Muse Entertainment 商品一覧

  • 2枚組 アルティメイト・サウンド・シリーズ第6弾

    CD CD

    予約 商品が発売になり次第発送
    【収録内容】1. 祈り(フレデリック・ハンド)2. 青空の向こうに(佐藤弘和)3. トリーハ(悲歌)(フェデリコ・モレノ・トローバ)4. 愛のロマンス~『禁じられた遊び』より(アントニオ・ルビーラ)5. 最後のトレモロ(アグスティン・バリオス)6. 思いで~『夏の庭 The Friends』より(セルジオ・アサド)7. 別れの前奏曲(アルフォンソ・モンテス)8. ミロンガ~『24 の南米風小品』より(ホルヘ・カルドーソ)9. バレット(マヌエル・ポンセ)10. エチュード 作品6-11(フェルナンド・ソル)11. アラールの華麗なる練習曲(フランシスコ・タレガ)12. アルハンブラの想い出(フランシスコ・タレガ)13. 天使のセレナーデ(作曲: アンドレ・ポップ / 編曲: 河野智美)14. カヴァティーナ~『ディア・ハンター』より (作曲: スタンリー・マイヤーズ / 編曲: ジョン・ウィリアムズ )15. ラグリマ(涙)(フランシスコ・タレガ)16. エチュード 作品35-22(月光) (作曲: フェルナンド・ソル / 編曲: ダニエル・フォルテア)ギター二重奏版17. 水とワイン (作曲: エグベルト・ジスモンチ / 編曲: セルジオ・アサド)ギター二重奏版18. 愛のロマンス~『禁じられた遊び』より(アントニオ・ルビーラ)19. カヴァティーナ~『ディア・ハンター』より (作曲: スタンリー・マイヤーズ / 編曲:ジョン・ウィリアムズ)20. ラグリマ(涙)(フランシスコ・タレガ)【演奏者】河野智美(ギター) 使用楽器:ロベール・ブーシェ No.123,1969(1-15) 今井勇一 リミテッド・モデル,2012(16-20)荘村清志(ギター)(16-17) 使用楽器:イグナシオ・フレタ,1964(16-17)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング32bit float / 384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作・発売:アールアンフィニ※ ミキシング違いの同内容のSACDハイブリッド・ディスク2枚組河野智美、初のギター小品名曲集。一音一音に宿る、祈り、涙、そして憧れ。銘器ロベール・ブーシェが、楽曲に息づく色彩と詩情を気品あふれる音色で紡ぎます。タレガ、バリオス、ソル、ポンセをはじめ、『禁じられた遊び』『ディア・ハンター』など、世代を超えて愛され続ける珠玉の全20曲を収録。トラック16と17には荘村清志がゲスト参加。慈愛に満ちたその演奏は、名曲に新たな輝きと生命を与え、さらなる感動へと昇華します。ボーナス・トラックとして、現代の名工、今井勇一によるギターを使用した3曲を収録。銘器それぞれの個性豊かな響きの違いもあわせてお楽しみ下さい。オーディオ・ファンに大好評のミキシング違いのA盤・B盤の2枚組仕様。■アルバムに寄せてギター名曲のアルバムを作る機会をいただけたことに心から感謝しています。収録したい作品は数え切れないほどあり、選曲にはとても悩みましたが、クラシック・ギターを本当に良いと心から思える作品を選んだら、自然と心を癒し、寄り添ってくれるような作品が集まりました。私としては初の小品名曲集を録音するにあたり、歴史的な銘器で演奏を残してみたいという思いが高まり、一昨年よりご縁をいただいているフランスの名工ロベール・ブーシェ製作のギターをお借りし、録音に臨むという大変貴重な機会にも恵まれました。ブーシェは、豊かな倍音と深い響きを備えた特別な楽器です。一方で、その豊かな響きが録音では混ざり過ぎて、かえって輪郭を失ってしまうのではないかという不安もありました。長年愛用してきた今井勇一氏製作のギターとは全く異なる個性を持つため、その魅力を最大限に引き出せるよう、ギターと対話を重ねるような気持ちで録音を進めました。また、それぞれの楽器が生み出す音色や響きの違いを体感していただくのも良いと思い、聴き比べもできる形としてボーナス・トラック3曲を今井氏製作のギターで収録しています。その結果、それぞれの個性が作品に新たな表情を与え、私自身の音楽性もより自然に引き出されたアルバムとなったように感じています。これまで私は、多くの銘器を弾き比べる演奏会を重ね、私自身が愛用する楽器とも向き合いながら、それぞれの音色や表現の違いに、私の音楽も育てられてきました。その経験を通して、製作家への敬意と、時代を超えて受け継がれてきたクラシック・ギター作品への深い想い、その両方を改めて深く感じています。演奏をするということは、多くの人々の想いが重なり、ひとつになる瞬間でもあるのです。クラシック・ギターを始めて40年以上の歳月が流れました。その間、音楽だけでなく人生においても数え切れないほどの経験を重ね、その時々で作品に励まされ、支えられてきました。今この時だから残したいと思えた大切な名曲の数々。私はこれからも、これらの作品に力をいただきながら、ギター演奏家の道を歩んでいくのだなと感じています。本アルバムには、日本を代表するクラシック・ギタリスト、荘村清志氏にもご参加いただき、作品に豊かな彩りを添えてくださいました。貴重なご厚意に、心より感謝申し上げます。このアルバムを手に取ってくださった皆様一人ひとりに、心から感謝の気持ちをお伝えしたいです。ささやかながらこのアルバムを通して、クラシック・ギターという楽器の美しさ、その音楽の奥深さに触れ、愛してくださる方が一人でも増えることを、願っています。 2026年8月 河野智美■ディスクA・ディスクBについてこのアルバムは、全く同じマイク・セッティング及び全く同じ採用テイクによる同一レコーディングのマスターによる2枚組仕様となっています。ディスクAとディスクBの違いは、レコーディング後のミキシング(ミックスダウン=各マイクのバランスや音質を調整すること)の違いのみです。レコーディング現場のマイク・セッティングや採用した演奏テイクは全て同一です。ここではあえてどのようなミキシングを行ったのかは割愛させて頂きますので、リスナーの皆様にはどちらの音がお好みか比較してみて下さい。CDブックレットに掲載されているQRコードからアンケートにアクセスできますので、どちらの音がお好みか皆様のご意見、ご感想を頂けますと幸いです。アンケートをお送り頂いたリスナーの方には、後日ミキシングについての「種明かし」をお送りさせて頂く予定です。なお、アンケートの締切は2027年1月末日とさせて頂きます。 アールアンフィニ代表 武藤敏樹(ナクソス・ジャパン)
    ¥4,950 (税込)
    カートに商品が追加されました カートを見る
  • ショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト

    CD CD

    売切 注文不可
    ショパン:【収録内容】1. バラード 第3番 変イ長調 作品472. マズルカ ト短調 作品67-2 遺作3. マズルカ ヘ短調 作品68-4 遺作4. ワルツ 第12番 ヘ短調 作品70-2 遺作5. ワルツ 第18番 変ホ長調 WN53 「ソステヌート」 遺作6. 舟歌 嬰ヘ長調 作品607. ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-18. ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-29. ノクターン 第21番 ハ短調 WN62 遺作10. 即興曲 第3番 変ト長調 作品5111-14. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 (全4楽章)【演奏者】伊藤順一(ピアノ)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング24bit/384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作・発売:アールアンフィニ日本ショパンピアノコンクール第1位、日本ショパン協会賞受賞他多数の国際コンクールで入賞のピアニスト伊藤順一が贈る約8年にわたる長期プロジェクト、ショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト「ザ・ショパン・ツィクルス」第1集です。伊藤はこれまで約8年にわたりパリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院、エコール・ノルマル音楽院等フランスで研鑽を積み、ヨーロッパ本流の音楽の伝統に根ざした琴線に触れる深い音楽と、奇を衒わない正統派のテクニックによって高い評価を獲得してきました。旋律がまるで人の声のように自然に息づく歌い方、多彩な音色のパレットから紡ぎ出される奥行きのある豊かな和声、そして聴く人の心の奥深くへ静かに届く繊細な音の佇まいは、伊藤の演奏を特徴づける大きな魅力です。「歌うように弾く」というショパン芸術の根幹とも言える理念は、伊藤の芸術観と深く響き合っています。ザ・ショパン・ツィクルスに寄せてこの度、ショパン・ピアノソロ作品全曲録音プロジェクト「ザ・ショパン・ツィクルス」をスタート出来ることを大変嬉しく思います。ツィクルスとはドイツ語で“一連のまとまり”という意味があり、一人の作曲家の連作・全集などを指す音楽用語です。私にとってショパンとは、幼い頃から最も身近な作曲家の一人で、その音楽には決して汲み尽くすことのできない豊かさがあり、年齢や経験を重ねるたびにその奥深さを改めて感じています。特に2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールへの出場は、私にとって大きな転機となりました。作品を集中的に学び演奏し続けるなかで、ショパンの音楽には一つ一つの音と、その音の重なりによって生まれるハーモニーに、人類が感じ得るであろう全ての情緒が込められているような印象を受け、強く共感するようになりました。そして、時に私自身がまだ知らなかった感情を教えてくれることもありました。また、ピアノという楽器をシンプルかつ美しく鳴らすショパンの音の配置にも感動を覚えます。現代のピアノは基本的に88鍵ですが、「ド」という音一つとっても、高めのド、低めのドなど、どのようなハーモニーの中で響く「ド」なのかによって鳴らし方、響かせ方が変わります。(弦楽器においては常識ですが、ことピアノにおいてはあまり考えられていません。)つまりは88以上の音が存在することになり、それらをコントロールし、美しく混ぜ合わせることが出来る人こそ、真のピアニストと考えます。実際には、楽譜に書いてある音を単に鳴らす訳ではなく、高め、低めなどコントロールしながら美しく共鳴する音程(ピッチ)で鳴らすことによって、音だけでなく音の輪郭、響き方がより一層多彩になり、聴く人の耳と心に滑らかに、心地良く届くことを知りました。そんなピアノという楽器の真髄を教えてくれたのは、ショパンの音楽です。ザ・ショパン・ツィクルスでは、核となる曲からイメージした副題を付けることにしました。「Maestoso(堂々と、威厳をもって)」と名付けた本アルバムには、晩年ノアンでの作品を中心に収録しました。創作が円熟期を迎えたこの頃は、豊かな抒情性と美しい風景描写の《バラード 第3番》 、 《舟歌》 、静謐な美が感じられる《ノクターン 作品62》、壮大な形式をもち力強く雄大な《ピアノ・ソナタ 第3番》など、その芸術の到達点ともいえる作品が生み出されました。一方で、遺作として残された晩年のマズルカやワルツには、大作とは異なる親密さや率直さが感じられます。そこには、サロンを彩った作曲家としてだけではなく、一人の人間としてのショパンの姿が垣間見えるようです。このツィクルスでは、広く親しまれている名作から演奏機会のあまり多くない作品までを巡りながら、その創作の全体像に、新たな発見とともに少しずつ迫っていきたいと考えます。最後に、この「ザ・ショパン・ツィクルス」は、私のCDプロデューサーでありアールアンフィニ・レーベル代表の武藤敏樹氏からの提案をきっかけに実現したものです。以前からショパンの作品を通して見えてくる創作の軌跡や思索を紐解いてみたいと考えていましたが、その構想を実現してくださったことに心より感謝申し上げます。また、これまでお世話になり導いてくださった先生方、常日頃支えてくれた家族、アルバム作成に携わってくださる全ての方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。ショパンが遺した豊かな世界への探求は、私にとって終わりのない旅です。私自身も演奏家としてさらに学びを深めながら、その尽きることのない魅力と奥深さに向き合って参ります。「ザ・ショパン・ツィクルス」という名の旅を、皆様とともに歩んでいけることを楽しみにしております。毎夏をノアンで過ごしたショパンに心を寄せて…伊藤 順一 2026年初夏(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • VIRTUOSO AS MEMORY / アルティメイト・サウンド・シリーズ第5弾

