PLANCHA 商品一覧

  • KIN [CD] / キン [CD]

    KMRU / カマル

    ノイズ ・ アヴァンギャルド

    Editions Megoからの2026年最新アルバム『Kin』が日本盤CDリリース!

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL265 / 1009297766 / 2026年09月25日

    CD CD

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    静謐、轟音、残響。そのすべてを呑み込むKMRUの最新到達点。EACH STORYでの初来日も決定したナイロビ生まれ、現在はベルリンを拠点に活動するサウンド・アーティスト、KMRUことJoseph Kamaru。2020年の傑作『Peel』以来となるEditions Megoからの最新アルバム『Kin』が日本盤リリース! 共にUSツアーを回った盟友フェネスが1曲で参加! フィールド・レコーディングやドローンを軸に、環境音と電子音響を独自の感覚で結びつけてきたKMRU。世界各地のフェスティバルやコンサートに出演し、現代アンビエント/エクスペリメンタル・シーンを代表する存在のひとりとなった彼が、本作ではこれまで以上にノイズ、ディストーション、ギターの質感を大胆に取り込み、新たなサウンドへと踏み込んでいる。 『Kin』の構想は、Editions Megoを率いた故Peter Rehbergと交わした「『Peel』の次にどんな作品を作るのか」という会話から始まった。制作は2021年初頭にナイロビでスタートしたものの、Peter Rehbergの死を受けて一度中断。その後、2022年にゆっくりと制作を再開し、時間をかけて完成へと至った。アルバムの最後に記された「For Pita.」という言葉が示す通り、本作は彼への深い敬意と記憶を内包した作品でもある。 オープニングの「With Trees Where We Can See」では、温かく揺らめくメロディがゆっくりとリスナーを作品世界へ導いていく。続く「Blurred」は、2022年にKMRUと共にUSツアーを行ったFenneszとの交流から生まれた楽曲。弦を爪弾くようなギターの響きと、きらめく巨大なドローンが重なり合い、Editions Megoらしい美しくも異質な音響空間を作り出している。 一方で「They Are Here」では影のあるメランコリックなドローンへ、「Maybe」では多幸感を孕んだ電子音の嵐へと展開。「We Are」では鋭いノイズと複雑なリズム・パターンがせめぎ合い、KMRUの新たな側面を強く印象づける。そしてラストの「By Absence」では、アコースティックな響きと万華鏡のような音響が交錯し、アルバムを閉じると同時に、その先にある別の世界へとリスナーを誘う。 静謐なアンビエンス、美しく広がるドローン、ざらついたノイズ、ギターの残響、そして微細に変化し続ける無数のテクスチャー。『Kin』には、一聴しただけでは捉えきれない細部が幾重にも折り重なっている。聴き返すたびに新たな音や景色が姿を現す、まさに繰り返し聴くことでその真価が明らかになる作品だ。 ゆっくりと、そして大音量で。KMRUの現在地を刻んだ、濃密な音響体験。
    ¥2,420 (税込)
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  • KIN [LP] / キン [LP]

    KMRU / カマル

    ノイズ ・ アヴァンギャルド

    [国内流通仕様2LP] ケニア・ナイロビのエレクトロニック / サウンド・アーティスト 待望の新作はFENNESZもゲスト参加!!

    • PLANCHA / JPN / LP(レコード) / EMEGO319VJ / 1009297823 / 2026年09月25日

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    静謐、轟音、残響。そのすべてを呑み込むKMRUの最新到達点。EACH STORYでの初来日も決定したナイロビ生まれ、現在はベルリンを拠点に活動するサウンド・アーティスト、KMRUことJoseph Kamaru。2020年の傑作『Peel』以来となるEditions Megoからの最新アルバム『Kin』が日本盤リリース! 共にUSツアーを回った盟友フェネスが1曲で参加! フィールド・レコーディングやドローンを軸に、環境音と電子音響を独自の感覚で結びつけてきたKMRU。世界各地のフェスティバルやコンサートに出演し、現代アンビエント/エクスペリメンタル・シーンを代表する存在のひとりとなった彼が、本作ではこれまで以上にノイズ、ディストーション、ギターの質感を大胆に取り込み、新たなサウンドへと踏み込んでいる。 『Kin』の構想は、Editions Megoを率いた故Peter Rehbergと交わした「『Peel』の次にどんな作品を作るのか」という会話から始まった。制作は2021年初頭にナイロビでスタートしたものの、Peter Rehbergの死を受けて一度中断。その後、2022年にゆっくりと制作を再開し、時間をかけて完成へと至った。アルバムの最後に記された「For Pita.」という言葉が示す通り、本作は彼への深い敬意と記憶を内包した作品でもある。 オープニングの「With Trees Where We Can See」では、温かく揺らめくメロディがゆっくりとリスナーを作品世界へ導いていく。続く「Blurred」は、2022年にKMRUと共にUSツアーを行ったFenneszとの交流から生まれた楽曲。弦を爪弾くようなギターの響きと、きらめく巨大なドローンが重なり合い、Editions Megoらしい美しくも異質な音響空間を作り出している。 一方で「They Are Here」では影のあるメランコリックなドローンへ、「Maybe」では多幸感を孕んだ電子音の嵐へと展開。「We Are」では鋭いノイズと複雑なリズム・パターンがせめぎ合い、KMRUの新たな側面を強く印象づける。そしてラストの「By Absence」では、アコースティックな響きと万華鏡のような音響が交錯し、アルバムを閉じると同時に、その先にある別の世界へとリスナーを誘う。 静謐なアンビエンス、美しく広がるドローン、ざらついたノイズ、ギターの残響、そして微細に変化し続ける無数のテクスチャー。『Kin』には、一聴しただけでは捉えきれない細部が幾重にも折り重なっている。聴き返すたびに新たな音や景色が姿を現す、まさに繰り返し聴くことでその真価が明らかになる作品だ。 ゆっくりと、そして大音量で。KMRUの現在地を刻んだ、濃密な音響体験。
    ¥6,600 (税込)
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  • MOTORCYCLES AND CHERRY WIND OUT (LP)

    ISIK KURAL / イシク・クラル

    ロック・ポップス・インディーロック

    ノスタルジックな幻想的アンビエント・ポップ! トルコ出身SSWが紡ぐ旅先の記憶と古代の物語

    • PLANCHA / IMPORT / LP(レコード) / RVNGNL139LP / 1009286476 / 10月下旬入荷予定

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    トルコにルーツを持つ作曲家/ソングライターのISIK KURALは、10代の頃、ナイロン弦のギターをかき鳴らしながら、偶然耳にした言葉や会話だけを使って遊び心あふれる歌詞を作り、音楽の基礎を築いた。気軽な好奇心から始まったその営みは、後の彼の表現活動の土台となり、音楽を中心とする人生を築くため、マイアミ大学で専門的に学ぶきっかけとなった。生来の探究心に導かれ、彼はヘルシンキから、現在の居住地であるグラスゴー、そして歴史を秘めたさまざまな土地へと、リズムや古くからの言い伝えを追いながら旅を重ねてきた。とりわけ、古代の面影を残す黄金色の世界をさまよった経験が、『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』の感情的な底流を形作っている。『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』というタイトルと、本作を動かす精神は、2022年にKURALがマラケシュを訪れた旅にさかのぼる。街の中心部の喧騒を眺めながら、彼が惹かれたのは事実を記録することではなく、音に絡みついた一瞬の感覚を捉えることだった。本作を初めて聴くと、かつて訪れた街々の温かな記憶が、一枚の映像ではなく、感覚のすべてを伴って押し寄せてくる。踏み固められた土の鉱物的な匂い、村の壁の手触り、穏やかな10月の午後、道端の露店で熱気の下に寄り集まる深紅の果実を、光が柔らかく照らす様子--そうした記憶である。旅の最中に生まれる記憶は、その瞬間には必ずしも地図上に位置づけられるものではない。しかし、そこから距離を置くことで、新たな模様を見せ始めることがある。『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』で、KURALはそうした内面の痕跡を、大切な小物を集めるように収集している。イスタンブールの乗合バス「ドルムシュ」で録音したフィールド・レコーディング、古代リュキアの地で泳いだ後の余韻、ブリッジ・オブ・アランで録音した鳥のさえずり。それらを尽きることのないアーカイヴとして蓄積し、熟練した収集家のように何度も立ち返る。彼はそれらを急ぐことなく一つひとつ選り分け、新たな注意をもって耳を傾ける。かつては見逃していたかもしれない視点を発見した後、その貴重な糸を、緻密な質感を備えた空気感豊かなアレンジへと織り込んでいく。ピアノの鍵盤、ギターのフレーズ、木管楽器、さらには伝統的な記譜法によって書かれたアレンジまでもが幾層もの音の中に組み込まれ、アルバムに精神的で、ほとんど超越的ともいえる響きを与えている。『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』のすべての楽曲は、先人たる音楽家たちへの賛歌である。彼らから借り受けた旋律は、いくつもの人の手を通り抜けるたびに、新たな意味と目的を獲得していく。[参加ミュージシャン]GABRIEL BASTOS (ヴァイオリン、ヴィオラ)NOELIA DIAZ (チェロ)GIULIA C (フルート)SASKO TEMELKOSKI (バス・クラリネット)TERESA CASTANON (クラリネット)HANNAH GOBBETT (クラリネット)NIKI YAGHMAEE (ヴァイオリン)EZGI DALOGLU (フルート)LORIS S. SARID (クラリネット)
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  • ノスタルジックな幻想的アンビエント・ポップ! トルコ出身SSWが紡ぐ旅先の記憶と古代の物語

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL268 / 1009305358 / 2026年10月30日

