが提唱した“家具の音楽”以来の、身の回りの存在を音に変換したいという衝動まで──LullatoneことSHAWN SEYMOURの作家性は、そんな日常の些細な観察から芽吹いている。小さな環境音のコラージュから、柔らかなメロディ、短詩的な構造まで、まるで一編の俳句のように繊細な感情がそっと息づく一枚。J-ambientやkanky? ongaku、floraltronica、あるいは“ambient for angiosperms(被子植物のためのアンビエント)”とでも呼びたくなるような、愛らしくも奥深い音楽世界。空間にそっと寄り添う音、育てるように聴く音。あなたの隣にある花や観葉植物が、もしかしたらいちばんよく聴いているのかもしれません。
    ¥2,200 (税込)
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  • IN PART (LP)

    BLANKFOR. MS

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    Tyler Gilmoreのソロプロジェクトが、ラスベガス拠点のアンビエント・レーベルから。揺らぎとノイズ、淡い旋律が共鳴する独自の音世界。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC064 / 1009070405 / 2025年07月28日

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    深い余韻と温かなざらつき——音が語り、記憶を揺さぶる。ブルックリンを拠点に活動するTyler GilmoreのソロプロジェクトBlankFor.msが、新作『In Part』をラスベガス拠点のアンビエント・レーベル・Mystery Circlesからリリース。アナログテープ、モジュラーシンセ、そしてデジタル処理が溶け合い、揺らぎとノイズ、淡い旋律が共鳴する独自の音世界を構築。本作のテーマは“ペアリング”。それぞれの楽曲は2曲ずつペアになっており、音の質感やモチーフを共有しながら進行していきます。リスナーとの「信頼関係」を大切にするというGilmoreの言葉どおり、音そのものがそっと語りかけてくるような作品です。ピアノの即興から生まれた「Ardor」、未来的なテクスチャとリズムが交差する「Roam」など、全6曲ながら、深く長い余韻を残す内容。レコードジャケットの静謐な佇まいと相まって、時間を忘れて聴き入りたくなる一枚。
    ¥3,960 (税込)
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  • PASADENA GARDEN(CASSETTE)

    KENNY UEDA

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    横浜在住アーティストのバレアリック・アンビエント名作がリプレス!

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC087 / 1009070414 / 2025年07月14日

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    横浜在住のフィルム・コンポーザー/アーティスト・Kenny Uedaが2024年に50本限定でリリースしていたアルバム『PASADENA GARDEN』が早くもリプレス!!本作は2020年から2023年の間に制作された楽曲集で、Roland Juno6, Casio Sk1,Yamaha VSS-30, Yamaha SY35, Electric Guitar, Electric Bassといった機材を用いて制作された。ラスベガスを拠点とするアンビエント・レーベルで、日本人多くカタログに名を連ねているMystery Circlesからリリースされたが、インディーなLo-fiサウンドがアメリカで話題となり早くもリプレスされている。常夏を想起するようなバレアリックテイストな音選びで、真夏のまどろみにぴったりな作品。
    • 試聴可能
    ¥2,200 (税込)
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  • AT US(CASSETTE)

    Keigo Tatsumi / 巽啓伍

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    リストック!! never young beach ベーシストによるソロ初アンビエント作品!

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC090 / 1008915890 / 2025年07月14日

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    never young beach ベーシスト・巽啓伍が、ソロ初となるアンビエント作品"AT US”をリリース!アメリカ・ラスベガス拠点のアンビエントレーベル〈Mystery Circles〉からリリースされる本作は、写真家・タケシタトモヒロが単身アメリカを横断し、撮影された作品を集めた写真展『Across the United States』の場内音楽を巽が担当することを端緒に書き下ろしされたオリジナルサウンドトラック。ICレコーダーで録音されたロードトリップ中の環境音を使用しており、異国の人として旅をする人間の精神状態や思考の変化を、擬似体験できるような作品だという。パーカッションにはハウス/テクノアーティスト・GONNOとのユニット・GONNO × MASUMURAでも活動し、初のソロ作品『Candombou』を昨年リリースしたドラマー/パーカッショニストの増村和彦が参加しているほか、ミックス/マスタリングは岡田拓郎が担当。(プレス・リリースより)
    ¥2,200 (税込)
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  • MUSIC FOR MY FRIEND'S FLOWER SHOP (CD)

    LULLATONE

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    名古屋の花屋へのオマージュとして制作された、静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。