    CD CD

    売切 注文不可
    【収録内容】1. A. スクリャービン:幻想曲 ロ短調 作品282. A. スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 作品2-13. M. バラキレフ:東洋風幻想曲 《イスラメイ》4. I. パデレフスキ:ミセラネア 作品16-2 変ト長調 《メロディー》5. V. ホロヴィッツ:ビゼーのカルメンの主題による変奏曲6. M. レヴィツキ:魅惑の妖精7. F. リスト/F. ブゾーニ:パガニーニ大練習曲 第3番 嬰ト短調 《ラ・カンパネラ》8. F. リスト:パガニーニ大練習曲 第4番 ホ長調 《アルペジオ》9. F. リスト:スペイン狂詩曲【演奏者】黒岩航紀(ピアノ)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング24bit/384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション制作・発売:アールアンフィニ録音:2024年9月11日〜12日鍵盤の魔術師、ここに降臨。火花を散らす鍵盤、唸る響板。その壮絶なパッションと深いカンタービレを聴く。東京藝術大学音楽学部を首席卒業後、同大学院、ハンガリーのリスト音楽院で研鑽を積み、国内外の数々のコンクールを制してきた鬼才、黒岩航紀が放つ初のヴィルトゥオーゾ名曲集です。聴くものを唖然とさせる超弩級のテクニックはもとより、その深いEspressivoとCantabile、深い楽曲解釈は数多あるピアノ独奏曲の中でも最難関と言われる各楽曲に新たな地平を拓きます。今ここにVirtuosoのワールド・スタンダードが誕生しました。アルバムに寄せて - ヴィルトゥオーゾの追憶へ 黒岩航紀このアルバムを残そうと決めたとき、私の心に最初に立ち上がった言葉は「追憶」であった。音楽は常に現在形で鳴るものである。しかし、鍵盤に触れた瞬間、過去の時間や感情が静かに呼び覚まされることがある。新しいアルバムを世に送り出すという行為は、未来へ向けた表明であると同時に、ある時点の自分自身を封じ込める、ひとつの記録である。作品と向き合い、作曲家の思考に耳を澄まし、長い時間をかけて音楽を身体に染み込ませていく。その過程を経て、音楽は演奏というかたちで解き放たれる。その瞬間に立ち現れるのは、技術や構造だけではない。そこには、不安や高揚、迷い、そして確信といった、これまでに積み重ねてきた感情の層が確かに存在している。本アルバムに収めた作品の中には、今の私の年齢の半分ほどの頃から取り組み続けてきたレパートリーも含まれている。環境も価値観も大きく変わり、経験を重ねた現在だからこそ見える音楽がある。一方で、若さゆえの無垢さや、勢いに身を委ねていた時期にしか生まれ得なかった輝きや煌めきも、演奏の奥底に息づいている。演奏家は常に更新され続ける存在であるべきだが、その更新は過去を否定することではない。未完成であったとしても、その瞬間にしか放たれなかった光は、現在の演奏を形作る重要な要素である。本作は「ヴィルトゥオーゾ」という概念をひとつの軸としている。しかし、それは単なる技巧の誇示を意味するものではない。ここで扱われるヴィルトゥオーゾ性とは、技術、音響構築力、形式感、そして演奏における主体性が統合された結果として立ち現れるものである。選ばれた作品群は、私自身が長年にわたり舞台で演奏し、検証と修正を重ねてきた結晶であり、演奏人生の中で熟成されてきたレパートリーである。プログラムを並べてみると、そこには明確な共通項が浮かび上がる。スクリャービン、バラキレフ、リスト、そしてパデレフスキ、ホロヴィッツ、レヴィツキ、ブゾーニ。いずれも優れた作・編曲家であると同時に、強烈な演奏的個性を備え、ピアノ・リサイタルの在り方そのものを更新してきた伝説的な存在である。彼らが体現した、楽譜の再現にとどまらない演奏美学は、リストから連なる系譜の中で、最終的な変容を遂げた姿とも言える。その精神を、現代において受け継ぎたいという意思が、私の中には確かにあるのだろう。情報と資料が溢れる現代において、過去の巨人たちの足跡を辿ることは、かつてよりも容易になった。しかし、最終的に音を鳴らすのは、今この瞬間の私自身である。一人の職人として、研究の成果と、純粋なピアニストへの憧れを、この演奏の中に等しく刻み込んだ。本アルバムが、聴き手それぞれの記憶と静かに共鳴するものであるならば、これ以上の喜びはない。(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
    盤質:
    • A
    • B+
  • シューベルトのリート4曲のピアノ三重奏版 / 最晩年の傑作

    CD CD

    売切 注文不可
    シューベルト:【収録内容】ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 作品100 D.92901. 第1 楽章 アレグロ02. 第2 楽章 アンダンテ・コン・モート03. 第3 楽章 スケルツァンド:アレグロ・モデラート04. 第4 楽章 アレグロ・モデラート05. アヴェ・マリア (編曲:椿三重奏団)06. 菩提樹 (編曲:椿三重奏団)07. 野ばら (編曲:椿三重奏団)08. セレナーデ (編曲:椿三重奏団)【演奏者】椿三重奏団高橋多佳子(ピアノ)礒 絵里子(ヴァイオリン)新倉 瞳(チェロ)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング24bit/384kHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2025年10月1日〜3日大曲と小宇宙を一枚に同居させたこのディスクは、椿三重奏団が近年磨き上げてきた音楽の最も美しい現在形である。聴き終えたとき、三人の“現在”と作曲家の“永遠”が、静かに同じ部屋で呼吸しているのを感じとることができるだろう。CD後半に収録されている誰もが知っているシューベルトのリートの名品4曲のピアノ三重奏版も、シューベルトの微笑み、喜び、哀しみ、祈りなどが多彩な表情を持って語りかけてくる。なお、使用ピアノはウィーンが生んだ名器「ベーゼンドルファー Model 275」−その気品あるまろやかな響きと絹のように繊細なタッチは、1800年代初頭ウィーンの品格を湛えたシューベルトにまことにふさわしい楽器といえるであろう。 下田幸二(ライナーノーツより)〜凛としたピアノ・トリオの誕生とその充実のとき〜2008年に初共演し、2019年に『椿三重奏団』と命名されたピアノ・トリオの活動は、近年ますます充実の度を深めている。ピアニスト高橋多佳子、ヴァイオリニスト礒絵里子、チェリスト新倉瞳といういずれも桐朋学園大学出身の才媛によるアンサンブルは、どこへ行っても喝采を浴び続けている。筆者は『椿三重奏団』の活動を最初からつぶさに聴くという幸運に恵まれてきた。その道程をふり返ってしみじみと感じることがある。それは、三人がお互いの人間性を深く愛しながらも、プロフェッショナルな音楽家としての誇りを高く保ち、個性を隠すことなく披露しつつ、妥協せずにアンサンブルを見事に醸成してゆくというポテンシャルの高さである。さまざまな作品での最初の合わせから、数度のステージを経て、作品が芳醇な香りを放っていく三人のさまを聴いていると、それはまるで素晴らしいワインのようだ。彼女たちが醸し出す演奏には、幾年もの熟成に耐えうる確固たる「音楽の核」が存在している。そんな『椿三重奏団』の充実を象徴する出来事の一つに、「音楽の友」誌による「あなたが選ぶクラシック・ベストテン2024」(2024年9月号)がある。その室内楽部門で、『椿三重奏団』は、「第5位」にランキングされたのである。これは『イ・ムジチ合奏団』(第4位)と『ベルリン・フィル八重奏団』(第6位)に挟まれてのランク・インで、椿三重奏団の演奏の質が高く評価されてのことであった。広がるレパートリー〜シューベルトへ『椿三重奏団』は、2020年、メンデルスゾーン&ブラームスの《ピアノ三重奏曲第1番》という王道の二大ピアノ三重奏曲でデビュー・ディスクをリリースし、2023年には、チャイコフスキー《偉大な芸術家の想い出に》とショスタコーヴィチ《ピアノ三重奏曲第2番》という濃厚で熱いロシア音楽によるセカンド・ディスクで、確固たる地位を築いた。とりわけ近年の椿三重奏団を特徴づけるのは、音の密度を上げるだけではなく、音と音の「行間」を美しく生み出していることだろう。ピアノは和声と対位法の色彩を精緻に配し、ヴァイオリンは言葉の子音のようにフレーズの輪郭を立たせ、チェロは胸郭の呼吸のような低声の深みで全体を温める。その上で彼女たちのアンサンブルは、各々の音楽の息遣いの確かさと同時に、互いの音を聴きながら「瞬時に」役割を入れ替える柔軟さ――前に出る者、支える者、まとめる者がフレーズごとに巧みに交替していく身のこなし――を獲得してきたのである。『椿三重奏団』が、第3弾のディスクに選んだ作曲家は、シューベルトである。彼女たちがシューベルトの室内楽作品の傑作である《ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 作品100 D.929》をレパートリーに加えたのは2025年1月で、最初に強くこの作品を希望したのはチェロの新倉瞳であったという。「ソリスト性の高い私たちが年月を重ね、お互いにアンサンブルの深みを獲得してきた今こそシューベルトを」との想いであった。ちょうど高橋多佳子は2024年にオール・シューベルトのリサイタルを開いてシューベルトを近しく感じていたし、礒絵里子も《弦楽五重奏曲ハ長調》や《ピアノ五重奏曲「ます」》などのシューベルトのステージを計画しており、三人はすぐさま意気投合した。実際、「最初の合わせから三人の考える音楽はスムーズに同じベクトルへと結晶化していった」と高橋は言う。そして、何度かのステージを経て礒が感じた「シューベルトの良さにたくさん気づけたこの作品に心から感謝している」という言葉に三人の想いは集約されよう。こうして、本ディスクが日の目を見たのである。なお、使用ピアノはウィーンが生んだ名器「ベーゼンドルファー Model 275」―その気品あるまろやかな響きと絹のように繊細なタッチは、1800年代初頭ウィーンの品格を湛えたシューベルトにまことにふさわしい楽器である。 解説:下田幸二(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
    盤質:
    • S
    • A
  • チェロで奏でる心震える究極のメロディー / アルティメイト・サウンド・シリーズ第4弾