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     トルコにルーツを持つ作曲家/ソングライターのISIK KURALは、10代の頃、ナイロン弦のギターをかき鳴らしながら、偶然耳にした言葉や会話だけを使って遊び心あふれる歌詞を作り、音楽の基礎を築いた。気軽な好奇心から始まったその営みは、後の彼の表現活動の土台となり、音楽を中心とする人生を築くため、マイアミ大学で専門的に学ぶきっかけとなった。 生来の探究心に導かれ、彼はヘルシンキから、現在の居住地であるグラスゴー、そして歴史を秘めたさまざまな土地へと、リズムや古くからの言い伝えを追いながら旅を重ねてきた。とりわけ、古代の面影を残す黄金色の世界をさまよった経験が、『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』の感情的な底流を形作っている。 『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』というタイトルと、本作を動かす精神は、2022年にKURALがマラケシュを訪れた旅にさかのぼる。街の中心部の喧騒を眺めながら、彼が惹かれたのは事実を記録することではなく、音に絡みついた一瞬の感覚を捉えることだった。 本作を初めて聴くと、かつて訪れた街々の温かな記憶が、一枚の映像ではなく、感覚のすべてを伴って押し寄せてくる。踏み固められた土の鉱物的な匂い、村の壁の手触り、穏やかな10月の午後、道端の露店で熱気の下に寄り集まる深紅の果実を、光が柔らかく照らす様子--そうした記憶である。 旅の最中に生まれる記憶は、その瞬間には必ずしも地図上に位置づけられるものではない。しかし、そこから距離を置くことで、新たな模様を見せ始めることがある。『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』で、KURALはそうした内面の痕跡を、大切な小物を集めるように収集している。イスタンブールの乗合バス「ドルムシュ」で録音したフィールド・レコーディング、古代リュキアの地で泳いだ後の余韻、ブリッジ・オブ・アランで録音した鳥のさえずり。それらを尽きることのないアーカイヴとして蓄積し、熟練した収集家のように何度も立ち返る。 彼はそれらを急ぐことなく一つひとつ選り分け、新たな注意をもって耳を傾ける。かつては見逃していたかもしれない視点を発見した後、その貴重な糸を、緻密な質感を備えた空気感豊かなアレンジへと織り込んでいく。ピアノの鍵盤、ギターのフレーズ、木管楽器、さらには伝統的な記譜法によって書かれたアレンジまでもが幾層もの音の中に組み込まれ、アルバムに精神的で、ほとんど超越的ともいえる響きを与えている。 『MOTORCYCLES AND CHERRY WIND』のすべての楽曲は、先人たる音楽家たちへの賛歌である。彼らから借り受けた旋律は、いくつもの人の手を通り抜けるたびに、新たな意味と目的を獲得していく。  [参加ミュージシャン]GABRIEL BASTOS (ヴァイオリン、ヴィオラ)NOELIA DIAZ (チェロ)GIULIA C (フルート)SASKO TEMELKOSKI (バス・クラリネット)TERESA CASTANON (クラリネット)HANNAH GOBBETT (クラリネット)NIKI YAGHMAEE (ヴァイオリン)EZGI DALOGLU (フルート)LORIS S. SARID (クラリネット) 
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  • CD(日本のみ)ボーナス・トラック1 曲収録

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL267 / 1009290341 / 2026年09月11日

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    超絶技巧と眩い創造力が炸裂する歓喜のプログレッシヴ・フュージョン!CD(日本のみ)ボーナス・トラック1 曲収録!!André 3000『New Blue Sun』の主要コラボレーターにして、Carlos Niño らと現代Los Angeles の先鋭的な音楽シーンを牽引するNate Mercereau。想像力の堰を一気に切り、プログレッシヴ・ロック、ジャズ・フュージョン、アンビエント、電子音楽を眩い創造力で結び直した、圧倒的なニュー・アルバム『Fantastic Thoughts』がLeaving Records より登場。CD はPLANCHA から日本盤のみ!Nate Mercereauは、Los Angelesを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、作曲家、ソングライター、プロデューサー。André 3000の歴史的アルバム『New Blue Sun』への参加や、Carlos Niño、Josh JohnsonとのOpenness Trioで知られる一方、これまでLeon Bridges、Lizzo、JAY-Z、The Weeknd、Shawn Mendes、Sade、John Legend、P!nk、A$AP Rockyらの作品に、プロデュース、作曲、演奏で携わってきた。かつてはSheila E.のバンド・メンバーとして世界各地をツアーするなど、ポップ・ミュージックの最前線から即興音楽、実験音楽までを横断してきた稀有な音楽家である。2019年の本格的なソロ・デビュー作『Joy Techniques』以降、Mercereauはセッション・ワークから自身の表現へと軸足を移し、ジャズ・フュージョンやプログレッシヴ・ロックの系譜を継承しながら、それらを現在形の音響へと更新してきた。Sam Gendelとの『digi-squires』、Carlos Niño、Surya Botofasina、Idris Ackamoorとの作品、Golden Gate Bridgeの振動音と共演した『Duets | Golden Gate Bridge』など、ギターと音響の可能性を押し広げる異色作も数多く発表している。その探究の集大成ともいえる『Fantastic Thoughts』は、人間の内側に眠る創造力と想像力を全面的に解放した作品である。プログレッシヴでダイナミック、ほぼ全編インストゥルメンタルで構成された楽曲群は、驚異的な演奏力と膨大なアイデアに満ち、急激な展開、幾重にも折り重なるリズム、再帰的なセルフ・サンプリングが、聴き手を一瞬たりとも同じ場所に留まらせない。アルバムの宣言文ともいえる「There’s Something Here ...」冒頭のプログレッシヴなブレイクダウンから、囁くようなマントラで幕を閉じる「Resonant Angle, Seer Within」まで、むき出しのエネルギーと無邪気な歓喜が、絶えず高まり続ける波のように押し寄せる。Mercereau自身が影響源として挙げるのは、YesとJon Anderson、The Mahavishnu OrchestraとJohn McLaughlin、Jimi Hendrix、Carlos Santana、Robert FrippとKing Crimson、Jon Hassell、Squarepusher、Steve Vai、Lightning Bolt、Pat Metheny GroupとLyle Mays、Stravinsky、Frank Zappa、Jeff Beck、Brian Enoなど。その名が示す通り、本作ではプログレッシヴ・ロックの壮大さ、フュージョンの超絶技巧、サイケデリアの恍惚、アンビエントの空間性、電子音楽の遊び心が、ジャンルや時代を超えて衝突する。しかし、これは過去の音楽への懐古的なオマージュではない。多様な語彙を吸収したMercereauが、自ら「Now Zone of Infinite Freedom」と呼ぶ、現在進行形の自由な音楽領域を切り拓いた作品なのである。Mercereauはアコースティック/エレクトリック・ギター、ギター・シンセサイザー、MIDIギター・サンプラー、マンドリン、ツィター、ドラム、ベース、キーボード、クラリネット、プログラミングなど、アルバムの大部分を自ら演奏。なかでも「宇宙の中心」と位置づけるギターは、鋭く切り込むリードから液体のように変形する音響まで、作品を貫く黄金の針として機能している。さらにCarlos Niño、Deantoni Parks、Andres Renteria、Aaron Shaw、Aaron Steele、Justin Brownが参加し、緻密に構築された音響へ、即興演奏ならではの予測不能な身体性を注ぎ込んでいる。マキシマルで眩しく、圧倒的に技巧的でありながら、その核心にあるのは、驚くほど率直で無防備な感情である。恐れや自意識に想像力を明け渡すことなく、胸の奥から力強く「YES」と叫ぶこと。あらゆる思考を創造に値する“Fantastic”なものとして受け入れること。『Fantastic Thoughts』は、Nate Mercereauが持てるすべてを注ぎ込み、聴き手を無限の可能性へと誘う、歓喜と解放のプログレッシヴ・ミュージックである。Nate Mercereau:Los Angelesを拠点に活動するプロデューサー、ソングライター、作曲家、マルチ・インストゥルメンタリスト。ポップ・ミュージックの第一線と実験的な即興音楽の双方を自在に行き来し、JAY-Z、Shawn Mendes、Lizzo、The Weeknd、Leon Bridges、Jon Batisteらの作品に、作曲、プロデュース、アレンジ、演奏で参加してきた。Shawn Mendesのヒット曲「Lost in Japan」を共作したほか、Leon BridgesのGRAMMYノミネート作『Good Thing』ではRicky Reedと共に楽曲のプロデュースを担当。Jon Batisteの『We Are』への参加によってGRAMMY受賞歴も持つ。近年は、André 3000初のソロ・アルバム『New Blue Sun』の主要コラボレーターとして、Carlos Niño、Surya Botofasinaらと共に、即興性と幻想性に満ちたサウンドの構築に貢献。ツアー・バンドにも参加し、作品の世界観をステージ上でも展開している。同作はAlbum of the Yearを含むGRAMMYの主要部門にノミネートされた。ソロ・アーティストとしては『Joy Techniques』『SUNDAYS』『Excellent Traveler』などを発表。ギター、ギター・シンセサイザー、ライブ・サンプリング、フィールド・レコーディングを駆使し、ジャズ、アンビエント、サイケデリア、電子音楽、ポップを横断する独自の音楽世界を探求している。2026年にはLeaving Recordsからニュー・アルバム『Fantastic Thoughts』を発表する。All Music Written and Produced by Nate MercereauNate Mercereau - Acoustic and Electric Guitars, GuitarSynthesizer, Midi-Guitar Sampler, Electric Mandolin,Zither, Vocals, Drums, Drum Synthesizer,Programming, Bass Guitar and Synthesizer, ElectricPiano, Keyboards, Clarinet, Percussion, Full SpectrumFrequency Sound Design, Various Devices …Carlos Niño - Microfrequency Percussion Sample onThere’s Something Here …, Cymbals, Chimes,Aerophones on NewNow, and Energetic Cymbal andConga Flourish on (( Destiny ))Deantoni Parks - Drums on Accelerator and …Discovery, High-Toms and Fast Drums on ExtremeVioletAndres Renteria - Congas, Cajon and Percussion onNewNowAaron Shaw - Tenor Saxophone on NewNowAaron Steele - Drums on Fantastic ThoughtsJustin Brown - Drums on Radical Possible Realities
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  • MUTUALKIND(CD)

    ASA TONE / アサ・トーン

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    Melati ESP、Tristan Arp、KaaziによるAsa Tone 待望のニュー・アルバム日本限定でCD化!