    CD CD

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    名古屋在住のアーティストSHAWN JAMES SEYMOURとYOSHIMI SEYMOURの2人組ユニット・Lullatoneの新作は、名古屋の花屋・Tumbleweedのイベント「Flower Listening」へのオマージュとして生まれた1枚。ラスベガス拠点のアンビエントレーベルで、多くの日本人も参加する注目のMystery Circlesより。本作は静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。種から芽、そして花へと成長していく植物のように、楽曲も儚く可憐なサイクルで展開。日本に暮らす中で自然と体得した“桜の美しさはその散り際にある”という美意識が、アルバム全体に滲み出ています。電子音楽家と観葉植物の不思議な親和性への問いかけから始まり、シンセのケーブルと蔓から感じるの共鳴、あるいはエリック・サティが提唱した“家具の音楽”以来の、身の回りの存在を音に変換したいという衝動まで──LullatoneことSHAWN SEYMOURの作家性は、そんな日常の些細な観察から芽吹いている。小さな環境音のコラージュから、柔らかなメロディ、短詩的な構造まで、まるで一編の俳句のように繊細な感情がそっと息づく一枚。J-ambientやkanky? ongaku、floraltronica、あるいは“ambient for angiosperms(被子植物のためのアンビエント)”とでも呼びたくなるような、愛らしくも奥深い音楽世界。空間にそっと寄り添う音、育てるように聴く音。あなたの隣にある花や観葉植物が、もしかしたらいちばんよく聴いているのかもしれません。
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  • 早くもリプレス!ついにLP化。名古屋の花屋へのオマージュとして制作された、静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC102 / 1009098590 / 2025年09月02日

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    ついにLP化!名古屋在住のアーティストSHAWN JAMES SEYMOURとYOSHIMI SEYMOURの2人組ユニット・Lullatoneの新作は、名古屋の花屋・Tumbleweedのイベント「Flower Listening」へのオマージュとして生まれた1枚。ラスベガス拠点のアンビエントレーベルで、多くの日本人も参加する注目のMystery Circlesより。リミテッド100本作は静かでやさしい音のブーケ──ボタニカルな環境音楽の小品集。種から芽、そして花へと成長していく植物のように、楽曲も儚く可憐なサイクルで展開。日本に暮らす中で自然と体得した“桜の美しさはその散り際にある”という美意識が、アルバム全体に滲み出ています。電子音楽家と観葉植物の不思議な親和性への問いかけから始まり、シンセのケーブルと蔓から感じるの共鳴、あるいはエリック・サティが提唱した“家具の音楽”以来の、身の回りの存在を音に変換したいという衝動まで──LullatoneことSHAWN SEYMOURの作家性は、そんな日常の些細な観察から芽吹いている。小さな環境音のコラージュから、柔らかなメロディ、短詩的な構造まで、まるで一編の俳句のように繊細な感情がそっと息づく一枚。J-ambientやkanky? ongaku、floraltronica、あるいは“ambient for angiosperms(被子植物のためのアンビエント)”とでも呼びたくなるような、愛らしくも奥深い音楽世界。空間にそっと寄り添う音、育てるように聴く音。あなたの隣にある花や観葉植物が、もしかしたらいちばんよく聴いているのかもしれません。
    ¥4,400 (税込)
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  • 三田小山町 (LP) / MITA KOYAMA-CHO

    TATSURO MURAKAMI / 村上達郎

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    「タージマハル旅行団(現Stone Music)」のメインギタリスト最新作。再開発により失われた港区三田地区へのオマージュ。