    CD CD

    売切 注文不可
    【収録内容】1. アダージョ〜マルチェロのオーボエ協奏曲による BWV974 (J.S. バッハ)2. ロマンス 作品78-2 (J. シベリウス)3. 泉のほとりにて 作品20-2 (K. ダヴィドフ)4. ひばりの歌 作品70-2 (J. ブラームス)5. 庭園の場〜《から騒ぎ》からの4 つの小品 作品11-3 (E. コルンゴルト)6. エストレリータ (M. ポンセ)7. あなたの声に私の心は開く〜歌劇《サムソンとデリラ》より (C. サン=サーンス)8. 愛の言葉 (G. カサド)9. ノクターン (E. バグダサリアン)10. ノクターン (V. アザラシヴィリ)11. 春の歌〜無言歌集 作品62-6 (F. メンデルスゾーン)12. ロマンス〜《ライラとマジュヌーン》より (K. ラヴァエイ) <世界初録音>13. 吟遊詩人の歌 作品71 (A. グラズノフ)14. ノクターン 作品9-2 (F. ショパン/D. ポッパー編曲)15. ニアリー・ワルツ 作品98 (N. カプースチン)16. 火祭りの踊り (M. ファリャ)17. ニューヨーク・ホンク (T. デメンガ)【演奏者】増田喜嘉(チェロ) Yoshika Masuda、 Cello黒岩航紀(ピアノ) Koki Kuroiwa、 PianoSACD ハイブリッド盤グリーンコートレーベル仕様DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング32bit float / 384KHz ハイレゾ・ポストプロダクションレーベル:アールアンフィニ録音:2025年7月15-16日アメリカ・ロサンゼルス在住のインターナショナル・チェリスト増田喜嘉 (Yoshika Masuda) が長年あたためてきた、心震える究極のチェロ名曲集です。耳馴染みのあるクラシックの名曲から知られざる秘曲、Yoshikaのために書かれた世界初録音の曲などまさに綺羅星のごとき17曲です。「持って生まれた才能に加えての豊かな音楽性、そして幅広い知識に裏打ちされた将来有望な素晴らしいチェリストである」 堤 剛「増田喜嘉氏の演奏からは作曲家の意思を真摯に追求する姿勢が伝わってきます」 五嶋みどり「堅実な技術とどんなスタイルの音楽も的確に表現できる知的で柔軟な音楽性の持ち主。同世代の最も優れたチェリストのひとりと言うにふさわしい」 高久 暁(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
  • ギターとフルートで紡ぐ、武満徹への深い憧憬と慟哭

    CD CD

    売切 注文不可
    【収録内容】1. さようなら2. 見えないこども3. 明日ハ晴レカナ曇リカナ4. ◯と△の歌5. 波の盆6. 今朝の秋7. 燃える秋8. ワルツ〜『他人の顔』より9. 三月のうた10. おはよう!テキサス11. 島へ12-14. 海へ15. 《サクリファイス》からの断章(『瘋癲老人日記』の音楽)16. エアー【演奏者】1-15 鈴木大介(ギター)11-16 岩佐和弘(フルート)1-10 鈴木大介 編曲11 岩佐和弘&鈴木大介 編曲DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング32bit float / 352.8KHz ハイレゾ・ポストプロダクションレーベル:アールアンフィニ録音:2025年10月22日 & 23日武満徹さんの没後30年によせるこのアルバムは、彼の“歌う作曲家”としての側面に光をあてる作品の数々を、ギターとフルートという親密な素材によって描きだそうとするものです。武満さんは14歳の時に聴いた一曲のシャンソンによって音楽を志し、また、生涯の終りに発表した曲のタイトルは英語で空気、風、と同時に歌を表す《エアー》でした。そして武満さんのいかなる複雑な、前衛的な作品においても、生きることに肯定的な、意志の線としての、旋律メロディーへの想いをすべてのパートに聴くことができます。--鈴木大介(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
  • 太鼓の巨匠 渾身の集大成 / アルティメイト・サウンド・シリーズ第1弾

    CD CD

    売切 注文不可
    林 英哲:【収録内容】1. 七星 Shichi-sei (Seven Stars)2. 三つ舞 Mitsumai (Three Dances)3. 若冲の翼〜冲(むな)しきが若(ごと)きも Jakuchu 2024 -The Wings of flightless birds-4. 太鼓打つ子ら Taiko utsu kora【演奏者】林 英哲(太鼓、歌)英哲風雲の会(太鼓、歌、箏、マリンバ) 上田秀一郎・はせみきた・田代誠・辻祐・小泉謙一・木村優一藤舎貴生(能管)…1藤原道山(尺八)…2グリーンコートレーベル仕様DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング32bit float / 384KHz ハイレゾ・ポストプロダクションレーベル:アールアンフィニ録音:2024年11月18日 & 19日林英哲、全曲ニューレコーディングによる18年ぶりのアルバムは、まさに円熟の極みに達した林英哲の音世界の集大成となりました。「音」にフォーカスしたオーディオマニア垂涎の「スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ」の血統をそのまま引き継ぐ「アルティメイト・サウンド・シリーズ」第1弾を飾る当アルバムは、DSD11.2MHzレコーディング、32bit/384KHzポストプロダクションによる林英哲ならではの大太鼓の熱演を驚異の超重低音として浮かび上がらせます。まさに再生装置のフィデリティの限界を問う震撼のアルバムです。精緻なアンサンブルを披露する英哲風雲の会を従え、スペシャルゲストとして邦楽界のトップランナー藤原道山(尺八)、藤舎貴生(能管)を迎えた比類なき音世界をご堪能下さい。再生時の注意:超ワイドなダイナミック・レンジ及びフリークエンシー・レンジの音が収録されているため、小さめのボリュームから再生して下さい。スピーカーを壊す恐れがあります。■アルバム「英哲 THE 大盈」について 解説:林 英哲太鼓の楽曲を創り演奏するようになって50年以上、半世紀を超えた。この間数々のレコーディングをして来たが、ここに最新録音をお届けする。今回は太鼓の重低音と生演奏のリアリティを生かすべく、コンサート同様すべて生演奏一発録りで行うという演奏者にとっては大変プレッシャーのかかるレコーディングとなった。世界一(おそらく)の激しい空気振動を伴う我々の太鼓音響は、実は録音にはもっとも不向き(おそらく)な音素材で、スタジオの選定から機材の選定、マイクのセッティング方法や、照明器具などの共振ノイズ対策まで、普通の録音ではあり得ないような考慮が必要になる。その上録音が始まっても、振動でマイクが壊れる、スピーカーが死ぬ、電球が切れる、物が倒れる、落ちてくる、などの不測の事態も発生する(すべて実体験)。このようなことは普通の音楽録音ではあり得ないから、スタッフが激しく動揺し、そんな姿を目の当たりにすると大変申し訳ない気持ちになる。重低音はこのようにやっかいなものなのだ。しかし、このような困難を伴う音源だからこそ、逆に「類例のない貴重な音、これを是非リアルに録音再生してみたい」という熱心なオーディオ志向のスタッフもおられるわけで、実は今回もそのようなスタッフの熱意のお陰でトラブルもなく録音は順調に仕上がったわけだ。まことに嬉しくありがたい。太鼓の音色だけで音楽にする、というのは実際とても難しい。先年、パリのフィルハーモニー・ド・パリで我々の単独コンサート(今回の内容とは別)をやった折、名指揮者のシャルル・デュトワさんが来場された。我々の演奏を初めて聴いたデュトワさんは「太鼓だけでは音楽にはならないだろうと、あまり期待してはいなかったが、これぞまさしく音楽だ!」とたいそう驚かれて、楽屋にまで来て称えて下さったのだ。2千人を超える満席の聴衆も総立ちのスタンディングオベーションになった。このような聴き方をしてくれる人達がいればこそ、私は半世紀歩いて来ることが出来た。ありがたいことだった。今回取り上げた4曲は、すべて近年の我々のコンサートで実際演奏しているバージョンで、さらに特別ゲストの藤舍貴生さん、藤原道山さんを迎えた最新アレンジでの初録音である。リスナーの皆さまの耳に良き“音楽”として届くかどうか、期待と不安でいっぱいだが、再生機器のコンディションを整えた上で(振動します)どうぞお楽しみ下さい。■アルティメイト・サウンド・シリーズについてソニーミュージックに在籍中、音楽というよりはそれ以上に「音そのもの」にフォーカスした「スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ」を立ち上げ、何枚かアルバムをリリース致しました。日本最大の秋田の大太鼓や鎌倉円覚寺の梵鐘、さらにはアウトドアフィールドまでマイクロフォンを持ち出して、日光華厳の滝の瀑音や西表島の波の音などを収録しました。高価なマイクロフォンを濡らして壊してしまい、始末書を書いたことも今ではよき思い出です。オーディオファンや音マニアの皆様の熱いご支持のお陰でこの手のジャンルとしては破格のヒットとなり、中でも高橋美智子さんの演奏によるコントラバス・マリンバは「とてつもない重低音が収録されている」ということで大きな話題になり、オーディオ装置のポテンシャルをチェックするテストCDとしてもよく使われていたようです。ソニーミュージックから独立後アールアンフィニ・レーベルのプロデュースに携わる中で、「音」に対する熱い思いは冷めやらず、この度「スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ」の遺伝子をそのまま引き継ぐ新たなシリーズ「アルティメイト・サウンド・シリーズ」をリリースすることになりました。このアルバムはその記念すべき第1弾となるものです。太鼓の世界的レジェンド林英哲さん他、英哲風雲の会のメンバーの発する超弩級の太鼓サウンドを是非一人でも多くの方にお聴き頂き体験して頂ければ幸いです。もはやオワコンと呼ばれるほど空前のCD不況ではありますが、「音」にフォーカスしたこのシリーズが永く継続できますよう皆様のご支援ご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます。 アールアンフィニ・レーベル代表 武藤敏樹(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • ミキシングの違う2枚組 / アルティメイト・サウンド・シリーズ第2弾

