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日本を代表する環境音楽/アンビエント・ミュージックのパイオニア、イノヤマランド。「幻の観光地BGM」をテーマにしたニューアルバム(5枚目)がリリース決定。
米グラミー賞ヒストリカル部門に、楽曲を提供したコンピレーションアルバム「環境音楽 Kanky? Ongaku」がノミネートされ、クラブミュージックの代表的ストリーミング番組「BOILER ROOM」への出演など、世界から更なる注目を集める、日本の環境音楽/アンビエント·ミュージックのパイオニア、イノヤマランド。
昨年、オリジナル·アルバムとしては22年振りのリリースで話題となった『SWIVA』に続く、5thアルバムが早くも完成。メンバーの山下康は世界最大の花・ラフレシアの観察研究で頻繁に訪れていたインドネシアの印象から多くのモティーフを作り、井上誠がそれらを半世紀以上前のジャズやヨーロッパ映画音楽の遥かな記憶でランダムに装飾した。これは2011年に東京都心の高層ビル街に出現した不思議な庭園の環境音楽として密かに鳴らされた後、2021年に本作『Trans Kunang』として再レコーディングされた。
Kunang(蛍)、Pulau(小島)、Suara(声)などのインドネシア語を散りばめた山下の独特なアジア感と、井上のあやふやな音の記憶が作り出した「幻の観光地BGM」。
INOYAMALAND / イノヤマランド
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUM『DANZINDANPOJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUM『INOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUM『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksのSpencerDoranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddはVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUM『Music for Myxomycetes
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TRANS KUNANG
2,350円(税込)