ELSEWHERE(CASSICAL) 商品一覧

  • 日本語解説付き スロバキア生まれの現代作曲家 - FLUTE

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    エイドリアン・デモチ:【収録内容】1. Harmonium(2024/25) 2. Zamat(version for 4 C flutes)(2023)3. Ma fin est mon commencement(2019)4. Canon(2015/17)5. Gebrechlichkeit(2023)6. Zamat(version for 3 bass flutes)(2023)7. A Luca Marenzio II(2018)【演奏者】マヌエル・ズッリア(フルート、ボトル)録音:2025年9月〜12月(イタリア)エイドリアン・デモチ(1985年、スロバキア)は、ブルノ、ブカレスト、ヴィリニュスで作曲を学んだ。これまでに、Klangforum Wien、Apartment House、マヌエル・ズッリア、タリン室内管弦楽団、フランソワーズ・リヴァラン(フランス)、ミラン・パラ(スロバキア)、オストラヴァ・バンダ、プルラル・アンサンブル(スペイン)などの音楽家やアンサンブルによって作品が演奏されており、ヨーロッパ、アメリカ、カナダのフェスティバルや会場で取り上げられている。これまでに9枚のプロフィール・アルバムがリリースされている。また、スロバキアの音楽雑誌『Hudobný život』および『Vlna』に現代音楽に関する記事を寄稿している。イアン・ミキスカ(『グローヴ音楽辞典』「エイドリアン・デモチ」項)によれば、「彼の音楽は、いくつかの美学の境界に自然に位置しており、とりわけテニーやルシエといったアメリカ実験音楽の系譜と、ヨーロッパ・ミニマリズム(ペルト、グレツキ)やスペクトル音楽との対比の中で捉えられる。彼の博士論文はスペクトル音楽を扱い、とりわけジェラール・グリゼーの作品に焦点を当てている。フェルドマンの影響は顕著である一方で、そこには特有のヨーロッパ的感性もあり、ときに郷愁や哀歌として現れる。スロバキアのフヤラやダルシマーといった民俗楽器の使用や変則調律に加え、歴史的素材を用いた哀歌的傾向はジェルジ・リゲティとの関連も示している。(東京エムプラス)
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  • 日本語解説付き 声楽家とチェリストによる共作 / エリアーヌ・ラディーグ:デュオ作品 - TWO PATHS

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    【収録内容】マリアンネ・シュッペ/デボラ・ウォーカー共作:1. アウス・デム・ツェルトブーフ(2022/23)エリアーヌ・ラディーグ:2. オッカム・リバー XXIX(2023)【演奏者】マリアンネ・シュッペ(ヴォイス)デボラ・ウォーカー(チェロ)録音:2025年9月〜12月(イタリア)スイスを拠点に活動するドイツ人声楽家/作曲家マリアンネ・シュッペと、ベルリンを拠点に活動するイタリア人チェリスト、デボラ・ウォーカーによる、2つのデュオ作品を収録したアルバム。1曲目はシュッペとウォーカーの共作《アウス・デム・ツェルトブーフ》、2曲目はフランスの作曲家で今年(2026年)2月に他界したエリアーヌ・ラディーグによる生涯最後の作品となった《オッカム・リバー XXIX》。《アウス・デム・ツェルトブーフ》(2022/23)は、マリアンネ・シュッペのテクスト・コラージュに基づき、言葉と音が交差する領域の表層を明らかにする作品である。特に、音として認識できる限界に位置するテクスチュアに焦点が当てられている。本作は、二つの言語が交互に現れる音の空間を生み出しながら、音楽の中で言語がどのように知覚されるのかを問い直す。言葉と音が重なり合う中で、語りや意味、理解の働きを通じて、音の道筋が立ち現れることがある。《オッカム・リバー XXIX》(2023)は、エリアーヌ・ラディーグが2011年に開始した大規模な作品群《オッカムの海(Occam Ocean)》の一部である。その作曲プロセスは、イメージ、口承、記憶を含み、作曲家と演奏者のあいだに創造的な関係を生み出す。《オッカムの海》シリーズのすべての作品と同様に、《オッカム・リバー XXIX》は、ラディーグがシュッペとウォーカーのために、また彼女たちとの緊密なコラボレーションのプロセスを通じて制作された。音楽は、音の内的な生命と性質、スペクトル的複雑さ、内部的な変化、そして相互作用から展開していく。本作は、ひとつの音の内部にともに在ること、そして絶えず生成し続けるものに対して繊細に応答するという、独自のアプローチを提示している。(東京エムプラス)
    ¥3,300 (税込)
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  • 日本語解説付き 3枚組 12のピアノ独奏作品 - MONOCHROMES II

