オメガ・ポイント 商品一覧

オメガ・ポイント | レーベル商品一覧 (51件)

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  • ジョン・ケージの思想を受け継いで、すべて図形楽譜や言葉の指示書きのみで作曲された一柳慧の初期代表作「ピアノ音楽」、 世界初の全曲演奏・録音!!

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    ジョン・ケージの思想を受け継いで、すべて図形楽譜や言葉の指示書きのみで作曲された一柳慧の初期代表作「ピアノ音楽」、世界初の全曲演奏・録音!2011年に演奏した河合拓始は、この作品によって拡張されたピアノという「音響装置」に、いわゆるクラシック畑のピアニストには決してできない鋭い切り口で対峙した。一柳氏本人も絶賛の快演!(メーカーインフォより)ジョン・ケージの思想を受け継いで作曲された一柳慧の初期代表作「ピアノ音楽」。驚くべきことにこれまで、同時演奏など特殊な方法ではなく、全曲をまとめて演奏・録音されたことがなかった。今回演奏した河合拓始は、即興演奏を長くやってきたが、近年は現代曲を弾くことが多い。彼はこの作品によって拡張されたピアノという「音響装置」に、いわゆるクラシック畑のピアニストには決してできない鋭い切り口で対峙した。この録音は、日本の実験音楽黎明期の古典の再演などではなく、時代を超えて輝きを増し続ける問題作に、新しい生命が吹き込まれた記録なのである。一柳氏本人も絶賛の快演!tr.1_ピアノ音楽・第1: 任意の順で演奏される5つの断片からなる。唯一五線譜を部分的に使用。tr.2_ピアノ音楽・第2: 4枚の正方形の図形楽譜で、詳細な演奏法に従い、4枚を行き来する。音域や音数は指示されるが、具体的な音高や音量は不確定で、内部奏法を含む。tr.3-4_ピアノ音楽・第3: 言葉のインストラクションのみによる。通常奏法・内部奏法・ノイズを使用する。(tr.3=第一楽章 / tr.4=第二楽章)tr.5_ピアノ音楽・第4: 言葉のインストラクションのみで、「アタックなしの持続音のみによる音響」をピアノから引き出すことが求められる。tr.6_ピアノ音楽・第5: ピアニストのデヴィッド・チュードアのために書かれた9分間の曲で、第4とは逆に「アタックのみ」により演奏され、ピアノ以外の音響も含む。tr.7_ピアノ音楽・第6: クラスターとグリッサンドのみにより、「できるだけ速く大音量で」、「身体的あるいは精神的に疲れ果てるまで」演奏される。テリー・ライリーのためにと献辞がある。tr.8_ピアノ音楽・第7: 上から下に縦に読む9枚の楽譜から成る(上図)。図形により音域とタイミングと演奏法が指示されており、鍵盤以外のピアノ奏法とピアノ以外の音源の使用も求められる。河合拓始プロフィール1963年神戸市生まれ。ピアニスト、即興演奏家、作曲家。京都大学卒業後、1991年東京芸術大学大学院修士課程(音楽学専攻)修了。即興音楽家としてソロやアンサンブルのほか様々なジャンルのアーティストと共働する。1998年頃から作曲も行なう。近年は現代音楽作品に再び取り組み、高橋悠治、松平頼暁、藤枝守、平石博一、ケージ、フェルドマン、シェルシなどを演奏する。2008年と2012年に欧州演奏旅行。2011年ニューヨークでのトイピアノ・フェスティバルに招聘参加。2012年1月に、長年拠点としてきた東京から福岡県糸島市に居を移し、九州一円・関西・東京で精力的にコンサートを行っている。
    ¥2,530 (税込)
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  • 船隠 / FUNAKAKUSHI