    CD CD

    売切 注文不可
    【収録内容】1. スカボロー・フェア(イングランド民謡)2. 悲しみの水辺(スコットランド民謡)3. サリー・ガーデン(アイルランド民謡)4. デスペラード(G. フライ、D. ヘンリー)5. ローズ(A. マクブルーム)6. ハレルヤ(L. コーエン)7. エスパニョレッタ(G. サンス)8. マリサパロス(スペイン民謡)9 アウラモローサ(G. カッチーニ)10. もろびと歓びの声をあげ(C. モンテヴェルディ)11. 苦しみが甘美なものならば(C. モンテヴェルディ)12. 私は愛で死にかけている(J.B. リュリ)13. 小さな空(武満 徹)14. 童神(佐原一哉)15. いのちの歌(村松崇継)【演奏者】奥脇 泉(ソプラノ)…7を除く河野智美(ギター)グリーンコートレーベル仕様DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング32bit float / 384KHz ハイレゾ・ポストプロダクションレーベル:アールアンフィニ録音:2024年6月11日 & 12日※ 同一レコーディングのマスターによる、ミキシングの違う2枚組仕様ソプラノ歌手奥脇泉とクラシックギターの河野智美のユニット「さくやひめ」のデビューアルバムです。「さくやひめ」という名は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という日本神話の神様から採られています。火の中でも出産したという逸話から、困難な状況でも強く美しく生きる女性像を標榜しています。古今東西、永く歌い継がれ弾き継がれてきた世界の名曲、そしていにしえの古楽まで珠玉の全15曲を「さくやひめ」の奏でる癒しの響きでお楽しみ下さい。■さくやひめの魅力についてクラシック音楽の声楽家によるリサイタルというと、ピアノ伴奏で歌うイメージが強いかもしれない。だがそれはピアノが改良を繰り返しながら普及していく18世紀半ば以降の話。それ以前、このアルバムでいえばモンテヴェルディ、カッチーニ、リュリが活躍したバロック時代は、リュートやビウエラ等といったギターの親族にあたる楽器が歌を支えることも多かった。そうしたバロック時代などを当時の演奏スタイルに基づいて演奏する“古楽”のスペシャリストである鈴木美登里に師事しながらも、“現代”のポップスまで自然に歌いこなせるのがソプラノ歌手の奥脇泉だ。言葉を大事にしながらも語りに寄りすぎず、長いフレーズで旋律の美しさも伝えることが出来るのが彼女の美徳である。驚かされるのは古楽で学んだ自然な音楽作りを拡張してポップスを歌う際、原曲のスタイルと自らの歌唱スタイルのあいだで、どちらの良さも活かせる絶妙なポイントを見出してしまう抜群のセンスだ古楽から現代のポップスまで、実は数百年にわたる異なる様式の音楽にもかかわらず、そうは思わずに聴けてしまうのはギター奏者の河野智美に負うところも多い。ギターならではの粒立ちの良さ、ひとつひとつの音の表現力の豊かさもありながら、全体としてはリュートのような純度の高い響きを保っているからこそ、奥脇の音楽性を更に引き立てる。そして細部まで瑕疵のない驚くほど丁寧な演奏でありながら、停滞・弛緩することも過度に音楽をドラマティックにし過ぎることもなく、徹底して誠実に描き出す。古楽から現代のポップスまで、実は数百年にわたる異なる様式の音楽にもかかわらず、そうは思わずに聴けてしまうのはギター奏者の河野智美に負うところも多い。ギターならではの粒立ちの良さ、ひとつひとつの音の表現力の豊かさもありながら、全体としてはリュートのような純度の高い響きを保っているからこそ、奥脇の音楽性を更に引き立てる。そして細部まで瑕疵のない驚くほど丁寧な演奏でありながら、停滞・弛緩することも過度に音楽をドラマティックにし過ぎることもなく、徹底して誠実に描き出す。 小室敬幸■ディスクAとディスクBについてこのアルバムでは、全く同じマイク・セッティング及び全く同じ採用テイクによる同一レコーディングのマスターによる2枚組仕様となっています。ディスクA、ディスクB双方をお聴き頂ければ、ヴォーカルやギターの響き、奥行きやソノリティーにその違いを感じて頂けるのではないでしょうか。ディスクAとディスクBの違いは、レコーディング後のミキシング(ミックスダウン=各マイクのバランスや音質を調整すること)の違いのみです。レコーディング現場のマイク・セッティングや採用した演奏テイクは全て同一です。ここではあえてどのようなミキシングを行ったのかは割愛させて頂きますので、リスナーの皆様にはどちらの音がお好みか比較して頂けますと幸いです。どちらが良い悪いということではなく、この違いは概ね好みの範疇になるのではないかと思います。実際このアルバムの制作現場では、ヴォーカルの奥脇泉さんとクラシックギターの河野智美さんの間で意見が真っ二つに割れ、お二人共こだわりが強いためこのような異例の仕様となった次第です。かなりマニアックな企画になりプレスコストもかかるためレーベルを預かる者としてはシビアな判断になりましたが、アルティメイト・サウンド・シリーズは特に音にこだわりのあるリスナーやオーディオ・ファンの皆様に向けたシリーズなので、このような同一レコーディングで2つの異なるミキシング・アプローチを比較してお聴き頂くのも、シリーズならではの醍醐味かと思い企画致しました。ここでは、片方はクラシック音楽で採用されることの多いミキシング・アプローチ、もう片方はポピュラー音楽で採用されることの多いミキシング・アプローチであるということだけ申し上げておきます。ディスクAもディスクBも同じ山の頂きを目指しますが、片方は東の麓からもう片方は西の麓からアプローチしています。そしてそのアプローチは全く異なる手法であり、少しだけマイクのレベルを変えたというような違いではなく極めてドラスティックに変えています。少しだけ種明かしをすると、片方ではメインで使っているマイクをもう片方では全く使っていないのですが、それでもなおかつ同じ山の頂き(なるべく同じ音質になるように)を目指すようなミキシングを行っています。どのようなミキシングを行ったかは、後日アンケートをお送り頂いた方に発表させて頂く予定です。「音」は人それぞれ好みが千差万別であり、それが決して良い悪いではなく、好きかそうでないかということなのではないでしょうか。だからこそ「音」には絶対評価はなく趣味性がとても深いのだと思います。このアルバムではその趣味性について、いつもより少しだけ深く感じて頂ければ制作者としては望外の喜びです。 アールアンフィニ・レーベル代表 武藤敏樹(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • 結成17年の集大成を問う15の果実

    CD CD

    売切 注文不可
    【収録内容】1. 汀(みぎわ)の花(作曲:鈴木大介)2. ザ・サン(作曲:鬼怒無月)3. 歌の島(作曲:鈴木大介)4. ウェンズデイ・ウェイリング(作曲:鈴木大介)5. 太陽を呼ぶ声(作曲:鬼怒無月)6. ショーン(作曲:鈴木大介)7. ニーナ(作曲:鈴木大介)8. 絵画(作曲:鬼怒無月)9. ふた通りの秋(作曲:鬼怒無月)10. ハッピー・バスタード(作曲:鬼怒無月)11. アブリル(作曲:鈴木大介)12. メイ・ユー・スーン・ビー・フリー(作曲:鈴木大介)13. ブレスト(作曲:鬼怒無月)14. メラネシアン・サンズ(作曲:鈴木大介)15. ケイトへの手紙(作曲:鈴木大介)【演奏者】The DUO鬼怒無月(ギター)鈴木大介(ギター)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション録音:2024年8月28日 & 29日“ロック&ジャズ”ルーツの鬼怒無月と、“クラシック&現代音楽”ルーツの鈴木大介による究極の化学反応。The DUO結成17年の集大成を問う15の果実。The DUO、活動を始めてからなんともう17年の年月が流れている。実はThe DUOはある種、企画先行で生まれたユニットで、結成当初はJazz、Rock、童謡、唱歌のカバーをレパートリーの中心として、さらにはピアソラのタンゴ組曲までありとあらゆるジャンルの曲を演奏していたのだが、次第に自分たちのオリジナル曲を演奏するようになる。数枚のアルバムを作り、数々のライブをこなし、お互いのギターや音楽に関する知識を交換し吸収し合う内に、いつの間にか僕らの体の中にはまさに鬼怒無月、鈴木大介という2人でしかあり得ないアンサンブルの技術と独特の音楽の価値観が蓄積されてきていた。私、鬼怒無月はやはり70年代のブリティッシュロックとハードジャズロックをルーツに持つギタリストで自分の作る曲の発想の根源はどこまで行ってもそこにあり、そこに自分が今までの人生で関わってきた様々なジャンルの音楽のエッセンスを振り掛けて、まだ人が聞いたことの無い音を1音でも作ることが出来ればと奮闘している。対する鈴木大介はルーツであるクラシック、現代音楽、そして少年時代から聞いてきたJazz、Rockから得たであろうメロディーセンスに、自身の探究心と彼の底抜けの明るさからきた一筋縄ではいかないハーモニーセンスを組み合わせ、美しくも摩訶不思議な曲を生み出す。そしてお互いの曲を演奏する時にいかに相手の曲にリスペクトを持って自分の刻印を残すのか、経験と知識と音楽愛と少しの悪戯心を持って演奏することによって、それぞれの曲は紛れもないThe DUOの音楽となる。ピュアな音楽愛と冒険心、探究心に溢れたこのアルバムをたくさんの人に聴いていただきたいです。2024年10月 鬼怒無月2007年頃のこと。僕の周囲で折にふれて助言をくださっていたプロデューサーたちのうちの複数人が口を揃えて「大介君は鬼怒君と一緒に弾いてみたら良いのではないか」と、共演の機会を作ってくださり、“The DUO”という名実ともに鷹揚なユニットは結成されました。現代音楽とクラシックの活動を中心にしていた僕が特殊なイベントや番組などでジャズやタンゴなどの異なるカテゴリーの人たちとセッションすることはありましたが、常設ユニットでのアドリブ・フレーズの応酬に身を投じるのは周囲からは無謀に見えたかもしれません。しかしパートナーとしてお会いした鬼怒無月さんは名前の感じ(漢字?)から想像される通りの凄まじいプレイと想像だにできない優しく面倒見の良いお人柄で、生意気ブンブンだった僕をそれは見事にセッションとライブの日常へと導いてくださったのです。定期的な録音、当初は毎年行っていた主に西日本へのツアー、数えきれない本番、長い年月が過ぎるうちに、互いに相手のプレイを読み合い、ゲーム運びをサポートし合うような演奏と作品が生まれるようになりました。まったく真逆の個性を持った鬼怒さんとの出会いとケミストリーの熟成が僕の人生に起こしてくれた想定外の素敵なサプライズは、今に至るまで日々スパークしながらTheDUOを聴いてくださっている皆さんと僕たちの生活に予期せぬ豊饒な彩りをもたらしてくれているのではないかと思います。そしてこれまでのすべてが結実した“今日の収穫”がこのアルバムです。ここでは、The DUO初のホール録音となる書き下ろし作品を含む15のオリジナル作品が、17年の入念な準備と即興演奏の一瞬の閃きによって記録されています。2024年10月 鈴木大介(ナクソス・ジャパン)
    ¥3,850 (税込)
  • CD CD