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL271 / 1009305025 / 2026年10月22日

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    声がリズムになり、リズムが旋律になる。インドネシア、メキシコシティ、ベルリン、ニューヨークを結びながら生まれた、オーガニックかつ鮮烈なエレクトロニック・ミュージック。Melati ESP、Tristan Arp、KaaziによるAsa Toneが待望のニュー・アルバムを完成。インドネシア、メキシコシティ、ベルリン、NYを結びながら制作された、身体的なグルーヴと未知の音響感覚に満ちた傑作。CD化は日本のみ!!オランダ・アムステルダムを拠点に、アンビエント、ニューエイジ、第四世界、実験音楽など、時代や地域を越えたユニークな作品を発掘/紹介し続ける名門Music From Memoryから、Melati ESP、Tristan Arp、Kaaziによるコラボレーティヴ・プロジェクト、Asa Toneのニュー・アルバム『Mutualkind』が登場。2020年の『Temporary Music』、2025年にAriel Kalmaとの共作『○』を発表してきた彼ら。本作はインドネシア、メキシコシティ、ベルリン、ニューヨークという異なる土地を行き来しながら、遠隔で音を交換するプロセスを通じて制作された。アルバムの核となるのは、異なる土地、経験、音楽的アプローチを持つ3人の間に生まれる「共有言語」というアイデア。Tristan Arpによる電子ハンド・パーカッションがMelati ESPの声の断片をリアルタイムでトリガーし、話し言葉や音素を偶然性を取り入れたリズム・プロセスによって自在に再構築。声はパーカッションへ、リズムはメロディへと姿を変え、それぞれの演奏の境界が溶け合いながら、唯一無二の有機的なグルーヴを生み出していく。「Second Language」「Watertalk」など一発録りのライヴ・レコーディングから生まれた楽曲がある一方、遠隔で音を送り合いながら時間をかけて組み上げられた楽曲も収録。インドネシアで行われた最終セッションにはバリ島のパーカッショニスト、Putu Septaが参加し、伝統打楽器ケンダンを演奏している。ケンダンの生々しい響きと、モジュラー・シンセ、FM音源、電子ドラム、MIDIウインド・インストゥルメント、そして絶えず姿を変えるMelatiのヴォーカル。アコースティックとエレクトロニック、伝統と未来、即興とプログラミングが軽やかに交差し、どこか異世界的でありながら、強烈な身体性を備えた音響空間を作り上げている。音は引き伸ばされ、途切れ、細かく刻まれ、再配置される。そこには曖昧な国境、消えゆく風景、変容する生態系といった現代世界のイメージが映し出されながらも、本作を貫いているのは分断ではなく、互いに耳を澄まし、即興し、離れては再び出会うことで、「共有できる何か」を育てていくことへの眼差しだ。声と楽器、電子音と生楽器、自己と他者。その境界を自由に行き来しながら生まれた、摩訶不思議で瑞々しく、そして抜群に気持ちいいエレクトロニック・ミュージック。Music From Memoryファンはもちろん、アンビエント、第四世界、エクスペリメンタルからレフトフィールド・クラブ・ミュージックまでを横断するリスナーに強く推薦したい一枚。(レーベルインフォ)
    ¥2,420 (税込)
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  • 7FOが2016年にわずか9枚の特殊仕様LPとカセットのみで発表していた幻の作品が正式にリリース

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL270 / 1009304967 / 2026年11月06日

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    ※限定商品の為、現在のところ入荷数未定となります。お渡しはご予約先着順とさせて頂きます。※ご予約頂いても商品がご用意できない場合がございます。予めご了承のほどよろしくお願いいたします。大阪拠点の電子音楽家/プロデューサー7FO、幻の作品『Water Falls Into A Blank』が10年の時を経てリリース! ダブ、アンビエント、電子音楽、そしてどこか寓話的なポップ・センスが、水のようにゆるやかに溶け合う傑作!大阪を拠点に活動する7FOことN. Kawataが、ダブとポップ、静謐なアンビエンスを水のように溶け合わせた作品『Water Falls Into A Blank』。2016年にRVNG Intl.のプロジェクト〈See〉の一環として制作され、わずか9枚の特殊仕様LPとカセットのみで発表された幻の作品が、10年の時を経て広く届けられることとなった。『Water Falls Into A Blank』は、驚きに満ちた水の世界へと潜り込み、そこからダブとどこか寓話的なポップ・ミュージックの泡をすくい上げるような作品だ。それぞれの楽曲は、水面のように光を反射しながら波紋を広げ、小さな生命で満たされた音の水たまりへと変化していく。水はあらゆる生命の源であり、あらゆる方向へ流れ、何もない場所へと落ちていきながら、やがてひとつの世界を形作る。7FOの音楽を聴くことは、静かな湖へ飛び込むことに似ている。生命を甦らせるような水に包まれながら、濁りの向こうにある、さらに奇妙で魅惑的な深みへと沈んでいく。7FO自身が本作を「curious, quiet, and humorous(好奇心に満ち、静かで、ユーモラス)」と表現するように、『Water Falls Into A Blank』には、突発的に立ち上がるエネルギーと長く持続する瞑想的な時間が共存している。本作はもともと、RVNG Intl.がニューヨークのロウアー・イースト・サイドで8年間運営していたスペース〈Commend〉における企画〈See〉の一作品として制作された。〈See〉は、サウンド・アーティストとヴィジュアル・アーティストを組み合わせ、新たな作品を制作し、それを展示空間の中で捉え直すコラボレーション・シリーズ。本作で7FOのパートナーを務めたのは、当時ブルックリンを拠点に、現在はロサンゼルスで活動するアーティストNick Ozgunay。〈Annexe〉名義で染色、ペインティング、焼き付け、プリント、テキスタイル制作などを行う彼が手掛けたジャケットには、紙に焼き付けられたレッサーパンダが描かれている。2016年のオリジナル版は、Ozgunayによる一点ごとに異なる藍染めのファブリック・スリーヴとシルクスクリーン・カヴァーを用いた、わずか9枚のアーティスト・エディションLPとして制作され、Commend限定で販売。同時にカセット版もリリースされ、同年10月には両者のコラボレーションを記念した展覧会も開催された。それから10年、長らく限られた形でしか触れることのできなかったこの作品が、ついにより広い世界へと解き放たれる。静けさとユーモア、ダブの揺らぎ、電子音の微細な粒子、そして生命そのものを思わせる有機的な音の動き。7FOならではの唯一無二のサウンドスケープを刻んだ『Water Falls Into A Blank』は、2026年11月6日にRVNG Intl.よりリリース、日本盤CDはPLANCHAより発売される。7FO:7FOは大阪を拠点に活動する電子音楽家/プロデューサー。2010年頃より音楽制作を開始し、ギターやシンセサイザー、ドラムマシン、サンプラー、エフェクターなどを用いた独自の宅録スタイルで作品を制作。アンビエント、ダブ、電子音楽を軸に、自然界の音や造形から着想を得た、有機的で幻想的、そしてどこかユーモラスなサウンドを展開している。2013年の『Fate』、2015年の『発酵するゼロ』などを経て、RVNG Intl.、Bokeh Versions、Métron Records、EM Records、conatalaなど国内外のレーベルから作品を発表。2018年には初期作品をまとめた『Moment (Selected Works 2012–2017)』をMétron Recordsから、同年に代表作のひとつ『竜のぬけがら』を大阪のEM Recordsからリリースした。2022年には『蘭 – 茫天』、2023年には初期の宅録音源をまとめた『Homemade Inspirations』をconatalaより発表。国内外で高い評価を獲得している。自然の中に存在する規則性と不規則性、水の流れ、植物や生き物の形などを音へと置き換えるようなその音楽は、環境音楽やニューエイジ、実験電子音楽、ダブといった要素を自由に横断しながら、7FOにしか生み出せない親密で色彩豊かな音世界を描き続けている。
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  • MELTING DAYS

    LUSINE / ルシーン

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    エレクトロニカの重鎮Lusine、喪失と変化を10の緻密な音響世界へと結晶させた最新作。

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL266 / 1009276562 / 2026年08月21日