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    クエンティン・トリミエリ:【収録内容】CD 11. Monochrome 16a2. Monochrome 17a3. Monochrome 17b4. Monochrome 18aCD 21. Monochrome 19a2. Monochrome 17c3. Monochrome 16b4. Monochrome 19bCD 31. Monochrome 18b2. Monochrome 16c3. Monochrome 204. Monochrome 21 “Over the Hills and FarAway”【演奏者】クエンティン・トリミエリ(ピアノ)録音:2025年8月5日&11月22日(ドイツ)『モノクローム II(Monochromes II)』は、ベルリンを拠点とする作曲家兼ピアニスト、クエンティン・トリミエリが2023年から2025年にかけて作曲し録音した、12のピアノ独奏作品からなる作品集である。本作は、2022年の3枚組アルバム『Monochromes』(elsewhere 022-3)の続編として制作され、elsewhere musicからの第2作となる。本作においてトリミエリは、前作「Monochromes」シリーズで試みた以上に深く踏み込み、ピアノが持つ多様な音響的可能性と共鳴の探求をさらに推し進めている。ピアノというシンプルな音の素材そのものの魅力を際立たせるため、メロディ、ハーモニー、リズム、形式的展開といった要素を極力排し、素材を最小限のかたちへと還元した。その結果、通常は音楽的要素に覆い隠されがちな、ピアノの複雑で豊かな共鳴が前景化されている。また一部の作品では、ハーフ・ペダリング(ペダルなしとフル・ペダルの間を緩やかに行き来する技法)や、鍵盤に重りを置いて弦の共鳴を引き出すといった拡張奏法が用いられ、ピアノ内部に繊細で多層的な音響空間が生み出されている。トリミエリはかつて、作品には決定版となる単一のバージョンのみを残すべきだと考えていた。そのため前作『Monochromes』では、異なるテーマの作品ごとに試みた様々なバージョンの中から一つのトラックのみを厳選し、各トラックが異なるテーマとアプローチを際立たせていたが、本作では「シリーズ」という枠組みを積極的に受け入れ、同じテーマに様々に違う角度から取り組んだ演奏(16a, 16b,16c等)を集めている。それにより、アルバム全体には前作よりもより強い統一感がもたらされている。「たとえばバッハの多くのフーガでは、主題そのものが必ずしも美しく、あるいは自然に歌えるものとは限りません。しかしフーガにおける対位法的プロセスが、その限られた素材を発展させ、非常に魅力的なものへと変えていきます。こうした傾向はベートーヴェンの作品においてさらに顕著に感じられます。いわば形式が素材を凌駕するような感覚に、私は強く惹かれるのです。」— クエンティン・トリミエリ(東京エムプラス)
    ¥8,635 (税込)
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  • 日本語解説付き 作曲家兼ヴァイオリニストによる2つの作品 - RUSTLINGS

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    マヤ・ベナルド:【収録内容】1. dormant gardens i.(2022) 〜 ヴァイオリンとヴィオラのためにandPlay(マヤ・ベナルド-violin、ハンナ・レヴィンソン-viola)2. summer rustlings(2024) 〜 ソロ・ヴァイオリンのためにマヤ・ベナルド(ヴァイオリン)【演奏者】マヤ・ベナルド(ヴァイオリン)ハンナ・レヴィンソン(ヴィオラ)録音:2024年12月(ニューヨーク)『さわめき(rustlings)』は、ストックホルムを拠点とする気鋭の作曲家兼ヴァイオリニスト、マヤ・ベナルドによる2つの作品からなるアルバムである。収録曲のひとつ「dormant gardens i.」(2022)は、ベナルド(ヴァイオリン)とハンナ・レヴィンソン(ヴィオラ)によるデュオ「andPlay」のために書かれ、同デュオによって演奏されている。もう一曲「summerrustlings」(2024)は、ベナルド自身の演奏によるヴァイオリン独奏作品。両作品は、ベナルドがニューヨークからスウェーデンへ移住した経験に着想を得て作曲された。彼女はスウェーデンの緑あふれる風景の中を歩くことを通して、自然と自己との新たな関係を築いた。演奏および作曲の実践はヴァイオリンと深く結びついており、弦楽器における三音和音の音響的な性質や、その響きの生成を探求している。これらの作品は、生き生きとした弦の響きの奥に静謐さをたたえつつ、ヴァイオリンとヴィオラは北欧の光を思わせる鋭く透徹した明晰さを伝えている。ベナルドの音楽は、感傷性を排した自然の厳しさと生の活力に満ちている。その清新な純度は禁欲性に近く、同時に力強い透明性を備えている。そして「summer rustlings」の終盤では、音の連なりが静寂に輪郭を与えるかのように静けさを浮き彫りにし、息をのむような美の瞬間へと到達する。(東京エムプラス)
    ¥3,300 (税込)
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  • 日本語解説付き 3枚組 ピアノ独奏作品集の続編