    売切 注文不可
    赤坂達三が満を持して放つ、実に12年ぶりのフルアルバムブラームス最晩年の傑作と滋味溢れるシューマンの名作を聴く。アルバム「夕べの歌」に寄せて趣味でクラリネットを購入した私は、もっとクラリネットのことが知りたくなり、初めて聴いたレコードはレオポルト・ウラッハのブラームスのソナタでした。そして次に聴いたのは、アルフレート・プリンツの演奏でした。後にこのソナタは、ブラームスの友人であったリヒャルト・ミュールフェルトが初演し、後継者がウラッハ、さらにその後継者がプリンツであったことを知りました。私がパリに留学中の時、ザルツブルクの音楽祭でプリンツがレッスンしていることを知り、いろいろなワクワクした思いを馳せてプリンツのもとへ習いに行きました。ブラームスのソナタ第1番の第 3 楽章は、ワルツでは無くイタリアニータのレントラーであるとか、ソナタ第2番の第 2 楽章は、アパッショナータ・マ・ノン・トロッポ・アレグロなんだよ等々、いろいろと丁寧にアドバイスを頂いたことが懐かしく思い出されます。あれからいろいろな勉強や経験をしながら歳月が経ち...。ブラームスの時代は音源も無いため、もちろん録音は残っていません。このブラームス最晩年の名曲に対して果たして自分はどのような演奏をしたら良いのだろうか...と逡巡していた時に、音楽プロデューサーの武藤敏樹さんからお誘いを受けて齊藤一也さんのピアノ・リサイタルを聴きに行きました。彼の演奏を聴いて心から齊藤さんと共演したいと思い、CD アルバムのお話をさせて頂きました。実際にリハーサルをしたところ、ピアノのテクニックはもちろんのこと(ブラームスはリストと同じくらいのピアノの名人)、齊藤さんは実は作曲家でもあり、アナリーゼや和声、更にはここのフレーズやモチーフはこうしたらどうでしょう等々、決して妥協しないで親身になって音楽を創る姿勢はとても素晴らしく、まさに想像を遥かに超える素晴らしい実りのあるリハーサルを重ねることができました。収録は音楽的に精通している長年の友人でもある武藤プロデューサーの元で、シューマンの名曲2曲と共に無事に終えることができました。皆様の多大な協力を得て、当初の不安を払拭する素晴らしい収録ができて本当に幸せです。そして近々、この CD アルバムを手にした方々と音楽を共有できることを心から楽しみにしています。2023 年春 レコーディングを終えて 赤坂達三(ナクソス・ジャパン)【収録内容】ブラームス (1833 - 1897):クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品 120-11.第1楽章 アレグロ・アパッショナート2.第2楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・アダージョ3.第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ4.第4楽章 ヴィヴァーチェクラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品 120-25.第1楽章 アレグロ・アマービレ6.第2楽章 アレグロ・アパッショナート7.第3楽章 アンダンテ・コン・モート - アレグロシューマン(1810 - 1856):幻想小曲集 作品 738.第1曲 静かに、感情を込めて9.第2曲 活発に、軽やかに10.第3曲 急速に、燃えるように11.夕べの歌 作品 85-12【演奏者】赤坂達三(クラリネット)齊藤一也(ピアノ)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHzハイレゾ・ポストプロダクション録音:2023年2月27日&28日
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    伊藤順一/レスポワール【フランス三大音楽院であるパリ国立、リヨン国立、パリ・エコール・ノルマルで薫陶を受けた伊藤順一のフランス・エスプリを味わう。】フランス三大音楽院であるパリ国立、リヨン国立、パリ・エコール・ノルマルで研鑽を積み、シャトゥ(フランス)、ステファノ・マリッツァ(イタリア)、マウロ・パオロ・モノポリ(イタリア)、ニース(フランス)の各国際コンクールでグランプリに輝いた伊藤順一、待望のセカンド・アルバムです。まさに生粋のフランス仕込みならではの洗練された解釈や透明感溢れる音色は、伊藤の真骨頂です。他の追随を許さない真のエスプリをご堪能下さい。(ナクソス・ジャパン)【収録内容】ラヴィーナ1.初めての告白 作品40フォーレ2.舟歌 第3番 変ト長調 作品42ドビュッシーベルガマスク組曲3.プレリュード4.メヌエット5.月の光6.パスピエ7.喜びの島8.夢ラヴェルクープランの墓9.プレリュード10.フーガ11.フォルラーヌ12.リゴドン13.メヌエット14.トッカータ15.マ・メール・ロワ ~ 妖精の園【演奏者】伊藤順一(ピアノ)Jun-ichi Ito, PianoDSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2023年3月9日&10日SACDハイブリッド
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    待望の日本の歌曲集が遂にリリース 日本を代表する歌姫が紡ぐ、日本の心、全28曲。日本を代表する歌姫、砂川涼子が満を持して披露する待望の日本の歌曲集です。誰しも耳馴染みのある日本歌曲の名曲17曲と、木下牧子の歌曲集「花のかず」他11曲、全28曲を収録しました。砂川の透明感あふれる美声と、砂川が心から信頼を寄せるピアニスト園田隆一郎との精緻かつ濃厚なアンサンブルは必聴です。DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが捉えた名演を、SACDハイブリッド盤で心ゆくまでご堪能下さい。砂川涼子といえば、プッチーニの歌劇《ラ・ボエーム》の可憐なお針子ミミや、《トゥーランドット》の女奴隷リューといった「耐える娘」が当たり役の名ソプラノ。しかし、近年の彼女はリサイタルにも傾注。日本歌曲の世界にも大きく足を踏み入れている。ローマやミラノに5年ほど留学した砂川は、キャリアのごく早いうちからオペラに出演し続けたこともあり、日本語の調べに寄せる熱意は、近年になってより強く湧き上がってきた思いなのだそう。発音は涼やかに届け、メロディは熱く麗しく迸らせるのが砂川涼子の歌の道。先日も團伊玖磨の名作歌劇《夕鶴》のつう役を演じて大好評を博したばかりだが、このアルバムをお聴きになった方も、彼女の日本語歌唱が旋律にもたらす品格と、表現の精度の高さに驚かれるに違いない。そういえば、最近インタヴューの機会を得た時、砂川は自分の歌声について、淡々とした面持ちでこのように語っていた。「私の声はドラマティックなものではないですが、溢れてくる感情を歌に込めたいと思って曲を選びました。園田君にも伴奏して貰えるのが嬉しくて・・・」え?園田君って、名指揮者、園田隆一郎さんのことですか?筆者はいささか面食らい、おうむ返しに口を開いた。「はい。五島記念文化財団のオペラ新人賞を同じ年に受賞した間柄で、普段は『園ちゃん』と呼ばせて頂いたりします。たまに『園田先生』と丁寧にお呼びすると、『涼子先生!』と冗談ぽく返されます(笑)」。そのようにフランクに交流できる間柄だからこそ、本盤では歌とピアノの抒情性がぴたりと重なったのだろう。「この数年、日本語の曲を歌う機会が増えました。お客様の反応もダイレクトに頂けますから勉強になります。山田耕筰さんの名曲は、舞台経験を重ねた今だからこそトライしたいと思いますし、中田喜直さんの〈霧と話した〉も本当に大好きなんです。聴いて下さる皆さまとの『心の距離が近い』ひとときが持てますように」。彼女のその願いが、本盤を手に取られた皆さまの御心にも届きますように。 岸 純信(オペラ研究家)(ナクソス・ジャパン)【収録内容】1. さくら横ちょう (作曲:別宮貞雄/作詞:加藤周一)2. 秘唱 (作曲:平井康三郎/作詞:西條八十)3. 落葉松 (作曲:小林秀雄/作詞:野上 彰)4. くちなし (作曲:高田三郎/作詞:高野喜久雄)5. 中国地方の子守歌 (作曲:山田耕筰/岡山県民謡)6. 花の街 (作曲:團伊玖磨/作詞:江間章子)7. ゆりかご (作曲・作詞:平井康三郎)8. 初恋 (作曲:越谷達之助/作詞:石川啄木)9. さくら横ちょう (作曲:中田喜直/作詞:加藤周一)10. サルビア (作曲:中田喜直/作詞:堀内幸枝)11. 髪 (作曲:中田喜直/作詞:原篠あき子)12. 霧と話した (作曲:中田喜直/作詞:鎌田忠良)13. 悲しくなったときは (作曲:中田喜直/作詞:寺山修司)14. ゆく春 (作曲:中田喜直/作詞:小野芳照)15. むこうむこう (作曲:中田喜直/作詞:三井ふたばこ)16. たんぽぽ (作曲:中田喜直/作詞:三好達治)17. わらい (作曲:中田喜直/作詞:金子みすゞ)歌曲集「花のかず」より (作曲:木下牧子/作詞:岸田衿子)18. 花のかず19. 夢のなかの空20. クルミ21. 足おと22. 曇り日なら23. カゼクサ24. 竹とんぼに25. あさっておいで26. ある日のたび27. なにかが、ほら (作曲:木下牧子/作詞:能祖将夫)28. おんがく (作曲:木下牧子/作詞:まど みちお)【演奏者】砂川 涼子(ソプラノ)園田 隆一郎(ピアノ)録音:2023年3月14日&15日SACD ハイブリッド盤DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ
    ¥3,850 (税込)
  • CD CD