    TOSHI ICHIYANAGI / 一柳慧

    ノイズ ・ アヴァンギャルド

    香川県高松市にあったホテルのオープニングで披露されたテープ作品。

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    香川県高松市にあったホテルのオープニングで披露されたテープ作品。石造スピーカー10数点を庭園内の様々な場所に設置し、上演された。琵琶の音や波の音を変調した鋭利な音は強烈!(メーカーインフォより)「船隠」は1963年、香川県高松市の船隠[1]にあったホテル・船隠苑のオープニング記念に披露された、琵琶の音や波の音を変調して作られたテープ作品[2]。ホテルのオーナー(漁業で財を成したらしい)は、漁師の投網を使った粟津潔の作品をロビーに展示するなど現代芸術に理解があり、石彫作家として知られる空充秋(1933 - )がこの新しいホテルの造園を任された。その関係で、スピーカーを埋め込んだ石造のボックス10数点を制作し、オープニングではそれらを使って、庭園で音が流されることになった。石造スピーカーはそれぞれ「石櫓太鼓」、「地鳴」、「地球音」などと命名された。庭園内の石垣、池、地中など様々な場所に設置され、サウンド・インスタレーションのような演出で上演された。曲の制作やスピーカーの取り付けには、草月アートセンターのエンジニア・奥山重之助が協力した。秋山邦晴もなんらかの形で協力したようで、翌年東京オリンピックの選手村の施設内で流す音楽を秋山が制作した際にも、これと同様の石造スピーカーが使われた。1964年作曲の「ライフ・ミュージック」のオリジナルは、ここに収録したテープ・バージョンである。オーケストラル・スペースで演奏され、後にLPおよびCDになったもの[3]は、オーケストラのすべての楽器にコンタクトマイクを取り付け、変調されるとともに、この作品のために奥山重之助が特別に作った装置[4]でミックスされた、別バージョンと呼ぶべきものである。しかし実際は、このときの読売日響はこのコンタクトマイクを取り付ける指示を拒否してしまい、結局コンタクトマイクではなく通常のマイクを使って演奏された。したがって一柳が考えた完全な形での演奏は未だに実現していない。脚注1:船隠の地名は、平家が源氏の海上からの攻撃に備え、この地域(庵治町)に兵船を隠したとの言い伝えによる。庵治石の産地で、空充秋の作品もここで多数作られた。2:今回使用のテープには波の音らしき部分は聴き取れない。別のチャンネル用のテープがあったのだろう。3:一柳慧が企画・構成した現代音楽のコンサートシリーズ。「ライフ・ミュージック」が収録されているのは、"Orchestral Space At Nissei Theatre 1966 Volume 1" (LP: Victor VX-69 / CD: Tower Records NCS-544) 。4:この装置に関するオリジナルLPの秋山邦晴の記述は以下の通り。「・・・この拡大された音響は、さらに多くの変調器やESB(奥山重之助考案になる電子的音響変形機=Electronics Sound Breaker)へと送られ、オリジナル版のテープでドライブされる。するとオリジナル版の無音の部分では、オーケストラの音響も自動的にスピーカーから消され、ステージの上の生ま音だけが伝わってくる。(後略)」5:解説は一柳・空両氏からの聞き取りを中心に構成した。
    ¥2,750 (税込)
  • 色即是空空即是色

    TOSHI ICHIYANAGI / 一柳慧

    ノイズ ・ アヴァンギャルド

    ニューヨークの出版社に眠っていた幻の作品!!

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    ニューヨークの出版社に眠っていた幻の作品を初リリース!「色即是空空即是色」は、実現に至らなかった長大オペラ「色即是空」のためのコンクレート音楽である「空」(くう, 1965)の電子音パート。カップリングは米ColumbiaのLP「Extended Voices」の電子音パートの、新たに発見されたステレオテープ版!(メーカーインフォより)《色即是空空即是色》は、NHK電子音楽スタジオで作られたということ以外、詳細は不明である。一柳によれば、題名について議論があり、プロデューサーが《空》(くう)としたいと言い、最終的にその題名で放送されたようである。今回は一柳の当初の意向にしたがって、元の題名を使用した。なお映像作家松本俊夫の短編実験映画で一柳がテープ音楽を担当した《色即是空》(1974)は、本作とは関連はない。《エクステンデッド・ヴォイセス》は声を伴った作品を集めた米ColumbiaのLP "Extended Voices" で聴くことができる。OMEGA POINTで2014年に、モノラルのテープパートにバリトンの松平敬によるヴォイスをミックスした新バージョンをリリースしたが、その後ステレオ版が発見されたため、今回は声を伴わないテープ作品として加えることにした。これは独立した電子音楽としても完成されたものといえる。(音源提供:Gregor Meyer)
    ¥2,750 (税込)
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  • 2018年に一柳氏宅から発見された2つの音源を初公開!

