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ミッチェルが1971年にメインストリームと契約し、徐々にジャズ・ファンク路線へとシフトして行ったのは時代の流れもあろう。しかし故郷マイアミのハイスクールを卒業した後、アール・ボスティックらのR&Bバンドでホーン・セクションをしていた経験は、メインストリームのジャズ・ファンク路線における作品制作におおいに活かされている。本作『ヴァイタル・ブルー』は1971年6月にニューヨークで録音された作品で、メインストリームの第1弾『ブルー・ミッチェル』の録音から3ヵ月後のレコーディング作品。本作には西海岸の猛者アーニー・ワッツと、テナー・スター、ジョー・ヘンダーソンが加わっているのも大きな魅力。さらに本作録音の後にモータウンの人気グループ、ザ・シュープリームスに加わるヴォーカルのスザイエ・グリーンが随所でコーラス・ワークを聴かせているのも印象的だ。メインストリーム時代には6タイトルの作品を残しているが、本作は『ブルー・ミッチェル』に続くストレート・アヘッド路線で、この後ジャズ・ファンク~大編成グルーヴ路線へと舵を切るミッチェルの最後の王道作品。
BLUE MITCHELL / ブルー・ミッチェル