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    エレクトロニカの重鎮Lusineの新たな到達点。アンビエント、テクノ、実験音楽の境界を横断してきた電子音楽家が、喪失と変化を10の緻密な音響世界へと結晶させた最新作。日本独自CD化シアトルを拠点とするJeff McIlwain、別名Lusineの20年にわたる歩みをたどると、控えめでありながら一貫し、尽きることなく好奇心を持ち続ける、現代エレクトロニック/実験音楽屈指のプロデューサー像が浮かび上がる。メロディックな構造と洗練されたテクスチャーを両立させるその広大なカタログは、テクノ、アヴァン・ポップ、アンビエントへと自在に漂いながらも、決してどれかひとつに収まることはない。近年でもっともコラボレーティヴで、ソングライクな作品のひとつとなった2023年の『Long Light』に続き、McIlwainはLusine名義10作目のフルレングス・アルバム『Melting Days』でミニマルな原点へと立ち返る。喪失と移り変わりをめぐる10曲は、根源的なレイヤーと上昇していくループによって形づくられ、彼のシグネチャーであるリズムとビート・パターンを眩い光の中へと包み込んでいく。「悲しみの只中にいると、以前の人生がどんどん霧の向こうへ消えていくのを見ているような感覚になるんです」とMcIlwainは語る。最初から旅を描く作品を目指していたわけではなかったが、『Melting Days』はその感覚を、カタルシスから明晰さへと至る精神的な終着点まで連れていく。本作にもっとも近い前例は、Lusineが2007年に発表したアンビエントの名作『Language Barrier』だろう。どちらも映画音楽の仕事から生まれ、音色とテクスチャーを主軸に据えている。Loraine Jamesはかつて『The Wire』で『Language Barrier』を「史上もっとも好きなアンビエント・アルバム」と語った。現在はJamesのWhatever The Weatherプロジェクトを通じてGhostlyのレーベルメイトでもある両者は、“アンビエント”という言葉を、初期Aphex Twin、Seefeel、そしてLusineが愛するLocustにも通じる、かつてのUK的で緩やかな意味合いへと開いている。すなわち、ビートレスな背景音楽ではなく、活動的で流動的であり、むしろ前景に立ち現れる音楽だ。『Melting Days』は全面的にパーカッシヴなアルバムではないものの、長年のコラボレーターであるTrent Moormanによるサンプリングされたドラムの要素を含み、第一印象から想像される以上にリズミックな体験をもたらす。McIlwainはまた、Susumu Yokotaの『Sakura』、そして2000年代半ばにThrill Jockeyから作品を発表していたデュオ、Mountainsの作品群も、サウンド面での影響として挙げている。もうひとつの材料は、ただ人生そのものだった。McIlwainにとってとりわけ困難な時期に生まれた本作では、近年の作品以上に内省的かつ孤独な制作態度が取られた。彼は『Melting Days』を、より映画のように直感的に組み立てていった。曲順が描く弧には注意を払いながら、外向的な身振りやヴォーカル・フックなどにはあまり重きを置かなかったという。「アイデアに妥協しなくていいという意味では、少し自由になれた気がします」と彼は付け加える。オープニング曲「Sightline」とラスト曲「Uncharted」は、Bryan Manzoによる残響豊かでReichを思わせるサックスのレイヤーで結ばれている。それは作品全体に対称的な枠組みを与え、その内側でMcIlwainはさまざまな視点から実験を重ねる。そこではしばしば大地や海にまつわるイメージが呼び起こされる。水面へと上がっていく空気の泡、あるいは青の中を切り裂く陽光を、容易に思い浮かべることができるだろう。「Bird’s Eye」は、回転するベルのコード進行によって過去と現在を見渡す。「Overlook」は、霞がかった催眠的な脈動とともに、別のパノラマを差し出す。「Intruder」は、アルバム中でも数少ないヴォーカルの痕跡を伴い、侵入してくる思考と正面から向き合う。「Apparition」についてMcIlwainは、チェロのループを数十ものフィルターに通し続けた結果、それがまったく別の楽器のようになった「幸福な偶然」だと語る。作品全体を通じて彼は、抽象化と消去を創造の方法として用いている。アルバムの印象的な中心曲「Pendulum」では、すべての要素がひとつに重なる。くぐもったきらめきから、脈打つストリングス、フルート、スタティック・ノイズが織りなす壮麗な響きへと揺れ動いていく。「よりビート重視の世界から来ているからかもしれませんが、トラックをただその場に留めておくのは、僕には難しいんです」と彼は説明する。「勢いを積み上げていきたいんです。」哀感を帯びたシネマティックな「These Walls」について、McIlwainは「その中にある曲を見つけようとしていた」と語る。その探究の感覚は、『Melting Days』全体にも通じている。自然の驚異と悲しみの微細な動きが、Lusineの音楽の底流でひとつに溶け合う。意識的であれ無意識であれ、『Melting Days』は、計り知れない重みを受け止め、やがて手放していく先駆的なアーティストの音である。欠落や変化を抱えた人生のなかで、美しさへと手を伸ばすための作品なのだ。(レーベルインフォ)
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  • USエコ・アンビエント・デュオ 待望のサード・アルバム。

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL253 / 1009193181 / 2026年03月20日

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    2023年の初来日も記憶に新しい、エコ・アンビエント・デュオGreen-Houseが、名門 Ghostly International移籍第一弾となる待望のサード・アルバム。自然と寄り添い、その繋がりを確かめ合うように、都市と野生、有機体とデジタルの境界を流麗に横断する未踏の音響風景(ヒンターランド)へ。溢れ出す“喜び”と“驚き”を鮮やかに鳴らす、新時代のマスターピースがここに。Green-Houseとして活動するOlive ArdizoniとMichael Flanaganは、喜びを感じさせるダイナミックなシンセシス(音の合成)を通じて、人間性と自然界のつながりを探求している。二人の共同制作は非常に深い。それはまるで迷彩(カモフラージュ)のように、周波数と表現が幾重にも重なり合う対話のプロセスだ。プロジェクトの出発点は、どちらのアーティストから始まることもある。Ardizoniがメロディを書き、Flanaganがそこに倍音(ハーモニクス)を構築していくこともあれば、その逆もまた然りだ。彼らのアイデアが二重螺旋のように絡み合い、個々の要素を超越した深淵な響きへと昇華される瞬間、そこにGreen-Houseとしての真の力が宿るのである。名門Ghostly Internationalからの初リリースとなるフルアルバム『Hinterlands』において、彼らはその鮮やかなインストゥルメンタル・ソングクラフトをさらに洗練させ、ジャンルの枠に縛られない、より自由な躍動を手に入れた。これまでの作品よりもアクティブで打楽器的なアプローチ、そして感情豊かなエネルギーを湛えた本作。流れるような音の連なりは、聴く者の目の前に広大な景色を映し出す。『Hinterlands』は、この世界の美しさに対し、一種の「急進的で誠実な真心(radical honesty)」を持って向き合っているのだ。2020年以降、ロサンゼルスのレーベルLeaving Recordsから数々の作品を世に送り出してきた二人は、常に環境への好奇心を抱き続けてきた。生楽器とシンセサイザー、高精細なサウンドデザイン、そしてArdizoniならではの独創的なメロディ。それらを駆使して、彼らは身近な場所から遠く離れた異郷(Hinterlands)まで、あらゆる空間を音で描き出す。その旅は、アルバムの冒頭から鮮烈に始まる。オープニングの「Walking Through The Maples」では、生命力に満ちた複雑なレイヤーが、まるで目覚めたばかりの森を歩くような感覚を呼び起こす。続く「Mist On The Moat」は、霧に包まれた内省的な風景を描き出し、静謐な没入感を与える。「The Cloud Table」は、本作の方向性を象徴する一曲だ。これまで以上にパーカッシブな要素が強調され、軽快なリズムと浮遊するシンセサイザーが絶妙な均衡を保っている。「The Wind Through The Chimes」では、風の動きを音に変換したかのような繊細なテクスチャが広がり、リスナーを束の間の瞑想へと誘う。そして、タイトルトラックである「Hinterlands」。ここでは、アルバム全体のテーマである「未踏の地」の広大さと、そこにある微細な生命の鼓動が、ドラマチックな構成力をもって表現されている。続く「The Silent Summer」や「The Bird Of Paradise」でも、Green-Houseのシグネチャーと言える、色彩豊かで喚起力に満ちた音像が絶え間なく溢れ出す。Green-Houseの音楽は、既存のカテゴリーに容易に収まるものではない。ニューエイジの思想やスピリチュアリティとは明確に一線を画しており、その音の構築美と密度の高さは、もはや「アンビエント」という言葉だけでは語り尽くせない。IDMや現代音楽の領域にまで大胆に踏み込んだ本作において、それでも変わらず底流に流れているのは、世界に対する開かれた好奇心と驚きの念である。「音楽の中で、芸術としては軽視されがちな『幸福』や『歓び』といった感情を、揺るぎない正当なものとして表現したい」とArdizoniは語る。たとえ歌詞がなくても、彼女の多才なパーソナリティは、音の粒子一つひとつから眩いばかりに溢れ出している。この『Hinterlands』は、単なるアルバムではない。それは、私たちが住むこの世界を、より鮮明に、より深く感じるための新しい地図なのだ。
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  • USエコ・アンビエント・デュオ 待望のサード・アルバム。

    • PLANCHA / JPN / LP(レコード) / GI464LPC1J / 1009193182 / 2026年03月20日

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    2023年の初来日も記憶に新しい、エコ・アンビエント・デュオGreen-Houseが、名門 Ghostly International移籍第一弾となる待望のサード・アルバム。自然と寄り添い、その繋がりを確かめ合うように、都市と野生、有機体とデジタルの境界を流麗に横断する未踏の音響風景(ヒンターランド)へ。溢れ出す“喜び”と“驚き”を鮮やかに鳴らす、新時代のマスターピースがここに。Green-Houseとして活動するOlive ArdizoniとMichael Flanaganは、喜びを感じさせるダイナミックなシンセシス(音の合成)を通じて、人間性と自然界のつながりを探求している。二人の共同制作は非常に深い。それはまるで迷彩(カモフラージュ)のように、周波数と表現が幾重にも重なり合う対話のプロセスだ。プロジェクトの出発点は、どちらのアーティストから始まることもある。Ardizoniがメロディを書き、Flanaganがそこに倍音(ハーモニクス)を構築していくこともあれば、その逆もまた然りだ。彼らのアイデアが二重螺旋のように絡み合い、個々の要素を超越した深淵な響きへと昇華される瞬間、そこにGreen-Houseとしての真の力が宿るのである。名門Ghostly Internationalからの初リリースとなるフルアルバム『Hinterlands』において、彼らはその鮮やかなインストゥルメンタル・ソングクラフトをさらに洗練させ、ジャンルの枠に縛られない、より自由な躍動を手に入れた。これまでの作品よりもアクティブで打楽器的なアプローチ、そして感情豊かなエネルギーを湛えた本作。流れるような音の連なりは、聴く者の目の前に広大な景色を映し出す。『Hinterlands』は、この世界の美しさに対し、一種の「急進的で誠実な真心(radical honesty)」を持って向き合っているのだ。2020年以降、ロサンゼルスのレーベルLeaving Recordsから数々の作品を世に送り出してきた二人は、常に環境への好奇心を抱き続けてきた。生楽器とシンセサイザー、高精細なサウンドデザイン、そしてArdizoniならではの独創的なメロディ。それらを駆使して、彼らは身近な場所から遠く離れた異郷(Hinterlands)まで、あらゆる空間を音で描き出す。その旅は、アルバムの冒頭から鮮烈に始まる。オープニングの「Walking Through The Maples」では、生命力に満ちた複雑なレイヤーが、まるで目覚めたばかりの森を歩くような感覚を呼び起こす。続く「Mist On The Moat」は、霧に包まれた内省的な風景を描き出し、静謐な没入感を与える。「The Cloud Table」は、本作の方向性を象徴する一曲だ。これまで以上にパーカッシブな要素が強調され、軽快なリズムと浮遊するシンセサイザーが絶妙な均衡を保っている。「The Wind Through The Chimes」では、風の動きを音に変換したかのような繊細なテクスチャが広がり、リスナーを束の間の瞑想へと誘う。そして、タイトルトラックである「Hinterlands」。ここでは、アルバム全体のテーマである「未踏の地」の広大さと、そこにある微細な生命の鼓動が、ドラマチックな構成力をもって表現されている。続く「The Silent Summer」や「The Bird Of Paradise」でも、Green-Houseのシグネチャーと言える、色彩豊かで喚起力に満ちた音像が絶え間なく溢れ出す。Green-Houseの音楽は、既存のカテゴリーに容易に収まるものではない。ニューエイジの思想やスピリチュアリティとは明確に一線を画しており、その音の構築美と密度の高さは、もはや「アンビエント」という言葉だけでは語り尽くせない。IDMや現代音楽の領域にまで大胆に踏み込んだ本作において、それでも変わらず底流に流れているのは、世界に対する開かれた好奇心と驚きの念である。「音楽の中で、芸術としては軽視されがちな『幸福』や『歓び』といった感情を、揺るぎない正当なものとして表現したい」とArdizoniは語る。たとえ歌詞がなくても、彼女の多才なパーソナリティは、音の粒子一つひとつから眩いばかりに溢れ出している。この『Hinterlands』は、単なるアルバムではない。それは、私たちが住むこの世界を、より鮮明に、より深く感じるための新しい地図なのだ。
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  • 米エクスペリメンタル・ロック・カルテットの到達点というべき最新作