    • Mystery Circles / IMPORT / LP(レコード) / MC100LP / 1009052446 / 2025年05月30日

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    ブラジルの音大卒という異色の経歴を持つギタリストで、現在は日本が60年代より誇る実験音楽のパイオニアグループ「タージマハル旅行団(現Stone Music)」のメインギタリストを務めるTatsuro Murakamiによる新作レコード。ブラジルの音楽院にてショーロギターやジャズ・ポピュラー理論を専門に勉強した彼は「理論や技術に囚われない音楽的反抗」として、2018年頃よりアンビエント・ドローン作品を制作開始し、今までに4枚目のソロアルバムをUKのWhitelabrecsやItalyのLontanoSeries等のアンビエント名門レーベルからリリースしてきた。本作はそんな彼が原点に戻るという意味で、よりアコースティックなサウンドを取り入れ、かつアンビエント音楽から培った実験的なサウンドプロセスを基調としながら、ブラジル音楽やジャズで見られる複雑なコード進行や変拍子、サックスや70sプログレッシヴロックで使用されたメロトロンを駆使し、自身の音楽的なルーツをまとめて一つの作品へ昇華させたコンセプトアルバム。Yamaha DX7とフレットレスベース、また岡田拓郎の新譜にも参加したサックスプレイヤーのHikaru Yamada氏を迎えた1は、ジャズの要素とAmbeint&New Ageが見事にミックスしたシングル曲。ブラジル音楽やショーロで使われる特徴的なコード進行と7/4の変拍子、そして初期キングクリムゾンのアコースティック曲を連想させる壮大なメロトロンが印象的な3や5、ジャズギターと複雑なシンセサイザーが絡み合う8や9など、バリエーションに富んだ音作りで聴く者を飽きさせない。再開発により失われた港区三田地区へのオマージュとして制作されており、戦前は貧しい地域として知られていた一帯で、自身の祖父母と母の育ったその地への想いを記録する意味で制作されたコンセプトアルバム。失われつつある東京の景色を音とヴィジュアルアートの形で記録した2025年アンビエント注目作。帯・カラーインサート付き、ホワイトLP、200部限定プレス帯コメント: 原雅明 (dublab)マスタリング:Chihei Hatakeyamaデザイン:Yudai Osawa(アーティストプ・ロフィール)95年、東京生まれ。高校卒業後にブラジルへ留学し、サンパウロ州立タトゥイ音楽院ショーロ科をクラシックギター専攻で卒業。在学中に映画音楽作家Gui Amabisの元でサウンドトラック制作を学び、帰国後は都内の音楽制作会社にて広告やTVCM等の制作に携わる。現在までにMystery Circles(米)、Whitelabrecs(UK)等の海外レーベルより5枚のフルアルバ ムをリリースし、アンビエント、ブラジル音楽、70sプログレッシヴロック、ジャズ等をクロスオーバーした作風と、確かなギター技術と表現力が注目されている。また、日本のパイオニア的実験音楽グループ「タージ・マハル旅行団」の後継バンド「Stone Music」ではメインギタリストを務め、Super Dommuneや海外公演等に参加。通算8年のブラジル滞在経験を活かし、国内主要メディアやDiskunion等での日葡語の同時通訳や翻訳家として、またブラジル大使館やアーツカウンシル東京等の芸術財団と連携した興行企画等も行うプロデューサーとしての一面も持つ。(レーベル・インフォより)(音楽家・TOMCによるアルバムレビュー)望郷と無常のインナーシティ・アンビエント──Tatsuro Murakami『Mita Koyama-cho』グーグルで港区・三田小山町の名を検索すると、かつては長屋が立ち並ぶ貧しいエリアだった──といった記述にいくつも行き当たる。令和以降も、麻布十番・東京タワー・白金高輪に囲まれた超・一等地でありながら古い木造家屋が並び、不思議な静けさも相まって時が数十年止まったままのような “都心のエアポケット” 的存在、三田小山町。現在は大規模な再開発が進行し、戦前より村上の先祖が住み続けた築80年超の家も取り壊しが決まった。当時居住していた彼は都外へと転居し、遠く離れた地で本作のリリースを迎えている。本作は、この数奇な町 (都心部だが、あえて街でなく町と表記する) と、10代から世界を旅し、ブラジル・サンパウロの名門音大で学んだのち帰国した、村上の人生にまつわるコンセプトアルバムである。各収録曲は、国内外での鍛錬・蓄積に裏打ちされた緻密で複雑なコード進行を持ちながらも、引き算の末に選び抜かれた無駄のない音が並び、難解さは一切感じさせない。古典的な構築美と “ジャパニーズ・アンビエント” 的なミニマルなフォルム、現代アンビエント界で求められる質感・テクスチャーの美学がごく自然に同居するさまは、世界的にも先端をゆくものだろう。加えて、自身の育った町にまつわるパーソナルな記憶を失われゆく大都市の歴史に接続し、戦前・戦後から現代までを一本で繋ぐコンセプトの完成度も驚異的なものがある。アートワークのレトロで日本的な風景から想起される印象とは異なり、本作で描かれているのはノスタルジーもオリエンタリズムも超えた先にある、現代の都市風景である。この点は偶然にも、本邦ロック史の始祖のひとつ、はっぴいえんどが変わりゆく東京へのノスタルジーを表したコンセプト “風街” にも通ずるものがある。また、マーヴィン・ゲイがデトロイト都市部の貧困区画から着想を得て制作した「インナーシティ・ブルース」とも不思議なシンクロを感じずにはいられない。ある意味、マーヴィン・ゲイ的なインナーシティへの眼差しをもって、彼は令和の “風街” を活写したとも言えよう。そして本作には、町の消失に直面した村上の感情が痛いほど鮮やかに描かれている。超・個人的であり超・社会的、そして時を超える音楽がここにはある。コンセプト設計・作曲・演奏・編集・エンジニアリングの全方位に秀でた村上の才能は、この作品を通じて多くの人に知られていくはずだ。本作の制作にあたり、村上が影響を受けたという音楽は非常に多岐に渡る。ジョー・ミークやレイモンド・スコットといった音楽エンジニアリング黎明期の作家たちに始まり、グラント・グリーンなどのジャズ、キング・クリムゾンやケストレルをはじめとするプログレッシブ・ロック、ハロルド・バッドやブライアン・イーノのようなアンビエントのオリジネーター世代、さらにはジョセフ・シャバソンやマーク・バロットら近年の音楽家まで──それでいて、最終的な録音物は極めてオリジナリティが強く、根底で日本的な情緒も息づいているのが実に面白い。これは、彼が10代から世界を旅したことで、自身のルーツをごく早い段階から客観的に、適切な距離感を保って見つめてきたことも大きいのだろう。個人 / 社会の垣根を越えて普遍的な空気を宿した本作は、2020年代の日本アンビエント史に残るものであり、さらには “日本の名盤” という括りでも語り継がれるべきだろう。気高く自由な彼の人生は『Mita Koyama-cho』以前と以後に画された。これからの村上の人生を、アンビエントを愛する音楽ファンは刮目する責任がある。TOMC
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  • 三田小山町(CASSETTE) / MITA KOYAMA-CHO