    売切 注文不可
    椿三重奏団/偉大な芸術家の想い出に【三輪の椿が織りなす、重厚でエモーショナルなロシアの息吹】人気ピアノ・トリオ「椿三重奏団」のセカンド・アルバムです。デビュー・アルバム「メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」では、艶やかで薫り立つようなカンタービレが聴く者の琴線に響き「レコード芸術誌特選盤」に選出されてベストセラーとなりました。このアルバムでは一転、ロシア音楽を代表するチャイコフスキーとショスタコーヴィチの名作による、その重厚でエモーショナルなアンサンブルが圧巻の魅力となっています。眼前で繰り広げられる丁々発止のまさに手に汗握る迫真の演奏が、DSD11.2MHz 超ハイレゾレコーディングにより刻印されました。(ナクソス・ジャパン)椿三重奏団について~凛としたピアノ・トリオの誕生とその充実のとき~誕生「椿三重奏団」=ピアニスト高橋多佳子、ヴァイオリニスト礒絵里子、チェリスト新倉瞳による花の名を冠する女性だけのピアノ・トリオが誕生したのは、2008年であった。高橋多佳子と礒絵里子の出演が決まっていた豊橋でのピアノ三重奏の演奏会に、急遽新倉瞳が代役的に参加することになったのである。礒と高橋はすでにプロとして何度も共演経験があったし、新倉のことは才媛学生として名を既知しており、各々がソリストとしてたいへん高い実力の持ち主であることはわかっていたものの、三人で合わせるのはそのときが初めてであった。これがたいへん素晴らしかったのである。意気投合した三人は、その後もピアノ三重奏としての活動継続を約束する。そして、2017年に開かれた幸田町民会館つばきホールでの演奏会をヒントに、自らを「椿三重奏団」と命名したのは2019年のことであった。濃厚なロシア作品への挑戦デビュー・アルバムのメンデルスゾーンとブラームスという王道の二大ピアノ三重奏曲で出色の出来をみせた「椿三重奏団」。彼女たちがセカンド・アルバムに選んだのは、濃厚なロシア色を感じさせるチャイコフスキーとショスタコーヴィチの大曲である。ディスクを再生すると、「偉大な芸術家の想い出に」から、ピアノの麗しいタッチのアルペッジョが流れ出す。しなやかな伴奏に支えられて入ってくるのは新倉瞳のチェロの調べ。彼女のチェロは歌のポイントをつかむのが実に巧みで、長く深い呼吸のフレーズを朗々と歌う。すると、まったく自然に礒絵里子のヴァイオリンが加わってくる。伸びやかなボウイングと品の良い適度なヴィブラートを持つ彼女の美音は、ピアノとチェロと見事に調和し、かつその存在を確かに印象づける。そこに“モルト・エスプレッシーヴォ”で主題を熱く果敢に歌うのが高橋多佳子のピアノである。この3度目の主題の毅然とした登場によって「三位一体」の第1主題提示が完成する。この濃厚なロシアの香り漂う作品の導入だけで、「椿三重奏団」の非凡なる音楽性と存在意義は確約される思いがする。「椿三重奏団」は共に桐朋学園大学出身で、先輩後輩としてお互いを深く尊敬しあいながら、プロフェッショナルとしての音楽的な個性はまったく隠すことがない。そして、強い個性をぶつけ合いながらも、お互いの最大公約数を見つけ出していき、見事なアンサンブルを生み出すのである。第1楽章のその後の展開においても、礒が旋律線を強く押し出せば、高橋が一歩引いて、新倉がバスをスッと支える。さらに礒が進むと今度は高橋が対旋律で押し返し、新倉がそれらをまとめるように麗しい歌で応答する。三人はふだんから家族のように仲が良いが、音楽になると、このようにときと場合に応じて、長女、次女、三女の役割を年齢や楽器に関係なく縦横無尽に果たしあうのである。それは、第2楽章のピアノの素朴で美しいカンタービレを、ヴァイオリンが伸びやかに引き継いで空間を広げ、さらにチェロが自在な感性で舞踏化するという、主題~第2変奏の部分でも、象徴的である。この高橋多佳子~礒絵里子~新倉瞳という異なった楽器間でのポプリは見事というほかなく、「椿三重奏団」の相互の尊敬と信頼の証とも言うべきものだ。集中とエネルギー、そして高雅な芸術このトリオはエネルギーの集約とその発散という意味でも特筆すべきパワーを持っている。たとえば、チャイコフスキーの変奏終曲とコーダを聴いてみていただきたい。複雑な和声的対位法的展開を見事に奏した三人は、最後のコーダでさらに信じられないようなエネルギーを発散して偉大な芸術家の生と死へのリスペクトを謳い上げる。謳い上げると言えば、ショスタコーヴィチ《ピアノ三重奏曲第2番》も、もの凄い集中力である。この作品の持つ先人への尊敬、ロシアの空気、ユダヤの情念、戦争の恐怖といったものを演奏するにはこの集中力というものこそが演奏表現の原点である。「椿三重奏団」は、冒頭の幽玄なハーモニクスから始まった主題群が次第に鋭角的な響きを増して、ついには現代社会の怖さまでを吐露するに至る過程を見事に再現する。そして、終楽章のカオスにおける爆発的エネルギーの飛散は、世の不条理を超えた音楽の満足感によって私たちにこの上ない感動をもたらしてくれる。実際の録音現場では、ホールに集った3 人はいつもどおり冗談が飛び交い和気あいあいであった。しかし、ひとたび録音セッションが始まると、高橋多佳子のピアノ、礒絵里子のヴァイオリン、そして新倉瞳のチェロが、ときに情熱のたぎりをぶつけ合い、ときに喜びを分かち合い、深い悲しみは共有し、それらを音楽とすることに心から感謝して演奏したのである。そしてその記録は今この素晴らしいディスクとして結実した。まさに三人の名花による渾身の演奏である。深く根を張った幹のようにたくましく、そして美しく咲き誇る花のように凛とした音楽=「椿三重奏団」の名にふさわしい高雅な芸術を心ゆくまで堪能したい。 下田幸二(ナクソス・ジャパン)【収録内容】【DISC 1】チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50「偉大な芸術家の想い出に」1. 第1楽章 悲歌的楽章 モデラート・アッサイ第2楽章2. A. 主題と変奏 アンダンテ・コン・モート3. B. 変奏終曲とコーダ アレグロ・リゾルート・エ・コン・フォーコ【DISC 2】ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品671. 第1楽章 アンダンテ ~ モデラート2. 第2楽章 アレグロ・コン・ブリオ3. 第3楽章 ラルゴ4. 第4楽章 アレグレット【演奏者】椿三重奏団高橋多佳子(ピアノ)礒 絵里子(ヴァイオリン)新倉 瞳(チェロ)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2023年3月28日-30日
    ¥4,950 (税込)
    盤質:
    • B+
  • CD CD