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL257 / 1009221179 / 2026年06月12日

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    Horse Lordsは、2010年に米ボルチモアで結成されたエクスペリメンタル・ロック・カルテット。ドラマーSam Haberman、ギタリストOwen Gardner、ベーシストMax Eilbacherを中心に始動し、その後アルト・サックス奏者Andrew Bernsteinが加わった。ルネサンス期の対位法、ジャスト・イントネーション、特殊なフレット調整を施した楽器、ポリリズム、ミニマリズム、即興性などを独自に接続し、緻密な構造と強い身体性を併せ持つサウンドを築いてきた彼らは、現代の実験音楽とロックの接点において極めて特異な存在として高く評価されている。2021年以降はメンバー4人のうち3人がドイツへ拠点を移し、カルテットという最小単位を保ちながらも、より拡張的で越境的な表現へと歩みを進めている。反復するリズム、うねるアンサンブル、緻密に組まれた構造。そのすべてが有機的につながり、鋭さと熱量を同時に放つHorse Lordsの新作。Horse Lordsにとって初めて明確にヴォーカルを導入した作品であり、Madison Greenstone、Weston Olencki、Nina Guo、Evelyn Saylorらを迎えながら、バンドの音楽的探求をさらに押し広げた意欲作となっている。『Demand to Be Taken to Heaven Alive!』という名が示すように、本作には超越や高揚への志向が深く刻み込まれている。もしすべてのアートが政治的であるなら、Horse Lordsのそれは楽観的で、共同体に開かれたものだ。変容や再視認は単なる作曲上の方法論ではなく、「A City Yet To Come」やタイトル曲、さらにはユートピアへの言及にも表れているように、彼らにとってひとつの哲学的態度でもある。冒頭曲「Eureka 378-B」では、19世紀のセイクリッド・ハープ音楽がGuoとSaylorの歌唱によって導かれ、その旋律が外へと花開きながら、後に続く楽曲群のための音調的な起点を築いていく。アルバム中に挿入される短い「Rotations」群は、他の楽曲の断片を切り出したものであり、さらにタイトル曲「Brain of the Firm」や「Second Galactic Utopia」の一部には変換アルゴリズムが用いられているという。そうした再帰的な手法によって、楽曲同士は互いに影響し合いながら連関し、作曲のスケールそのものを曖昧にし、拡張していく。「After the Last Sky」は、詩人Mahmoud Darwishの「The Earth Is Closing in on Us」から着想を得た楽曲であり、パレスチナの現実を参照することで、彼ら自身のユートピア的探求が、多くの人にとってはいまだ手の届かない安全や安定の上に成り立っていることを問い直している。音響的にも概念的にも幾重もの層を備えた作品だが、その複雑さを貫いているのは、この音楽が持つ否定しがたい力と人間味だ。聴き手の胸ぐらをつかむような衝撃を与えながら、それでいて聴くたびにまったく新しい像を結ぶレコードは稀有である。Horse Lordsの本作は、まさにそうした一枚。
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  • ONE DAY IN THE SUN

    PREP / プレップ

    ロック・ポップス・インディーロック

    落日飛車(Sunset Rollercoaster)参加!ロンドン発の4人組バンド PREP(プレップ)の待望の新作EP

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL255 / 1009214163 / 2026年04月10日

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    落日飛車(Sunset Rollercoaster)参加! UKロンドン発の4人組バンド PREP(プレップ)の待望の新作EP『One Day In The Sun』。ソウル、AOR、ディスコ、インディ・ポップを軽やかに横断する洗練されたサウンドで世界中にファンを広げてきた彼らが、春の空気のように軽やかでメロウな最新EP完成!本作の最大のトピックは、台湾を代表する人気バンド 落日飛車(Sunset Rollercoaster)をフィーチャーしたリード曲 「Do What You Gotta (feat. Sunset Rollercoaster)」。アジアのインディー/ポップシーンを代表する両者のコラボレーションは大きな話題となり、PREPの洗練されたポップセンスと、落日飛車ならではの甘くドリーミーなムードが見事に溶け合った楽曲として注目を集めている。この楽曲はロンドンと台北の交流から生まれたコラボレーションであり、両バンドの音楽的な共通点でもある“シティポップ的感覚”を現代的にアップデートしたような魅力を持つ。本作は全4曲を収録。「Do What You Gotta (feat. Sunset Rollercoaster)」を筆頭に、メロウで都会的なグルーヴが心地よい「Fade To Blue」、タイトル曲「One Day In The Sun」、そしてスムースなポップセンスが光る「The Face」と、コンパクトながらPREPの魅力が凝縮された作品となっている。透明感のあるシンセ、滑らかなベースライン、そしてTom Havelockの柔らかく包み込むようなヴォーカル。PREPはこれまで、世界各地でのツアーやコラボレーションを通じてグローバルな人気を獲得し、モダン・ポップの中でも独自のポジションを確立してきた。本作はその洗練されたサウンドをよりコンパクトなフォーマットで提示するEPであり、日常の中にふと差し込む光のような瞬間を切り取った、軽やかで温かなポップ作品に仕上がっている。
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  • [国内CD] すべての音をシンセサイザーで生成し、初めて本格的に歌声を取り入れたニュー・アルバム

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL261 / 1009281598 / 2026年10月02日

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     10代の頃、ギターとキーボードを用いた初期の実験を通して音楽に取り組み始めたSpragueは、2010年代初頭にインディー・バンドFloristで熱心な支持を集めた。その後、2017年から自身の名義で実験音楽/アンビエント作品へと活動を広げていく。当初は自主リリースを行い、その後RVNGとパートナーシップを結んだ彼女のソロ作品には、『Water Memory / Mount Vision』(2017 / 2019)、『Hill, Flower, Fog』(2020)、『Cloud Time』(2025)がある。現在も暮らすキャッツキル近郊のニューヨーク州北部出身であるSpragueは、感情を統合し、空間的に捉える方法として音楽に向き合い始めた。幼少期には母親からピアノを習い、のちに実験を通じてギターを学んだ。理論やスケールよりも、特別に大切に感じる一曲一曲や直感的な音の構造、メロディの力、直感的な音の身振りを重視していた。やがて彼女は、マルチトラック・ループやペダルを用い、非モジュラー・シンセサイザー、そしてモジュラー・シンセサイザーでサウンドスケープを制作するようになる。出力と入力をパッチングする行為は、精神の動きや瞑想的な状態を音によって象徴化する方法となった。2019年頃、フィルム写真に再び取り組むようになったことをきっかけに、Spragueはサイアノタイプと、サイアノ技法で植物を記録した植物学者/写真家Anna Atkinsの作品に強く惹かれていった。Atkinsの写真が持つ感情的な空気感は、遠い惑星「Cyano」に住む人物の物語へとつながっていく。かつて地球に似ていたCyanoは、誤解によって破壊され、個人性を捨てて同化的な共生を強いる擬似的な相互性のもとに置かれていた。Cyanicという人物は、記憶、粒子、象徴を手がかりにしながら、繊細な試みを通じて自律的な欲望、共感に基づく衝動、そして本物の表現をその世界に取り戻そうとする。『Cyano』を通じてSpragueは、この世界がどのように感じられるのかを表す音響的/環境的なパレットを探している。ピアノやギターのようにも聴こえるが、完全にはそうではない音。自己、他者、生態系、遠い世界における生命との関係をまたぐ連続体としての音である。『Cyano』は、表現を呼び起こすための出口であり、変化し続ける世界の壮麗で、ときに摩耗を伴うテクスチャーのなかで理解をつなぐための道具でもある。『Cyano』では、実験的で定型を持たない音楽が、Floristの楽曲に見られる、より伝統的なソングライティングを解体している。2016年に行われたSprague最初期のモジュラー・シンセ実験から生まれた即興的なパッチングと音は、過去の時代や内なる世界への訪れをもたらし、光の筋をたどりながら記憶と欲望を描き出す。パートナーでありコラボレーターでもあるV Haddadをフィーチャーした冒頭曲「Double Moon」は、Cyanoの並行世界を前景化する。音の要素は、まだらな揺らぎのなかで現れては消え、パッチングによるグラデーション、霜に覆われた角度、温かなメロディの波紋によって彩られていく。『Cyano』は、虹色の繊細さを呼び起こす。夜の色彩が空を横切り、それによって可能になる輪郭を照らし出すように。精緻に構成された各曲は、動き、水、地平線、音色への好奇心を表し、抽象的な要素を、より強い気配を持つ触れられる瞬間へと変えていく。『Cyano』の想像上の物語の糸は、SpragueとHaddadが冬至の時期にアイスランドのフィヨルドを訪れた旅のなかで形を得たが、アルバム自体は、それからかなり後のある一か月間で完成された。Spragueの音楽的アプローチは、自己と他者の歴史を掘り起こすこと、すなわち内面的/対人的なつながりのあり方、そしてそうした試みの移ろいやすさに根ざした、きわめて個人的な空気感によって特徴づけられる。親密な現象学的探究を通じて、『Cyano』は脆さを受け入れる、さりげなくも印象的なテクスチャーを提示する。スタジオ録音もライヴ・パフォーマンスも、Spragueにとっては、異なる土地にいながらも感情的な一貫性によって結ばれ、時間を越えて聴き手と意味のあるつながりを築くための媒体である。『Cyano』では、すべての音がシンセサイザーによって生成されており、サンプルやアコースティック楽器は使用されていない。また本作では、これまでインストゥルメンタル中心だったSpragueのソロ作品に歌唱が導入され、言葉のない音楽と歌詞を持つ音楽の間をつなぐ試みとなっている。現在もさらなる『Cyano』の楽曲構想が進められているなか、本作はその最初の提示である。意図的に原始的でミニマルな、はるか遠い場所から届くノイズ混じりの通信のような作品だ。感情、言語、音を探るSpragueの旅は、精神的な物質に新たな配置を与え、川辺の庭を抜けて海へと流れ込む生命力のように響く。これらの楽曲は、内面と想像によって生み出された世界の磁力を持つ地形において、感情と場所を地図化していく。そこでは、知ることは謎であり、その謎が現実へと裂け目を開いていく。
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  • [国内CD] 「スリープ・ロック」を提唱するシカゴ女性SSW 2018年デビュー作