    TATSURO MURAKAMI / 村上達郎

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    「タージマハル旅行団(現Stone Music)」のメインギタリスト最新作。再開発により失われた港区三田地区へのオマージュ。

    • Mystery Circles / IMPORT / CASSETTE TAPE / MC100 / 1009052480 / 2025年05月30日

    その他 その他

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    ブラジルの音大卒という異色の経歴を持つギタリストで、現在は日本が60年代より誇る実験音楽のパイオニアグループ「タージマハル旅行団(現Stone Music)」のメインギタリストを務めるTatsuro Murakamiによる新作レコード。ブラジルの音楽院にてショーロギターやジャズ・ポピュラー理論を専門に勉強した彼は「理論や技術に囚われない音楽的反抗」として、2018年頃よりアンビエント・ドローン作品を制作開始し、今までに4枚目のソロアルバムをUKのWhitelabrecsやItalyのLontanoSeries等のアンビエント名門レーベルからリリースしてきた。本作はそんな彼が原点に戻るという意味で、よりアコースティックなサウンドを取り入れ、かつアンビエント音楽から培った実験的なサウンドプロセスを基調としながら、ブラジル音楽やジャズで見られる複雑なコード進行や変拍子、サックスや70sプログレッシヴロックで使用されたメロトロンを駆使し、自身の音楽的なルーツをまとめて一つの作品へ昇華させたコンセプトアルバム。Yamaha DX7とフレットレスベース、また岡田拓郎の新譜にも参加したサックスプレイヤーのHikaru Yamada氏を迎えた1は、ジャズの要素とAmbeint&New Ageが見事にミックスしたシングル曲。ブラジル音楽やショーロで使われる特徴的なコード進行と7/4の変拍子、そして初期キングクリムゾンのアコースティック曲を連想させる壮大なメロトロンが印象的な3や5、ジャズギターと複雑なシンセサイザーが絡み合う8や9など、バリエーションに富んだ音作りで聴く者を飽きさせない。再開発により失われた港区三田地区へのオマージュとして制作されており、戦前は貧しい地域として知られていた一帯で、自身の祖父母と母の育ったその地への想いを記録する意味で制作されたコンセプトアルバム。失われつつある東京の景色を音とヴィジュアルアートの形で記録した2025年アンビエント注目作。マスタリング:Chihei Hatakeyamaデザイン:Yudai Osawa(アーティストプ・ロフィール)95年、東京生まれ。高校卒業後にブラジルへ留学し、サンパウロ州立タトゥイ音楽院ショーロ科をクラシックギター専攻で卒業。在学中に映画音楽作家Gui Amabisの元でサウンドトラック制作を学び、帰国後は都内の音楽制作会社にて広告やTVCM等の制作に携わる。現在までにMystery Circles(米)、Whitelabrecs(UK)等の海外レーベルより5枚のフルアルバ ムをリリースし、アンビエント、ブラジル音楽、70sプログレッシヴロック、ジャズ等をクロスオーバーした作風と、確かなギター技術と表現力が注目されている。また、日本のパイオニア的実験音楽グループ「タージ・マハル旅行団」の後継バンド「Stone Music」ではメインギタリストを務め、Super Dommuneや海外公演等に参加。通算8年のブラジル滞在経験を活かし、国内主要メディアやDiskunion等での日葡語の同時通訳や翻訳家として、またブラジル大使館やアーツカウンシル東京等の芸術財団と連携した興行企画等も行うプロデューサーとしての一面も持つ。