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ポスト・パンクの伝説的バンドであるザ・ポップ・グループが、1979年から1980年にかけてレコーディングされた激レアなライヴ音源を発掘。それらを収録したアルバム『ザ・ボーイズ・フーズ・ヘッド・エクスプローデッド』を発売する。
各 ライヴ音源は、イギリスのシェフィールド、イタリアのミラノ、ドイツのケルン、そしてフィンランドのヘルシンキの公演でレコーディングされた。それらのオ リジナルは、名作『ハウ・マッチ・ロンガー』に収録されている。加えて、未発表曲である「73シャドウ・ストリート」と、ベーシストのダン・カトゥシスが ザ・ポップ・グループ加入前に在籍していたグラクソ・ベイビーズの「シェイク(ザ・ファウンデーションズ)」のカバーも見逃せない。
音源 以上に注目と言っても過言ではないのは、DJや映像作家としても著名なドン・レッツが撮影した、1980年6月15日の英国・ロンドン「ビート・ザ・ブ ルース・フェスティバル」でのライヴ映像を収録したDVD『ライヴ・アット・アレクサンドラ・パレス1980』が付属されることだ。プライベート的に撮ら れたライヴ映像がダイジェストで収められたDVDだが、中には彼らの未発表曲である「イフ・ユー・シンク・ユーアー・パート・オブ・ザ・ソリューション」 の映像もあり、ファン必見の内容だ。この時代のザ・ポップ・グループの映像が現存していること自体かなり稀で、ザ・ポップ・グループのファンのみならず、 当時のパンク・ムーブメント愛好家にとっても、大変興味深い作品となることだろう。
【CD】
1. ウィ・アー・オール・プロスティテューツ〔ライヴ・ミラノ1980〕
2. ジャスティス〔ライヴ・ケルン1980〕
3. ハウ・マッチ・ロンガー〔ライヴ・ケルン1980〕
4. ブラインド・フェイス〔ライヴ・シェフィールド1979〕
5. フォーシズ・オブ・オプレッション〔ライヴ・ケルン1980〕
6. ゼア・アー・ノー・スペクテイターズ〔ライヴ・ケルン1980〕
7. フィード・ザ・ハングリー〔ライヴ・ケルン1980〕
8. ロブ・ア・バンク〔ライヴ・ミラノ1980〕
9. シェイク・ザ・ファウンデーション〔ライヴ・ケルン1980〕
10. 73シャドウ・ストリート〔ライヴ・ヘルシンキ1980〕
DVD『ライヴ・アット・アレクサンドラ・パレス1980』
シェイク・ザ・ファウンデーション
フィード・ザ・ハングリー
シーフ・オブ・ファイア
ゼア・アー・ノー・スペクテイターズ
イフ・ユー・シンク・ユーアー・パート・オブ・ザ・ソリューション
ハウ・マッチ・ロンガー
http://diskunion.net/indiealt/ct/detail/AWS160516-POP1
・国内盤CDはこちら
http://diskunion.net/indiealt/ct/detail/XAT-1245652345
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POP GROUP / ポップ・グループ
ヴォーカルのマーク・スチュワートを中心に英国はブリストルで結成。1978年にシングル「SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL」でデビューを果たす。その後、1979年のデビュー・アルバム「Y」でその斬新かつオリジナリティ溢れるサウンドで世界に衝撃を与えた。パンクのアティテュードをベースに置きながら、その音楽性はファンク~パンク~フリー・ジャズなどが渾然一体となった混沌としたサウンドであり、プロデューサーであるデニス・ボーヴェルによるダブ音響処理により、極めて攻撃的で怒りと苛立ちに満ちた独自の革新的なサウンドを作り上げた。1980年、自ら立ち上げたレーベル“Y”から2ndアルバム「FOR HOW MUCH LONGER DO WE TOLERATE MASS MURDER?」を発表。サウンド面においてはさらにファンク色を強め楽曲としてのまとまりを高めながら、マークの歌とも叫びともつかないヴォーカル/アジテーションはさらに研ぎ澄まされ、衝撃の1stアルバムを超える名盤としてロック史に刻まれている。バンドはこの頃から既に空中分解状態にあり、ライヴ・テイクやデモなどを集めた編集盤であるアルバム「WE ARE TIME」を最後に1981年解散。THE POP GROUPやデニス・ボーヴェル、盟友であるTHE SLITS、エイドリアン・シャーウッドらが産み出したサウンドは、後にMASSIVE ATTACKやPORTISHEADやTRICKYらブリストル勢が中心となったトリップ・ホップ・シーンのオリジネイターとしても高く評価されている。そんな中、2010年に奇跡の再結成を果たし、2011年にはSUMMER SONICで来日。2012年には、マーク・スチュワートが7枚目のソロアルバム「THA POLITICS OF ENVY」をリリース。2015年、35年ぶりとなるスタジオ・アルバム「CITIZEN ZOMBIE」を発表。東京を皮切りにワールド・ツアーを行った。さらに12月には2度目の単独来日で大阪に初上陸を果たす。2016年2月には傑作2ndアルバム「FOR HOW MUCH LONGER DO WE TOLERATE MASS MURDER?」を復刻リリースし、話題を集めた。そして2016年5月にDVD付き未発表ライヴ音源集「THE BOYS WHOSE HEAD EXPLODED」を発表。さらに、10月には、プロデューサー=デニス・ボーヴェルと37年振りにタッグを組んだ通算4作目のスタジオ・アルバムである「HONEYMOON ON MARS」をリリース。