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL259 / 1009221685 / 2026年04月24日

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    フォーク、シューゲイザー、スロウコア、アンビエント・エレクトロニカ、トリップホップの要素を組み合わせた独自のジャンル「スリープ・ロック」を提唱するシカゴ・イリノイの女性シンガーソングライターGIA MARGARETの2018年デビュー作。きらびやかなシンセサイザーや、豊かなエレクトリック・ギターがIMOGEN HEAPや、BROKEN SOCIAL SCENEを想起させる"BIRTHDAY"をはじめ、ノスタルジックでセンチメンタルな輝きを放っています!
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  • [国内CD] 2020年 アンビエント・ミュージック話題作

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL260 / 1009221726 / 2026年04月24日

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    2018年のデビュー作『THERE'S ALWAYS GLIMMER』が有識者から高い評価を得たシカゴ・イリノイの女性シンガーソングライター。病に倒れ、一年半近くも声を失った時期に制作された2020年 アンビエント・アルバム『MIA GARGARET』。GIA自身の自己治癒の過程を記録した作品で、アルバムのオープニングを飾る"APATHY"には、彼女が実際に行ったヴォーカル・セラピーのエクササイズの抜粋が含まれています。足音、教会の鐘、湖の波音などのフィールド・レコーディング素材、シンセサイザー、ピアノ、アコースティック・ギターを使った、控えめながらも臨場感のあるアレンジが混ざりあった、音楽の癒しの力を感じさせるアンビエント・ミュージックとなっています!
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  • Paradessence(国内盤CD)

    VISIBLE CLOAKS / ビジブル・クロークス

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    待望の通算3作目となるニュー・アルバム:国内盤CDボーナストラック収録

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL254 / 1009193188 / 2026年05月22日

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    「出現」と「幻惑」相反する要素が共存し、変容し続ける状態を描いた『Paradessence』現代ニューエイジ、環境音楽を牽引する存在となったSpencer DoranとRyan Carlileによるエレクトロニック・デュオ、Visible Cloaksの待望の通算3作目となるニュー・アルバムが完成。『Paradessence』において沈黙は重要な登場人物。音を彫刻する行為の中に感じられるだけでなく、あらゆるものに及ぼす圧力、そしてそこから現れるものにおいても感じられる。グループは建築理論家Christopher Alexanderの「ポジティブ・スペース(positive space)」という概念に影響を受けた。物体そのものを構築するのと同じくらいの配慮を、物体の周囲にある“空白(void)”の形にも向けられる、という考え方だ。ここでは、音が自らの沈黙を伴って運ばれていく様子が聴こえる。存在と非存在のあいだを振動し、微生物のようにライフサイクルをたどっていく。『Paradessence』を下支えする楽器群には共同体性がある。風が葉の群れの上を漂い、動きが消えたことで空気が見えるようになる時のように、それらは群れのように動く。複数の種が同じ曲の中で共存し、数分のあいだに、せり出し、引っ込み、変容していく。「環境として水平に機能する作品を作るのではなく」とDoranは言う。「空間の中で変化していく“生きた素材”として捉え、絶えず流動しているものとして概念化したかった。」曲の形式はアンビエンスから離れ、純粋な抽象へと舵を切る。ユートピアニズムが周縁に漂う。想像上の未来との関係は、ナイーブでも、シニカルでも、ノスタルジックでもない。Visible Cloaksが時間をかけて築いてきた世界は、しばしばコラボレーターによって物質的なかたちを与えられてきた。『Paradessence』では、その馴染み深い顔ぶれが再び戻ってくる。Motion Graphics(Joe Williams)は「合成木管(synthetic woodwinds)」で登場し、アルバムの共同ミックスも担当。彼特有の艶やかな質感で輪郭を整えている。連結した2曲「Shapes」と「Thinking」は、環境音楽の革新者Yoshio OjimaとSatsuki Shibanoとともに制作された。彼らはデュオが参加した世代横断のFRKWYSコラボ『serenitatem』でも共作した相手だ。後者の「Thinking」では、Ojimaが書いたスポークン・テキストが用いられ、Shibanoが日本語で、そして作曲家で長年の友人でもあるFélicia Atkinsonがフランス語で朗読している。Doranの「不確定(indeterminate)な室内楽」プロジェクトComponium Ensemble(自動演奏するソフトウェア楽器群)が、「System」の基盤を提供する。それはPessoa的な異名性(heteronymity)の瞬間でもある。さらにアルバムには、ルーマニア出身の作曲家・ヴァイオリニストIoana ?elaruも参加し、「Intarsia」で声と弦の演奏を提供している。Doranはこのコラボを「幻影的な存在感(illusionary presence)の練習」と呼び、「彼女の実際の楽器演奏と仮想楽器を並置し、合成ストリングスと現実に存在するストリングスの境界をぼかす」というアイデアから共同で発展させたと語る。「Intarsia」における?elaruの緊迫したパフォーマンスは、『Paradessence』のドラマティックな核をはっきりと示す。それは切迫した彫刻的な仕事であり、ひとつの楽器と人間の声が、合成的な成長の海によって変調されていく。Doranは「この現実と仮想のあいだの滑り(slippage)は、まったく別の何か、奇妙で言葉にしがたい何かを捉えている」と説明する。「それは、オンラインでも現実の生活でも、デジタル・モダニティの中で生きることに固有の要素なんだ。」Visible Cloaks:Visible Cloaksは、Spencer DoranとRyan Carlileによる米国ポートランド拠点のエレクトロニック・デュオ。プロジェクトは2010年にDoranのソロとして始動し、2014年にCarlileが合流してデュオとしてのVisible Cloaksへと発展した。セルフ・タイトルのデビュー作を経て、ニューヨークの名門RVNG Intl.へと契約。代表作『Reassemblage』は2017年2月にリリースされ、DoranとCarlileの共同プロデュースによって、ポストYMO以降の電子音楽的冒険に敬意を払いながらも、その系譜をなぞるのではなく別の方向へと踏み出した作品として位置づけられる。80年代半ばから90年代初頭にかけての日本やイタリアのエレクトロニック・ポップ/アンビエントが切り拓いた道筋から敢えて逸れ、合成的な“種”から育った樹木が深い音の樹冠をつくる森の中に、自分たちの陣地を築いていくような独自の音響世界を確立した。アルバム収録曲「Valve」にはdip in the poolの甲田益也子が参加し、「Terrazzo」にはMotion Graphicsが参加するなど、客演を含めて作品世界を拡張している点も特徴として刻まれている。サウンド面では、Doranが日本のニューエイジ/アンビエントや電子音楽への関心を背景に制作してきたことが各所で言及され、Yellow Magic Orchestraや坂本龍一の名が影響源として挙げられることもある。また制作プロセスについては、Doran本人がAbletonのインタビューで、システム的な発想にもとづくアプローチや音作りの方法論を語っている。2017年後半にはミニアルバム『Lex』を同年12月にリリースし、複数の方言やアクセントを連鎖させて翻訳ソフトに通すことで生成された“異星の言語”を音素材として取り込み、彫刻的なアレンジの網目に、意味へ回収されない静謐な発声を織り込んだコンセプト作品として提示した。ビジュアル面でも作品世界の統一が重視され、『Reassemblage』のアートワークや『Lex』期の短編映像でBrenna Murphyが関与している。さらに2019年には、尾島由郎と柴野さつきとの共作『serenitatem(FRKWYS Vol. 15)』を発表。初の日本ツアー終盤に両者と出会い、ヨーロッパ・ツアー中に録音した加工音のスケッチを尾島へ送り、加筆・編集された音を再び折り込みながらスタジオ・セッションへ持ち込むという往復運動の中で制作が進められた。そこで生まれた作品は、人間と機械の境界が縫い目としてほとんど見えないほど滑らかに結合されつつも、その気配が至るところで示唆される鋭利なレコードとして結実している。Visible Cloaksは、特定地域の音楽史、とりわけ日本の環境音楽/シンセサイザー音楽への参照を、単なる引用ではなく制作手法そのものの設計へと転換し、翻訳・変換・生成といった方法論を軸に、アルバムごとにコンセプトを更新しながら、RVNGを軸に音と視覚、コラボレーションを統合した作品群を展開してきた。nce』 
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  • AT THE EMERALD POOL(CD)