    売切 注文不可
    鈴木大介/浪漫の薫り【8弦ギターで紡ぐ、ロマン派ギタリスト&作曲家たちの夢のまほろば】クラシックギター界を代表する鈴木大介が、自身初となる8弦ギターでロマン派の作品を収録しました。シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンの名曲の数々、そして同時代のオリジナル作品であるJ.メルツやN.コスト等聴きどころ満載の意欲作です。クラシックギターならではの、そこはかとない薫り立つような響きをまといながら、往時のギタリストや作曲家たちのまほろばを、是非一緒に旅して下さい。(ナクソス・ジャパン)【収録内容】鈴木大介/浪漫の薫りフランツ・シューベルト:1. 音楽に寄せて 作品88-4 D.547 (編曲:鈴木大介)2. アヴェ・マリア 作品52-6 D.839(編曲:ニコライ・アレクサンドロフ/鈴木大介)3. 子守唄 作品98-2 D.498 (編曲:ニコライ・アレクサンドロフ)フレデリック・ショパン:4. マズルカ 第1番 イ短調(嬰ヘ短調) 作品6-1(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)5. マズルカ 第2番 イ短調(嬰ハ短調) 作品6-2(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)6. マズルカ 第3番 ニ長調(ホ長調) 作品6-3(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)7. マズルカ 第4番 イ短調(変ホ短調) 作品6-4(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)8. マズルカ 第5番 イ長調(変ロ長調) 作品7-1(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)9. マズルカ 第6番 イ短調 作品7-2(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)10. マズルカ 第7番 イ短調(ヘ短調) 作品7-3(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)11. マズルカ 第8番 イ長調(変イ長調) 作品7-4(編曲:ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)フェリックス・メンデルスゾーン:12. ヴェネツィアの舟唄 第1番 ホ短調(ト短調) 作品19-6(編曲:鈴木大介)13. ヴェネツィアの舟唄 第2番 ニ短調(嬰ヘ短調) 作品30-6(編曲:鈴木大介)ナポレオン・コスト:14. ジュラの思い出(アンダンテとポロネーズ) 作品44ヨゼフ・カスパル・メルツ:15. ハンガリー風幻想曲 作品65-116. シュルホフの思い出(コンサート・マズルカ)17. 無言歌?吟遊詩人の歌 作品13 より【演奏者】鈴木大介(ギター)DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2022年9月6日&7日SACDハイブリッド
    ¥3,850 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集黒川 侑&久末 航【ブラームスの心の深淵に触れるデュオアートの真骨頂を聴く。】日本音楽コンクール第1位をはじめ、その優れた和声感や表現力への評価により出光音楽賞、仙台国際音楽コンクール聴衆賞他数々の受賞歴を誇り、スイス・ロマンド管、スペイン国立管、東京フィル、新日本フィル、京響など国内外主要オーケストラとの共演、室内楽等でも幅広く好評を博す新進気鋭のヴァイオリニスト、黒川侑のデビュー・アルバム。黒川自身が「最も共感してやまないブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲」を、ベルリンを主軸にワールドワイドに活躍する長年の共演パートナー、久末航とのデュオで世に問う。(ナクソス・ジャパン)【収録内容】J.ブラームスJohannes Brahms (1833 - 1897)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」1. 第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ2. 第2楽章 アダージョ3. 第3楽章 アレグロ・モルト・モデラートヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品1004. 第1楽章 アレグロ・アマービレ5. 第2楽章 アンダンテ・トランクィーロ ? ヴィヴァーチェ6. 第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ(クアジ・アンダンテ)ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品1087. 第1楽章 アレグロ8. 第2楽章 アダージョ9. 第3楽章 ウン・ポコ・プレスト・エ・コン・センティメント10. 第4楽章 プレスト・アジタート【演奏者】黒川 侑(ヴァイオリン)Yu Kurokawa, Violin久末 航(ピアノ)Wataru Hisasue, Piano企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2023年4月4日 & 5日DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディングDXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション
    ¥3,300 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    アトリエ・アッシュ・アートサロン コレクション第1弾アトリエ・アッシュ/チェルニー:12の前奏曲とフーガ 作品400【世界初録音。カール・チェルニーの神秘を紐解く。今明かされる、その秀逸な書法と無限のアイデア。】カール・チェルニー「12の前奏曲とフーガ」作品400は、このサロンの共同主宰者である上田泰史氏の著書『「チェルニー30番」の秘密――練習曲は進化する』(春秋社 2017)の中から見つけた作品である。主に練習曲においてでしか知られていないチェルニーという作曲家であるが、この作品には、ピアノという楽器ならではの効果を駆使した秀逸な書法、音楽に深みを与える洗練されたハーモニー、明晰なコントラストと無限のアイデアが満ちている。19世紀の「前奏曲とフーガ」の白眉であることは明らかだ。チェルニーは、より多くの音楽家たちに注目して欲しい作曲家である。(秦はるひ)(ナクソス・ジャパン)【収録内容】チェルニー:12の前奏曲とフーガ 作品4001. 第1番 ハ短調 秦はるひ(ピアノ) Haruhi Hata, Piano2. 第2番 ホ長調 伊藤順一(ピアノ) Jun-ichi Ito, Piano3. 第3番 変ロ長調 黒岩航紀(ピアノ) Koki Kuroiwa, Piano4. 第4番 変ロ短調 小菅 綾(ピアノ) Aya Kosuge, Piano5. 第5番 ニ長調 小林えりか(ピアノ) Erika Kobayashi, Piano6. 第6番 ハ長調 齊藤一也(ピアノ) Kazuya Saito, Piano7. 第7番 ト短調 増田達斗(ピアノ) Tatsuto Masuda, Piano8. 第8番 変ホ短調 高橋ドレミ(ピアノ) Doremi Takahashi, Piano9. 第9番 ヘ短調 中平優香(ピアノ) Yuuka Nakahira, Piano10. 第10番 ホ短調 中田雄一朗(ピアノ) Yuichiro Nakada, Piano11. 第11番 へ長調 鈴木隆太郎(ピアノ) Ryutaro Suzuki, Piano12. 第12番 ロ短調 小山田 桃(ピアノ) Momo Oyamada, Piano企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2022年4月7日&8日■アトリエ・アッシュ・アートサロンとCD制作について 楽譜の向こう側の世界を知りたいという想いが年々募る。 作曲家の生きていた時代の息吹、住んでいた街の雰囲気、彼らの日々の生活や動向、交友関係から生じた芸術的な交流、等々。 作品について語る書物の行間で息をひそめる音楽や、音楽家たちが生きた時代の空気感を味わいたい、そして更に未知の作品を発掘してみたい――そのような想いから、上田泰史氏と共に、アトリエ・アッシュ・アートサロンを開いた。 年に2回、テーマを決め、気鋭の専門家の話を聞き、同時代の美術など音楽以外の芸術についても関心を拡げ、さらに時代の諸相を表す音楽作品をメンバーで試奏する、という充実した1日を過ごしている。そこでは、滅多に演奏されることはないものの、驚異と魅力溢れる作品を聴くことができる。サロンメンバーは、現在14人のピアニストで構成され、各人新しい知識、作品を知ることに意欲満々の仲間だ。 今回採り上げるチェルニーによる「12の前奏曲とフーガ」作品400は、このサロンの共同主宰者である上田泰史氏の著書『「チェルニー30番」の秘密――練習曲は進化する』(春秋社2017)の中から見つけた作品である。主に練習曲においてでしか知られていないチェルニーという作曲家であるが、この作品には、ピアノという楽器ならではの効果を駆使した秀逸な書法、音楽に深みを与える洗練されたハーモニー、明晰なコントラストと無限のアイデアが満ちている。19世紀の「前奏曲とフーガ」の白眉であることは明らかだ。チェルニーは、より多くの音楽家たちに注目して欲しい作曲家である。 アトリエ・アッシュ 主宰 秦はるひ(ピアニスト)■FAZIOLI ピアノについて 創業者であるPaolo Fazioli氏一代で、1978年より作られている。 当初、Fazioli氏はピアニストを目指していたが、家業の家具製造を手掛ける傍ら大学で音楽と工学を学ぶうち、現存のピアノに満足できなくなり、理想の楽器製作を自ら目指すに至った。ヴェネツィアの北Sacileの街に本社、工場、ホールを持つ。 生産はグランドピアノのみで、製作過程の全てが職人による手作りである。生産台数は現在、年間140台である。どの音域も均一で伸びのある響きでよく歌い、多声楽曲における各声部の音色の違いも明瞭に表す。現在でもなお、日々ピアニストたちの細かな要望に応えている。 2021年ショパン国際ピアノコンクールにおいて、1、3、5位のピアニストがFazioliピアノを使用するなど、近年、世界最高峰の楽器として益々評価が高まっている。今回、世界最大のピアノである F308をホールに運んで録音に臨んだ。 アトリエ・アッシュ 主宰 秦はるひ(ピアニスト)
    ¥3,300 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    ¥3,300 (税込)
  • CD CD

    売切 注文不可
    齊藤一也/ ザ・パッション【煌めく超絶技巧が織りなす、濃密な官能とパッション】パリ国立高等音楽院、及びベルリン芸術大学を最優秀で卒業後、カンピージョス国際ピアノコンクール優勝、マッサローザ国際ピアノコンクールで優勝、アルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール最高位他、数々の国際コンクールを制覇したピアノ界の貴公子Kazuya Saitoの公式デビューアルバムは、絢爛たるヴィルトゥオジティが煌めくリスト&ラフマニノフ作品集。タイトルの「ザ・パッション」はそのパッション溢れる超絶技巧と共に、楽曲に付託されたキリスト受難(passion)の意味を併せ持つ。齊藤一也(ピアノ) Kazuya Saito, Piano4歳よりヤマハ音楽教室にてピアノと作曲をはじめる。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学卒業後、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学を最優秀で卒業。第8回カンピージョス、第7回マッサローザ国際ピアノコンクールで優勝。第4回東京音楽コンクール最高位(第2位)、第82回日本音楽コンクール第2位、三宅賞、岩谷賞(聴衆賞)をはじめ、第66回ロン・ティボー国際コンクールでフォーレの最優秀演奏賞、第61回マリア・カナルス国際音楽コンクール第4位、第18回サンタンデール国際ピアノコンクールファイナリスト賞、第22回アルトゥール・シュナーベル国際コンクール最高位、副賞のスタインウェイハウス(ベルリン)で行ったリサイタルが評価され2018年度スタインウェイ賞を受賞する等、数々の国際コンクールで入賞。ヨーロッパ各地の音楽祭でリサイタルを行うほか、これまでに沼尻竜典、梅田俊明、広上淳一、曽我大介、高関健、Ovidiu Balan、Didier Benetti、Pablo Gonz?lezの各氏の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、藝大フィルハーモニー、フランス国立管弦楽団、スペイン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団等と共演し、いずれも好評を博す。これまでに石丸八重子、青木進、山下葉子、秦はるひ、Michel Dalberto、Bj?rn Lehmann の各氏に師事。現在(一財)地域創造による公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)支援アーティストとして、全国でアウトリーチ活動やリサイタルを行っている。(ナクソス・ジャパン)【収録内容】 ラフマニノフ1. コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 作品422. 10 の前奏曲 作品23 ? 第4番 ニ長調3. 「音の絵」 作品33 ? 第5番 ニ短調4. 「音の絵」 作品33 ? 第7番 変ホ長調5. 「音の絵」 作品39 ? 第5番 変ホ短調 リスト6. ダンテを読んで -ソナタ風幻想曲-7. 泉のほとりで8. ペトラルカのソネット 第104番9. ハンガリー狂詩曲 第12番 嬰ハ短調10. 愛の夢 第3番 ラフマニノフ11. パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 ? 第18変奏(齊藤一也 編曲)【演奏者】齊藤一也(ピアノ) Kazuya Saito, Piano企画制作:アールアンフィニ発売:ミューズエンターテインメント協力:ソニー・ミュージックソリューションズ録音:2022年4月12日 & 13日
    ¥3,300 (税込)
    ご注文できません
  • CD CD