(レーベル・インフォより)(音楽家・TOMCによるアルバムレビュー)望郷と無常のインナーシティ・アンビエント──Tatsuro Murakami『Mita Koyama-cho』グーグルで港区・三田小山町の名を検索すると、かつては長屋が立ち並ぶ貧しいエリアだった──といった記述にいくつも行き当たる。令和以降も、麻布十番・東京タワー・白金高輪に囲まれた超・一等地でありながら古い木造家屋が並び、不思議な静けさも相まって時が数十年止まったままのような “都心のエアポケット” 的存在、三田小山町。現在は大規模な再開発が進行し、戦前より村上の先祖が住み続けた築80年超の家も取り壊しが決まった。当時居住していた彼は都外へと転居し、遠く離れた地で本作のリリースを迎えている。本作は、この数奇な町 (都心部だが、あえて街でなく町と表記する) と、10代から世界を旅し、ブラジル・サンパウロの名門音大で学んだのち帰国した、村上の人生にまつわるコンセプトアルバムである。各収録曲は、国内外での鍛錬・蓄積に裏打ちされた緻密で複雑なコード進行を持ちながらも、引き算の末に選び抜かれた無駄のない音が並び、難解さは一切感じさせない。古典的な構築美と “ジャパニーズ・アンビエント” 的なミニマルなフォルム、現代アンビエント界で求められる質感・テクスチャーの美学がごく自然に同居するさまは、世界的にも先端をゆくものだろう。加えて、自身の育った町にまつわるパーソナルな記憶を失われゆく大都市の歴史に接続し、戦前・戦後から現代までを一本で繋ぐコンセプトの完成度も驚異的なものがある。アートワークのレトロで日本的な風景から想起される印象とは異なり、本作で描かれているのはノスタルジーもオリエンタリズムも超えた先にある、現代の都市風景である。この点は偶然にも、本邦ロック史の始祖のひとつ、はっぴいえんどが変わりゆく東京へのノスタルジーを表したコンセプト “風街” にも通ずるものがある。また、マーヴィン・ゲイがデトロイト都市部の貧困区画から着想を得て制作した「インナーシティ・ブルース」とも不思議なシンクロを感じずにはいられない。ある意味、マーヴィン・ゲイ的なインナーシティへの眼差しをもって、彼は令和の “風街” を活写したとも言えよう。そして本作には、町の消失に直面した村上の感情が痛いほど鮮やかに描かれている。超・個人的であり超・社会的、そして時を超える音楽がここにはある。コンセプト設計・作曲・演奏・編集・エンジニアリングの全方位に秀でた村上の才能は、この作品を通じて多くの人に知られていくはずだ。本作の制作にあたり、村上が影響を受けたという音楽は非常に多岐に渡る。ジョー・ミークやレイモンド・スコットといった音楽エンジニアリング黎明期の作家たちに始まり、グラント・グリーンなどのジャズ、キング・クリムゾンやケストレルをはじめとするプログレッシブ・ロック、ハロルド・バッドやブライアン・イーノのようなアンビエントのオリジネーター世代、さらにはジョセフ・シャバソンやマーク・バロットら近年の音楽家まで──それでいて、最終的な録音物は極めてオリジナリティが強く、根底で日本的な情緒も息づいているのが実に面白い。これは、彼が10代から世界を旅したことで、自身のルーツをごく早い段階から客観的に、適切な距離感を保って見つめてきたことも大きいのだろう。個人 / 社会の垣根を越えて普遍的な空気を宿した本作は、2020年代の日本アンビエント史に残るものであり、さらには “日本の名盤” という括りでも語り継がれるべきだろう。気高く自由な彼の人生は『Mita Koyama-cho』以前と以後に画された。これからの村上の人生を、アンビエントを愛する音楽ファンは刮目する責任がある。TOMC
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