    TOMO KATSURADA & JONNY NASH

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    元幾何学模様のTomo KatsuradaとJonny Nashによるギター・デュオ作品

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL264 / 1009259071 / 2026年07月02日

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    淡いディレイに滲むフィンガーピッキング、空間に溶け合う二本のギター、静かに浮かび上がる歌声…10年にわたる友情と相互の敬意、そしてこの1年の共演から生まれた、親密で開かれた音の対話。昨年、2人によるダブルヘッドライン・ツアーで日本各地を巡り好評を博した、元幾何学模様のTomo Katsuradaと、Melody As Truth主宰であり、Gigi Masin、Young Marcoと共にアンビエント・グループGaussian Curveのメンバーとしても知られるJonny Nashによるギター・デュオ作品『At The Emerald Pool』が完成。柔らかなフィンガーピッキング、淡いディレイ、交差する旋律、そして穏やかに浮かび上がる歌声。オランダを拠点に活動する2人のアーティストが、ギター・デュオという最小限の編成から豊かな広がりを引き出す、透明感あふれるコラボレーション・アルバム。オランダを拠点に活動するTomo Katsurada(Ex-Kikagaku Moyo / Future Days Radio)とJonny Nash(Melody As Truth)が、ギター・デュオの持つ音響的な可能性を探求するコラボレーション・アルバム『At The Emerald Pool』。互いの音楽に深い敬意を寄せ、10年来の友人でもある2人の本格的な共同制作は、2024年にKatsuradaが自身のデビューEP『Dream Of The Egg』へNashのギター参加を依頼したことから始まった。その自然な手応えをきっかけに、2人はその後の1年間、さまざまな編成で共演を重ねていく。NashがKatsuradaのトリオに加わり、またKatsuradaがNashとのデュオとして演奏するなど、教会、寺院、コンサートホール、劇場、野外フェスティバルまで、多様な空間で演奏をともにしてきた。そうしたライブでの経験から新たなアイデアが有機的に育っていくなか、2人にとって新作を録音することは自然な流れだった。制作に充てられたのはわずか3日間。流動的に絡み合う旋律とギター・プレイの本質を、できる限り直接的で、フィルターのない形で記録することを目指した。いくつかの既存のスケッチを出発点としながらも、録音の過程には十分な実験の余地が残され、即興性と親密な対話が作品全体に息づいている。『At The Emerald Pool』に収められた10曲は、KatsuradaとNashによるサウンドの世界へ聴き手を深く誘う作品集だ。両者にとってギターが主要な楽器であることからも、アルバムの核心は2人の演奏のしなやかな交差にある。穏やかにディレイをまとったフィンガーピッキングのレイヤーは、しばしばどちらの演奏がどこから始まり、どこで終わるのかを判別できないほど自然に溶け合っていく。ソロ・アーティストとしても、KatsuradaとNashはいずれも、開かれた感覚と上昇感を持つメロディを紡ぐことに長けている。その旋律は表情豊かで希望に満ちながらも、決して過度に甘くなることはない。アルバムでは、より長尺で抽象的な楽曲と、コンパクトな歌ものがバランスよく配置され、全10曲のうち5曲ではヴォーカルもフィーチャーされている。2人がヴォーカルを分け合うことで、意図的に絞り込まれた音楽的枠組みのなかにも、豊かな表情と変化がもたらされている。『At The Emerald Pool』は、現在も続いている2人の音楽的対話の第一章であり、つながり、開放性、発見の瞬間をとらえた作品である。シンプルなギター・デュオという形態から、繊細で奥行きのある音風景を立ち上げる本作は、Tomo KatsuradaとJonny Nashそれぞれの歩みが静かに交差し、新たな可能性へと開かれていく記録でもある。(レーベル・インフォ)
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  • BURY THE KEY(国内盤CD) / BURY THE KEY

    TOPS / トップス

    ロック・ポップス・インディーロック

    TOPSのソフト・フォーカスなソフィスティ・ポップに鋭いエッジを与えた最新にして傑作!

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL240 / 1009092372 / 2025年08月22日

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    現在はDavid Carriere、Jane Penny、Marta Cikojevic、Riley Fleckによる4人編成で活動しているモントリオール出身のソフト・ポップ/ロック・バンド、TOPS。時代を超越した音楽を生み出し、即時性と深みを巧みに融合させるスタイルをみせている彼らがGhostly Internationalと契約しリリースされるニュー・フル・アルバムにして通算5作目『Bury the Key』。常に洗練され、紛れもなくメロディック・クラフトの達人でありながら、進化を恐れず、時にはよりダークなトーンに挑戦し続ける彼らのこのアルバムは、かつて封印した感情と向き合い、幸福、快楽主義、そして自己破壊の間で揺れ動く様を描いていまる。架空の人物が登場することが多い一方で、輝きとグルーヴ感に溢れたセルフ・プロデュースによる楽曲は、親密さ(バンド内外)、有害な行動、薬物使用、そして終末的な恐怖といった個人的な観察から生まれています。レコーディングが始まると、彼らは変化に気づき、より積極的になり、冗談めかして「邪悪なTOPS」と名付けたとJaneは言う。「私たちはいつも、カナダ風に言えば、甘ったるいとか、ナイーヴとか、フレンドリーとか思われているけど、今回は周りの世界を真に表現するという挑戦をしたんだ」。迫り来る時代と、歳月を経て得た明晰さというレンズを通して、TOPSは『Bury the Key』でより邪悪なディスコの領域へと足を踏み入れ、彼らのソフト・フォーカスなソフィスティ・ポップに鋭いエッジを与えている。2010年代初頭、モントリオールのDIYシーンから現れ、現代にも影響を与え続けるインディー・ポップ・サウンドの先駆者として活躍したTOPS。長いキャリアを維持している秘訣はシンプル。誠実でオープンなソングライティングと、自然体でありながらもピュアなレコーディング。そうすることで、バンドのあらゆるレベルで深く調和したダイナミクスが生まれる。彼らの楽曲は人生の輪郭を描き出し、時が経つにつれ――5枚のアルバム、数え切れないほどのツアー、そして様々なサイドプロジェクトを経て――TOPSはますますその才能を開花させている。TOPSのヴォーカルは、ソングライター、プロデューサー、フルート奏者、そしてシンガーとして活躍するJane Penny。静かな歌声は、驚くほど幅広い表現力を秘めており、Men I TrustからClairoまで、現代の偉大なアーティストたちの多くに影響を与えてきたことは間違いない。彼女の歌詞のテーマは、権力のダイナミクス、欲望、注目されることへの葛藤、報われる愛など、時代を超えて色褪せることがない。2024年に初のソロ・リリースを控えていた彼女は、以前住んでいたモントリオールの地域に一歩賢くなって戻ってくる。盟友David Carriereと共作した彼女のソロ楽曲に登場する、洗練された車やどこまでも続くハイウェイは、TOPS名義での新作である本作に確かな深みを増して反映。作詞家、プロデューサー、そしてギタリストとして、鮮烈なフックとそれに見合う飽くなき推進力を持つ(彼の別のプロジェクトはDVC RefreshmentsやBorn At Midniteなどがある)Davidは、音色とテクスチャーの技巧に新たな息吹を吹き込んでいる。バンド結成当初からドラマーを務め、他者のプロジェクト(最近ではジェシカ・プラットのライヴ・バンド)でも活躍する彼は、より高いテンポとハードなリズムに挑戦し、その活躍の幅を広げている。2017年、金字塔的アルバム『I Feel Alive』の前にTOPSに加入し、2022年にはDavidのプロデュースによるMarci名義でのデビュー作をリリースしたキーボード奏者のMarta Cikojevicは、本作でその役割をさらに拡大。作曲プロセスに参加し、Janeのヴォーカル・ラインの一部をバックアップし、アルバムで最も豊かで満足感のあるパートを演出している。2023年の冬に曲作りが始まり、JaneとDavidはデモに取り組み、その夏にはバンドのスタジオで、ゆるやかな共同セッションを重ねていき、発展させていくことになった。スタジオの雰囲気は、1970年代の税務署を彷彿とさせるようなものだったようで、様々なペルソナやキャラクターが形作られていった。シンセサイザーを主体とした「Wheels At Night」では、Janeは当初、未亡人(「ここには私の服の隣にあなたの服以外何も残っていない」)をイメージしていたが、その後、より普遍的な喪失感へと展開させ、最終的には自分自身と向き合い、孤独の苦しみを歌った別れの曲へと昇華させた。Davidのギター・ラインがブリッジを彩り、語り手が私たちを孤独な道へと連れ出す。「ICU2」はピュアないちゃつきを湛えた曲で、JaneとMartaの遊び心のあるやり取りから生まれた、TOPSの定番アップテンポ・ナンバーだ。しかし、グルーヴの奥底には、クラブ・シーンが隠れており鏡の迷宮を暗示している。「まるで悪ふざけのようで、幻想的で、暗闇の中で何かを探しているところを捕まえられたような」とJaneは言い、1969年の『真夜中のカーボーイ』(Midnight Cowboy)のパーティー・シーンに見られるアート・ハウス風サイケデリックを想起させる。アルバムが進むにつれて、邪悪な『Bury the Key』の影はより鮮明になる。中盤の「Annihilation」がまさにヒール・ターンと言えるだろう。この曲は非伝統的な試みから生まれた。Rileyはドラムから曲を組み立てるという課題に挑み、その結果、バンドは高速ハイハット、フィルイン、そして四つ打ちのビートのフィールドを築き上げた。坂本龍一とシネイド・オコナーの死後まもなく書かれたこの曲は、徐々に消え去りつつある文化的神話(「偉大な男も女も皆死ぬ、友よ」)へのオマージュであり、洗練された未来的なコーラスはYMOを彷彿とさせる。超絶技巧を凝らした「Falling On My Sword」は、アレンジの視点からDavidのハードコア音楽への関心を表現しているが、「最終的には自分たちのスタイルで演奏した」と彼は語る。「私たちは常に変化や再発明という考えに抵抗してきた」とJaneは語る。「でも、自分たちのサウンドの限界を押し広げ、これまでに作ったことのない何かに挑戦したかった。もっとハードにやりたかったんだ」。歌詞は、私たちをしばしば満たされないままにしてしまう社会規範や大人の制度の追求に疑問を投げかけている。アルバムの中心となるのは「Chlorine」という「空虚な愛」のバラードで、毒素、化学物質に満ちたウォーター・パークの懐かしさ、不健康なバーの夜の安らぎを交錯させる。「成長過程での感情の幅、私たちが経験する事柄、自分を満たす方法が、同時に私たちを破壊する要因にもなるかもしれない」とJaneは説明する。この考えの重みは、『Bury the Key』全体に感じられる。このアルバムは、荒削りから磨き上げられた多面的なアルバムだ。痛みと喜び、そして生きていること、そして現代を代表するバンドの一つであることの複雑な喜びに根ざしている。
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  • INCIDENTAL SCENES

    KAAZI

    クラブミュージック・ダンスミュージック

    Asa Tone のメンバーとしても知られる Kaazi、映像作品のための音楽をまとめたニュー・アルバムを日本独自CD化!