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    ユルク・フライ(b.1953)【収録内容】【CD 1】 1. Composer, alone (1)(2023/2024)/2. Klavierstück 1(1995)/3. Miniature in Five Parts(2013)/4. In Memoriam Cornelius Cardew(1993)/5-7. Klavierstück Arrangement I, II, III【CD 2】 1. Pianist, alone (1)(1998-2004)【CD 3】 1. Circular Music No. 5(2011/2012)/2. Klavierstück 2(2001)/3. Invention(1990)/4. Composer, alone (2)(2023/2024)【演奏者】レイニア・ファン・ハウト(ピアノ)日本語解説付き『Composer, alone』はスイスの作曲家、ユルク・フライが作曲したピアノ独奏作品を収めた3枚組アルバムで、同じく3枚組の前作『lieues d’ombres』(ELSE020)の続編です。最新作「Composer, alone (1)」と「Composer, alone (2)」を含む、1990年から2024年に作曲された幅広い年代の作品が収録され、前作と合わせてフライがピアノを通して作曲家としての自身の声(表現)を探求する30年間の軌跡を辿る作品集として、フライの作曲スタイルの変遷を明らかにしつつ、その作品の根底に流れる本質が一貫していることも示唆しています。演奏はelsewhere musicレーベルでフライとの3度目のコラボレーションとなるオランダのピアニスト/作曲家、レイニア・ファン・ハウト。2020年の『l’air, l’instant - deux pianos』(ELSE014)で初めてCD制作のコラボレーションをして以来緊密な関係を築きフライの音楽と深く関わってきたピアニストとして、フライの作曲の奥に隠された微妙なニュアンスを巧みに引き出すアプローチ。作曲家のビジョンを忠実に守りつつ、ファン・ハウトは過去34年間にわたりフライが作曲した多様なピアノ作品の本質を捉え、そこに隠れた脆さ、温かさ、明晰さを絶妙なバランスで表現することに成功しています。レコーディングはオランダのヒルヴェルスムにあるムジークツェントラム・ファン・デ・オムロップ(MCO)で、フライ本人立ち会いのもと2024年9月の3日間にわたって行われました。※録音:2024年9月2日-4日、MCO(ヒルヴェルスム、オランダ)(東京エムプラス)
    ¥8,635 (税込)
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  • 日本語解説付き 3枚組 未発表曲を含む 1984年から2018年にかけて作曲された7曲

