
はじめての ファンカラティーナ
レコード・CD 名盤・定番選

1980年代初頭のイギリスにおいて、ポスト・パンクのストイックな実験精神から一転、突如としてフロアへ解き放たれた極彩色の音楽ムーブメント、ファンカラティーナ。ファンクの硬質なビート、サルサやマンボといったラテンの高気圧リズム、そしてカリプソやアフロ・ポップといった熱帯の音像が、DIY精神を宿した若者たちの手によって鮮やかに攪拌されました。モノクロームのパンクからカラフルなポップ・カルチャーへの橋渡しを果たし、現在もなおインディ・ダンスの永遠のルーツとして燦然と輝くその躍動的な精神性と華やかなる名盤の数々を今こそお探しください。
ファンカラティーナを代表する名盤・定番のレコード・CDを厳選。ディスクユニオンの公式通販サイトならではの豊富なカタログから、おすすめの作品をご紹介いたします。
※新品在庫なし、売切商品も含みます。
掲載タイトルが新品売切の場合にも、アーティスト・リンクを辿っていただければ別ヴァージョンや別フォーマットに在庫がある場合もございます。中古商品が出品されている場合には掲載しております。ぜひご自身の一枚をお探しください。
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■コンテンツ
▽ジャンル俯瞰データ
▽爆心地の狂騒とトロピカル・ファンクの襲来
▽ロンドン地下フロアのパーカッシブな熱帯夜
▽ポスト・パンクの冷徹とアコースティックの瑞々しい洗練
▽2トーンの血脈、モータウン・ビートへの華麗なるスウィング

●発祥地
イギリス(ロンドン、ブリストル等)、アメリカ(ニューヨーク)
●時代背景
1970年代末のポスト・パンクにおける内省的かつ前衛的なアプローチが行き詰まりを見せる中、より身体的で開放的なダンス・ミュージックへの欲求がロンドンのクラブ・カルチャーを中心に台頭。ニュー・ロマンティックと並行しながら、より生楽器のダイナミズムを重視したムーヴメントとして1980年代初頭に爆発的流行を記録しました。
●音楽的特徴
ポスト・パンク由来の硬質でエッジの効いたギターやタイトなベースラインを土台に、きらびやかなホーン・セクションとコンガやティンバレスなどの多様なラテン・アフロ・パーカッションを過剰に導入。サルサ、カリプソ、ファンク、ジャズを高密度に融合した、カラフルで熱量の高いダンサブルなサウンドが特徴です。
●代表的アーティスト
HAIRCUT 100 / PIGBAG / BLUE RONDO A LA TURK / KID CREOLE AND THE COCONUTS
●注目レーベル(オリジナル/再発)
ZE / Y RECORDS / ARISTA / LES DISQUES DU CREPUSCULE

■爆心地の狂騒とトロピカル・ファンクの襲来
ポスト・パンクの硬質なビートにフリー・ジャズとラテン・パーカッションを強烈に衝突させ、インストゥルメンタル復権の爆心地となったPIGBAGによる1982年発表の『DR. HECKLE & MR. JIVE』は、プリミティブな熱量がフロアを激しく揺さぶる傑作です。HAIRCUT 100が1982年に放った『PELICAN WEST』は、NICK HEYWARDの爽快なポップ・センスとパーカッシブな16ビートが見事に融合し、ブームをオーバーグラウンドへと押し上げた絶対的アイコンとしての輝きを放っています。
そしてロンドンの夜の街の伊達男たちがサルサやマンボを不敵な態度で演奏したBLUE RONDO A LA TURKの1982年作『CHEWING THE FAT』は、最重要当事者としての矜持が刻まれた伊達なサウンド・プロダクションを展開します。これらの熱帯ビートは、洗練されたパーカッションと躍動するホーン・セクションで彩られたMODERN ROMANCEによる絢爛なリズム・アレンジ、そしてKID CREOLE AND THE COCONUTSのずば抜けたファンキー・グルーヴによって見事な着地を見せています。