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL256 / 1009221044 / 2026年04月17日

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    プログレッシヴ・パーカッション・トリオ、Asa Tone のメンバーとしても知られるKaazi、映画/ドキュメンタリー/短編映像のために制作してきた音楽をまとめたニュー・アルバム『Incidental Scenes』の日本独自CD が4/17 に発売決定!KaaziことIzak Jerasimoは、レコーディング・アーティスト、プロデューサー、実験的な作曲家/サウンド・デザイナーであり、Melati ESP、Tristan Arpとともに多国籍プロジェクトAsa Toneの創設メンバーとしても活動している。ニューヨークを拠点にしながら、ソロ名義や匿名性を帯びたプロジェクトでの作品発表、他者作品のプロデュース、さらに映画やドキュメンタリー、テレビ、オンライン・キャンペーンのための音楽制作まで、領域を横断しながら活動を続けてきた。Kaaziが参加するAsa Toneは、Melati ESP、Tristan Arp、Kaaziによってニューヨークで結成されたプロジェクトで、Leaving Recordsから2020年に発表したデビュー作『Temporary Music』によって強い注目を集めた。インドネシアのジャングルに設けた仮設スタジオでの録音や、メンバーそれぞれの土地感覚やフィールド・レコーディングを織り込む制作姿勢は、その後の『Live at New Forms』やAriel Kalmaとのコラボレーションへもつながっており、リズム、響き、空間性、即興性を横断する独自の音楽観を形作っている。『Incidental Scenes』は、Kaaziが映画、ドキュメンタリー、短編映像のために制作してきた楽曲群をまとめた作品集である。収録曲には、ジャワの現代美術家/活動家Arahmaianiを扱った『After The Flags』、New YorkのアーティストFutura2000に焦点を当てた『Beyond Dualism』、そしてYogyakartaを拠点とする映像作家Natasha Tonteyを題材にした『Anatomy of An Artist』などのための音楽が含まれている。映像監督たちのヴィジョンを直接受け取りながら、場面ごとの感情や人物像に寄り添うかたちで組み立てられたこれらの楽曲は、単なる劇伴集というよりも、映像と音が交差する現場から生まれた、独立した作品集として響く。本作はNew YorkとIndonesiaのG Zui studiosをまたいで録音され、響きの豊かなパーカッション、深く潜行するようなシンセのレイヤー、静けさのなかに感情を沈殿させるような間合いによって構成されている。Kaaziの音楽は、Asa Toneでの実践にも通じるように、声、シンセシス、弦楽器、metallophone、フィールド・レコーディングを素材としながら、リズムと共鳴のテクスチャーを直感的に編み上げ、聴き手や対象との接続を探るものでもある。また『Incidental Scenes』の多くは、Kaaziにとって私的にも大きな転換期にあたる時期に生まれた。短い期間のうちに親しい友人たちを相次いで失い、そのなかには近年の重要なコラボレーターであったAriel Kalmaの死も含まれていたという。そうした喪失と再定位の時間を背景に持ちながら、本作は映像のための音楽という枠を超えて、記憶、追悼、移動、内省の感覚を静かにたたえた作品集として結実している。Kaazi:KaaziことIzak Jerasimoは、ニューヨークとジャカルタを股にかけて活動するコンポーザー、プロデューサー、サウンド・デザイナー。Melati ESP、Tristan Arpとともに多国籍プロジェクトAsa Toneの創設メンバーとして知られ、Asa ToneではLeaving Recordsから発表した『Temporary Music』や、Ariel Kalmaとのコラボレーション作品などを通じて、パーカッシヴな実験性、空間性、即興性を横断する独自のサウンドを築いてきた。ソロ名義Kaaziとしては、2016年に100% Silkからカセット作品『Zen Travel』をリリース。ブリージーなアシッド・ファンク、ジャングル・ダブ、ハウス、アンビエント感覚が溶け合うその内容は、以降の活動にも通じる、浮遊感と運動性を兼ね備えた音楽性の原点のひとつとなっている。また、Kaazi はMelati ESPの長年のコラボレーターでもあり、デビュー作『hipernatural』の共同プロデューサーも務めており、そのサウンド世界を語るうえで欠かせない存在となっている。現在はソロワーク、コラボレーション、映像作品への楽曲提供などを並行しながら、幅広い領域で活動を続けている。(メーカーインフォ)
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  • [国内CD] 環境と本能のコラボレーション。FLORIST のフロントマンによる7つの長編楽曲。

    • PLANCHA / JPN / CD / ARTPL44 / 1009110498 / 2025年10月10日

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    環境と本能のコラボレーションFloristのフロントマンとしても知られるアンビエント・アーティスト、Emily A. Spragueが昨年行った初の日本ツアーのステージ・レコーダーにアーカイヴされた8時間以上の録音から抜粋し、追加ミックスや最小限の編集のみで惜しみなく収録された7つの長編楽曲。パンデミックの影響により2度に渡るキャンセルを経て2024年に遂に実現したEmily A. Spragueの初の日本ツアーでの演奏を収録したのが本作『Cloud Time』である。この音源はスプレイグにとって神話的な意味合いを帯び、彼女自身の音の白鯨のような性質を帯びていた。「キャンセルされた旅と忘れ去られた音楽の空虚な空間は、奇妙な小さな霧のような霊魂へと変わり、私に付きまとうように感じられた」「ツアーの準備を始めた時、日本への招待は、何かを自分のコントロール下に置き、そこに持ち込むというよりも、むしろこの新しい場所に自分自身を開くことなのだという感覚を拭い去ることができませんでした。即興は常に私の音楽活動の大きな柱であり、その過程を通して、この国、空間、そして人々と出会いたいと強く願っていました。」と彼女は語る。ステージ上でのこうした直感的なささやきを増幅させるため、スプレイグは、可能な限りエラーのない設計で長年使い続けてきたライヴ機材を、より自由で柔軟なセットアップへと再構築した。それは、毎晩、実質的に白紙の音のキャンバスと触れ合うことを可能にしたのだ。それぞれのパフォーマンスは、環境と本能のコラボレーションとなり、スプレイグはその夜を形作る出来事、エネルギー、そして感情を、新たなサウンド・エコシステムを通して処理し、耳を開き、心を開いてくれる観客一人ひとりに、完全に今ここにいる、唯一無二の自分を投影した。「私にとって、それは単なる演奏行為以上のものでした。時間と場所を体感する体験だったのです」『Cloud Time』の流れを描く7つの長編楽曲は、アーティストのステージ・レコーダーにアーカイヴされた8時間以上の録音から抜粋され、追加ミックスや最小限の編集のみで惜しみなくアルバムに収録されている。アルバムが都市から都市へ、会場から会場へと移動する中で、リスナーは深く根付いた存在の瞬間に静まり返る。そして本作は各開催地で録音された素材の年代記であり、スプレイグは直線的な時系列ではなく、ムードに基づいたストーリーテリングに基づいてアルバムを選び、構成している。 「アルバム全体が、これまでのライヴ・パフォーマンスの一つ一つと同じように流れるようにしたかったんです」と彼女は説明する。「同時に、全体を旅として捉える精神も保つようにしました」。その結果生まれたのは、今や記憶という輝く琥珀色に閉じ込められた、力強い発酵から生まれた、旅行記、ラブレター、そして印象派的なコラージュが等しく融合した作品だ。環境音楽という、国内外で広く知られる環境音楽哲学に深くインスパイアされた『Cloud Time』は、ポーリン・オリヴェロスのディープ・リスニングの実践と同様に広大な精神に共鳴し、リスナーを作曲家と位置づける。心のこもったシンセサイザーの周波数に根ざし、豊かに包み込み、癒やしを与えるアンビエント・ミュージックは、まるで聴き返しているかのような音楽だ。「Nagoya」「Tokyo 1」、そして10分間の「Matsumoto」といった曲は、優しく手入れされた風景の原子的な共鳴を響かせ、息苦しく束縛するような視点に深く入り込み、そこから遠く離れてゆくための空間を提供している。 『Cloud Time』は、つかむものは何もなく、ただ流れていくだけ、そして得るものだけがある、一瞬一瞬を儚くも永遠なものと受け入れる、そんな招待状だ。ツアーを通してスプレイグが実践した、受容と手放しの実践は、彼女が自分自身を「ゲスト」としてだけでなく「尊敬されるパフォーマー」として理解する上で、深い影響を与えた。「自分がどこにいても愛し、今この瞬間に存在し、心と感情の明確なコミュニケーションのチャンネルに集中するというプロセスは、空間、そこにいる人々、そして自分自身への深い敬意に根ざしており、結果として深い癒しをもたらしました」と彼女は語る。「私のヴィジョンと希望は、このアルバムが、そこにいた人にも、そうでなかった人にも、贈り物として届けられることです。過ぎ去っていく人生のクラウド・タイムを。」
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