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    ユルク・フライ(b.1953):【収録内容】【CD 1】 1. La Presence, Les Silences/2. Sam Lazaro Bros【CD 2】1. Lieues d’ombres/2. Extended Circular Music 9/3. Three Piano Pieces 1/4. Three Piano Pieces 2/5. Three Piano Pieces 3【CD 3】 1. Les trefonds inexplores des signes (24)/2. Les trefonds inexplores des signes (25)/3. Les trefonds inexplores des signes (26)/4. Les trefonds inexplores des signes (27)/5. Les trefonds inexplores des signes (28)/6. Les trefonds inexplores des signes (29)/7. Les trefonds inexplores des signes (30)/8.Les trefonds inexplores des signes (31)/9. Les trefonds inexplores des signes (32)/10. Les trefonds inexplores des signes (33)/11. Les trefonds inexplores des signes (34)/12. Les trefonds inexplores des signes (35)/13. Pianist,alone (2)【演奏者】レイニア・ファン・ハウト(ピアノ)日本語解説付き1953年スイス生まれの作曲家、ユルク・フライのピアノ独奏作品集3枚組アルバム。未発表曲「Three Piano Pieces」を含む、1984年から2018年にかけて作曲された7曲をフライ自身が決定した曲順で収録しています。演奏を務めるのは2020年発表の前作『l’air, l’instant - deux pianos』(ELSE014)でのフライとのコラボレーションで築いた信頼関係をさらに深めたオランダのピアニスト/作曲家、レイニア・ファン・ハウト。空気のように軽やかな繊細かつ慎重なタッチでフライの楽譜に秘められたニュアンスを見事に引き出しており、温かさと明瞭さの絶妙なバランスで各曲が持つ透明でありながら圧倒的な美しさを表現しています。フライの音楽と深い親和性を持つファン・ハウトの演奏についてフライは「もし私がピアニストだったら、レイニアが演奏するように自分の音楽を弾くでしょう」と大絶賛。レコーディングはフライ本人立ち会いのもと2021年7月の3日間にわたって行われ、フライの独特な感性と、同様に独特な世界観を持つレイニア・ファン・ハウトという2つの稀有な才能の奇跡的な出会いによる素晴らしいアルバムが完成しました。※録音:2021年7月16日-18日、MCO(ヒルヴェルスム、オランダ)(東京エムプラス)
    ¥8,635 (税込)
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  • 日本語解説付き / 4部構成のアンサンブル作品

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    サミュエル・ラインハルト(b.1980):【収録内容】1. For 10 Musicians I/2.For 10 Musicians II/3. For 10 Musicians III/4. For 10 Musicians IV【演奏者】ポール・ジェイコブ・フォッサム(ピアノ)、ギンテ・プレイサイテ(ピアノ)、ヴィンセント・ユエン・ルイス(コントラバス)、ニコール・ホグストランド(チェロ)、ポーリン・ホグストランド(ヴィオラ)、ミカ・ペルズドッター(ヴィオラ)、キャロリン・グッドウィン(バスクラリネット)、アンダース・バンケ(バスクラリネット)、フランチェスコ・ビゴーニ(クラリネット)、ヘンリエッテ・グロート(クラリネット)日本語解説付きニューヨーク在住のスイス人作曲家サミュエル・ラインハルトによる『10人の音楽家のために』は、2025年にコペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーで録音された4部構成のアンサンブル作品。本作は、2024年にリリースされたラインハルトの『For Piano and Shō』(ELSE032)に続く、elsewhere musicにおける彼の作品集の第2弾となります。今回のアルバムでは、各楽章において2人のピアニストに単一の和音が割り当てられ、作品全体を通して各自のペースでそれを繰り返すよう指示されます。反復の合間には、ピアニストは決められた音群から短いフレーズを即興で演奏。これに管弦楽器奏者(クラリネット2名、バスクラリネット2名、ヴィオラ2名、チェロ1名、コントラバス1名)が加わり、同じ音のグループから自由に選んだ単音を演奏します。ラインハルトの過去の作品同様、奏者には「音を鳴らしながら可能な限り静かに演奏すること」が指示され、割り当てられた時間内で自由に演奏の時間や量を調整できるほか、長めの休符を挟むことも自由に認められています。この『10人の音楽家のために』では、ラインハルトが「方向性を持たない」と呼ぶ音楽を、アンサンブルが抑制した表現と鋭敏な「空白の感覚」を源泉として演奏していきます。4つの楽章は一つの大きな全体性を構成し、その静寂感は微妙な内部変化によって彩られ、全編を通じて反復が音楽を静止状態へと導く構造となっています。※録音:デンマーク王立音楽アカデミー(コペンハーゲン、デンマーク)(東京エムプラス)
    ¥3,300 (税込)
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  • 日本語解説付き 雅楽奏者、東田はる奈と誘う幽玄な音世界