    売切 注文不可
    ファジル・サイ、藤倉大、挾間美帆、佐藤芳明、和田薫の5人の気鋭の作曲家に新倉自身が作品を委嘱、全曲世界初演という記念碑的アルバムです。フルオーケストラによるサイの壮大な作品に始まり、塚越のマリンバ、佐藤のアコーディオン、そして林の大太鼓とチェロのデュオといったレコーディングの限界に挑んだともいえる、心震える渾身のアルバムです。(アールアンフィニ)《新倉瞳からのメッセージ》今回のアルバムには、「11月の夜想曲 ~ 新倉瞳 委嘱作品集 (世界初演初録音)」というとても立派なタイトルがついているのですが、もっとシンプルに表現すると、私が強く感じた「好き」がギュッと詰まっているアルバムです。また、今回委嘱させて頂いた作曲家の皆さまと一緒に音を奏でてくださった演奏家の皆さまは、それぞれの世界で簡単には語り尽くせない素晴らしい音楽人生を歩んでおられます。ただ、そのようなバックグラウンドとは関係なく、シンプルに「好きです!尊敬しています!」という気持ちで私はお付き合いをさせて頂いております。時は遡り、2013年冬、スイスのチューリッヒのとある音楽カフェ・バー。クラシック音楽の世界で育った私ですが、友人に誘われたライブで偶然聴き、第六感で「好き!!」と初めて感じ、のめり込んだ音楽がクレズマー音楽(東欧のユダヤ音楽)でした。留学先のスイスでは、現代音楽・バロック音楽…とにかくあらゆる音楽の形態から影響を受けましたが、その中でも、クレズマー音楽から自然に学ぶことが大きく、気が付いたらクレズマーバンドのメンバーとしても活動するようになっていました。そんな直感的に感じた「好き」に一度出逢うと、それ以降は様々な場面で自分の気持ちに素直になれ「好きなモノ」に気付けるようになりました。そして、2016年のファジル・サイ氏との出逢いをきっかけに、サイ氏をはじめ、私が惚れ込んでいる藤倉大氏、挾間美帆氏、佐藤芳明氏、そして和田薫氏にも曲を書いて頂きたいと思い、5曲の我が子、このアルバムがオギャーと生まれることになったわけです。時を重ねるほどに「好き」の前向きな気持ちは自身の表情や行動に表れてきていると感じております。これからもその気持ちの向かう先に、自分とその周りの人々の笑顔があるのであれば、「好き」は悔いなく伝え、行動したいと思っています。人生一回きり、産まれてきてよかった、「あなた」と出逢えてよかった。と、このアルバムを聴いてくださる皆さまが、皆さまのそれぞれの「あなた」を思い浮かべ、笑顔になって頂けましたら幸いです!■新倉瞳(チェロ) Hitomi Niikura, Cello幼少期をアメリカとドイツで過ごし、8歳よりドイツでチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、卒業時には皇居桃華楽堂新人演奏会に出演、御前演奏を行う。その後、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでにJan Vymyslicky、毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zeller (バロック・チェロ)の各氏に師事。室内楽を徳永二男、原田幸一郎の各氏に師事。2014年よりCamerata Zurichのソロ首席チェリストをつとめている。2003年いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞し、アメリカ/アスペン音楽祭に奨学生として参加。2007年第28回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞を受賞。2009年ルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門にて第1位を受賞。2015年スイスのベルンで開催されたOrpheus Kammermusikwettbewerbにて入賞。同年、ポルトガルのリスボンで開催されたInternacional Verao Classico 2015チェロ部門にて第1位を受賞。2016年5月スイス/ルツェルンの高級時計ブランドCarl. F. BuchererよりPathos WomanAwardを受賞。2017年第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞チェロ部門受賞。2006年8月桐朋学園大学在学中には、EMI Music Japan(現ユニバーサル・ミュージック)より「鳥の歌」をリリースし、紀尾井ホールにてデビュー。これまでにEMI Music Japanから3枚のアルバム、Live Notesよりピアニスト佐藤卓史とのライブCD「ブラームス&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」、F.S.L.レーベルよりアコーディオニスト佐藤芳明とのDuo「魂柱と鞴」、アールアンフィニ・レーベルより「ダンツァ」や、高橋多佳子、礒絵里子との「椿三重奏団」を含む4枚のアルバムが発売されている。また、チューリッヒを拠点とする人気クレズマーバンドCheibe Balaganのメンバーとして2014年から参加し、様々な音楽祭に招かれ、音楽の幅を広げている。現在はスイスを拠点に活躍する中、ソリスト、室内楽奏者として全国各地でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、司会、番組ナレーション、音楽劇、演奏家のためのドレスM Maglie le cassettoのプロデュース等、活動の幅を広げ音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたGiovanni Battista Grancino(1694年製)。(資料提供:ナクソス・ジャパン)【収録内容】1-5. ファジル・サイ: 11月の夜想曲 ~ チェロと管弦楽のための1. 第1楽章 終わりのない夜の夜想曲2. 第2楽章 孤独な夜想曲3. 第3楽章 夜歩きの夜想曲4. 第4楽章 心象の夜想曲5. 第5楽章 青い夜想曲6. 藤倉 大: スパークラー ~ チェロのための7-10. 挾間美帆: 組曲「イントゥー・ジ・アイズ」7. 第1曲 サンフランシスコ8. 第2曲 デュッセルドルフ9. 第3曲 チューリッヒ10. 第4曲 東京11-12. 佐藤芳明: 2つの楽器のための2つのカノン11. 第1曲 寛容12. 第2曲 琢磨13. 和田 薫: 巫 ~ チェロと和太鼓のための14. ニーグン(伝承曲)【演奏者】新倉瞳(チェロ)飯森範親(指揮) 東京交響楽団 [1-5]塚越慎子(マリンバ) [7-10、14]佐藤芳明(アコーディオン) [11、12、14]林英哲(太鼓) [13、14]【録音】2020年3月21日 オペラシティ コンサートホール タケミツ・メモリアル (東京都渋谷区)   ライヴレコーディング) [1-5]2021年1月23日 ハクジュホール (東京都渋谷区)におけるライヴレコーディング) [6-14]
    ¥3,300 (税込)
  • SACDハイブリッド盤

    CD CD

    廃盤
    憂い溢れるチェロの音色で愉しむ、舞曲の夕べ★人気チェリスト、新倉瞳が心から慈しむ「舞曲」をテーマにしたアルバムです。民俗音楽、バレエ音楽、シシリエンヌ、ワルツ、タンゴ等々、古今東西、歴史の淘汰を受けながら連綿と受け継がれてきたクラシック音楽の「舞曲」を、新倉瞳のチェロが朗々と歌い、そしてひっそりと心に染み入るように奏でます。選りすぐりの「舞曲」の名曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。■アルバムに寄せて 新倉 瞳■幼少期から踊ることが好きだった私は、音楽のジャンル問わず「舞曲」と名前のついた曲がかかるとだいたい身体が動き出してしまっていました。また、どんなジャンルの音楽にも、名曲には tantsndik, zingendik, redndik (イディッシュ語で踊る、歌う、話す)があると、クレズマー音楽のパイオニアであるAlan Bern(アラン・バーン)さんが教えてくださったことを最近身をもって感じていて、そして近年イディッシュ・ダンスも踊るようになり、改めて踊りと音楽の結びつきを痛感していたので、今回のアルバムを創るにあたり、テーマは「ダンスしかない!」と思いました。三拍子の曲でも多少の揺れがあってほぼ五拍子に感じた方が踊りやすかったり、頭で理解するだけでなく身体中で感じることで、ようやくその踊りのグルーヴの波にのれるように思います。この世に伝わる踊りは様々で、数えきれないリズムや様式があり、まだまだ私が経験したことのない踊り、知らない踊りがたくさんあります。今回は、民俗音楽、バレエ音楽、シシリエンヌ、舞踏曲、タンゴ…各踊りの情景、薫り、匂い、色彩…イメージたっぷりで取り組み、今までの経験が活かされたこと、改めてまた勉強になることがあった時間でした。このアルバムを聴いて頂いた皆さまと共に、優しく、激しく、切なく、フワッと一緒に踊ることができますように。小学生の頃からの友人で尊敬するピアニストの梅村百合さん、レコーディング・チームの皆さまに心より感謝申し上げます!桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、皇居桃華楽堂新人演奏会に出演し御前演奏を行う。その後スイスへ渡り、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、ThomasDemenga、Martin Zaller(バロック・チェロ)の各氏に師事。国内外での受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞を受賞。桐朋学園大学在学中にはEMI MusicJapan(現ユニバーサルミュージック)よりCDデビューを果たし、これまでに同レーベルから3枚のアルバム、アールアンフィニ・レーベルから2枚のアルバムが発売されている。現在はCamerataZurichのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点に活躍する中、ソリスト、室内楽奏者として全国各地でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、司会、番組ナレーション、音楽劇、演奏家のためのドレスM Maglie le cassettoのプロデュース等、活動の幅を広げ音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたGiovanni Grancino(1694年製)。(ナクソス・ジャパン)【収録内容】1.シシリエンヌ 作品78 (フォーレ)2.バレエ音楽「眠れる森の美女」 作品66 ~ 第6番 ワルツ(チャイコフスキー)3.舞台管弦楽のための組曲 ~ ワルツ 第2番(ショスタコーヴィチ)4.死の舞踏 作品40 (サン=サーンス)ルーマニア民俗舞曲 (バルトーク)5.第1曲 棒踊り6.第2曲 腰帯踊り7.第3曲 足踏み踊り8.第4曲 角笛の踊り9.第5曲 ルーマニア風ポルカ10.第6曲 速い踊り11.シシリエンヌ (ヘンデル)フランス組曲 (プーランク)12.第1 曲 ブルゴーニュのブランル13.第2 曲 パヴァーヌ14.第3 曲 小さな軍隊行進曲15.第4 曲 コンプラント(嘆き)16.第5 曲 シャンパーニュのブランル17.第6 曲 シシリエンヌ18.第7 曲 カリヨン(鐘)19.スペイン舞曲 作品54 ~ 第2番 セレナーデ (ポッパー)20.ハンガリアン・ラプソディ 作品68 (ポッパー)21.スペイン 作品165 ~ 第2番 タンゴ (アルベニス / A.L.クリストファーソン 編曲)【演奏】新倉 瞳(チェロ)梅村 百合(ピアノ)【録音】2020年8月27日&28日 DSD 11.2MHz(DSD 256)レコーディング
    ¥3,300 (税込)
商品一覧・検索は
こちらから

ニュース&特集 NEWS & FEATURES

もっと見る

イチオシ商品 STAFF RECOMMEND

NAUTILUS / Take Me To The Mardi Gras / Summer Madness (7")
Take Me To The Mardi Gras / Summer Madness (7")

2026年09月16日 / 7"(レコード) / JPN

新品在庫あり

レコード レコード

¥2,200 (税込)
TSUYOSHI YAMAMOTO / 山本剛 / いつか夢の中で
いつか夢の中で

2026年09月16日 / LP(レコード) / JPN

新品在庫あり

レコード レコード

¥6,500 (税込)
LIANA FLORES / リアナ・フローレス / AND SO IT GOES
AND SO IT GOES

2026年09月11日 / LP(レコード) / IMPORT

新品在庫取寄せ

レコード レコード

¥4,730 (税込)
尾﨑健一 / ムジカ・ラド・ベー / MUSICA LADO-B
ムジカ・ラド・ベー / MUSICA LADO-B

2026年09月07日 / BOOK / JPN

新品在庫あり

書籍 書籍

¥3,300 (税込)
YUTA BANDO / 坂東祐大 / 「ルックバック」オリジナル・サウンドトラック
¥3,500 (税込)
もっと見る

読み込み中...

アーティスト

タイトル

レーベル

マニアック検索

詳細検索

読み込み中...