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    サミュエル・ラインハルト(b.1980):【収録内容】1. For Piano and Sho I/2.For Piano and Sho II【演奏者】ポール・ジェイコブ・フォッサム(ピアノ)、東田はる奈(笙)日本語解説付き「ピアノの減衰音の響きを長く引き延ばすことに、私はかねてより興味を持っていました。笙の澄んだ倍音は、ゆっくりと流れるピアノ作品の試みに組み込む上で魅力的な質感をもたらしてくれました」―― ニューヨーク在住のスイス人作曲家、サミュエル・ラインハルトは音楽における反復の探求を通じて、このようにリスナーと演奏者双方に呼びかけます。『ピアノと笙のための作品集』には、現代音楽分野でも活動する東京在住の雅楽奏者、東田はる菜と、ラインハルトの2023年作『2台のピアノと弦楽三重奏のための作品集』にも出演したコペンハーゲン在住のカナダ人ピアニスト、ポール・ジェイコブ・フォッサムが参加。本作の2曲は、2023年にラインハルトが滞在したコペンハーゲンと東京で録音されました。3台のピアノが糸のようなモチーフを追い求め繰り返し、それぞれのペースでゆっくりと互いを包み込むマルチトラック録音による1曲目。ピアノがアルペジオ、即興、和音という3つのパターンを移動し、この連鎖の繰り返しごとに、一つの笙が伴奏を添える2曲目。演奏者は終始、音色が消え入るまでタッチやブレスで音色をキープ。その間に小さな即興演奏が入ったり、ピアノの音色が笙の繊細な不均等な音程に触れることにより、音楽は静寂を深めていきます。与えられた時間枠内で奏者に演奏量を自由に調整させることで、彼らは「演奏中に何もしないでただ音を聴く時間を持つことができ、それにより、演奏という行為と聴くという行為の間に親和性が生まれる。それは、演奏者と聴き手が共に深く作品に没入できる瞬間を共有することを可能にする」(ラインハルト)。聴き手は演奏された作品を聴くことで、2人の演奏者が生み出した時間が引き伸ばされた感覚、そのゆっくりと時間が流れる世界から浮かび上がるあらゆる細部や感情を体験し、そうした聴き手の心に刻まれる余韻によって、この作品が完結します。※録音:STUDIO Dede(東京)&デンマーク王立音楽アカデミー(コペンハーゲン、デンマーク)(東京エムプラス)
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  • ヴァンデルヴァイザー楽派のフォルテピアノ作品

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    ユルク・フライ:【収録内容】Les Signes Passagers ~儚き印象(フォルテピアノのために)【演奏者】七條恵子(フォルテピアノ)オランダ、アムステルダムを拠点として幅広い活動を展開している日本を代表するフォルテピアノ奏者の1人である七條恵子。すでに録音を発表しているベートーヴェン、モーツァルトやサティをはじめとして、レコーディング、コンサートの両方で音楽史にその名を刻む大作曲家たちの音楽に取り組んでいる七條恵子は、これらの数百年前に誕生した大いなる遺産だけではなく「現代」の音楽、芸術の演奏、紹介にも大きな情熱を注いでおり、フォルテピアノの可能性をさらに広げ続けてくれています。「現代を生きる私たちが作曲家、楽器(フォルテピアノ)の時代にタイムスリップするのではなく、楽器が私たちの生きる現代にタイムスリップしてたら・・・」という非常に興味深い発想からアイディアが生まれ、録音が実現したのが今回のユルク・フライ作曲「Les Signes Passagers ~ 儚き印象」。リダクショニズムやサイレンス(沈黙、静寂)という特徴を持つ「ヴァンデルヴァイザー楽派」(ジョン・ケージの音楽に触発されたとも言われている)の1人として知られるスイスの作曲家ユルク・フライが「作曲家としてのスピリットと楽器そのものの音をうまく溶け合わせる」という大きなテーマを実現すべく作曲した「Les Signes Passagers ~ 儚き印象」は、モダンピアノでなく、ピリオド楽器である「フォルテピアノ(ピリオドピアノ)」での演奏のために書かれた画期的な作品。レコーディング・セッションは作曲者立ち合いのもとで行われており、ホールの素晴らしい音響も含めて理想的な形で、古楽器に分類されるフォルテピアノと我々が生きる現代の音楽の融合が実現しました。ネッド・マックガウエンの「iPadとオーケストラのための協奏曲」ではソリストとしてiPadの演奏(!)を担当するなど、その現代音楽への造詣の深さや熱意には驚くばかり。フォルテピアノの可能性を大きく広げ、時代や作風のボーダーを超越する大きな切っ掛けとなるであろうレコーディングの登場です。使用楽器:アントン・ワルター1792年頃、ポール・マクナルティによるレプリカ(1995年)録音時期:2023年4月3日-4日録音場所:ブリュッヘ・コンセルトヘボウ(ベルギー)録音方式:ステレオ(デジタル)(東京エムプラス)
    ¥2,970 (税込)
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