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    2018年に一柳氏宅から発見された2つの音源を初公開!まったく埋もれていた初期コンピューター作品の表題作と、松本俊夫の短編実験映像作品の素材と思われるもの。久里洋二の幻の自主制作本「やぶにらみのコンサート」に付属していたシングル盤の復刻も収録!(メーカーインフォより)2018年に一柳氏宅から発見された2つの音源を初公開!まったく埋もれていた初期コンピューター作品の表題作と、松本俊夫の短編実験映像作品の素材と思われるもの。特に前者の、コンピューターのみでは単純な音しか出せない時代ながら、アナログテープ上で加工されたと思われるヨジれた音は衝撃的。また鳥の声のような正体不明の環境音楽風の電子音作品と、《G線上の悲劇》として知られる久里洋二のアニメ作品の元となった、幻の自主制作本に付属していたシングル盤の復刻も収録!コンピューター・スペース (1970)一柳による、ほぼコンピューターのみで制作された電子音楽作品としては、人間の朗読を再現した《生活空間のための音楽》(1969)がある。本作はこれと同時期であり、複雑な音作りは不可能だったはずだが、途中でエコーや急速な音程変化が聴かれる(声らしきものも混入する)。また同じようなフレーズが繰り返されることから、短いフレーズのバリエーションがいくつか作られ、それらをアナログテープ上で加工しつなげたと思われる。《メタスタシス》のための素材音源 (1971)実験映像作家・松本俊夫の短編《メタスタシス》(1971)の音楽の素材と思われるもの。発掘されたのはわずか30秒ほどの2種類の電子音だが、10分ほどの作品全体の中では、特に(b)のものがミニマリスティックなパターンの一部として繰り返し現れる。ともにフェードイン・アウトされているのは、何らかの意図か。題名・制作年不明実際の鳥の声を変調したと思われる電子音が、多少姿を変えながら淡々と続く作品。1、2分程度のものが多数あり、このCDでは適宜つなぎ合わせている。1970年大阪万博のタカラ・ビューティリオン館のために作られた、ポピュラー音楽の一部を使った作品にも、これと類似した音が使われている。タカラ・ビューティリオン館の別のフロアには他の環境音楽も提供されたようだが、一柳によれば本作はそれに類するものではないとのことであった。弦楽器のために・第2 + スタンザス (ともに1961、同時演奏)久里洋二のアニメーション 《G線上の悲劇》(1969)に使われた音楽であるが、これはもともと草月アートセンターで公開で演奏されたものの音源を多少編集したものである。そのオリジナル音源は、アニメーションが作られる前の1966年に久里洋二が自主制作した本《やぶにらみのコンサート》に付属していたシングル盤に収録されていた。この本は《G線上の悲劇》とはまったく違うイメージの、一続きのペン画10ページの漫画であった。今回はそのオリジナル音源の復刻を収録した。時期は小野が日本にいた1961年から64年までであり、小林健次のバイオリン、一柳のピアノ内部奏法、小野のヴォイスの組み合わせで行われたと考えられる。それぞれ電気的な増幅が加えられている。
    ¥2,750 (税込)
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  • [スペシャル版] ピアニストとしての一柳慧の珍しい録音を集成

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    CDR内容:track 1:「浅葉克己展における卓球パフォーマンス」(2009年)13’57”日本代表選手のコーチを務めたほどの浅葉に影響され、一柳も卓球の腕前はかなりのものであることは知られている。この日のイベントにも卓球台が持ち込まれ、一柳の即興演奏の前にパフォーマンスが行われた。卓球台にはコンタクトマイクが取り付けられ、球が当たる時の振動が有馬純寿の手によって電子音として放出された。track 2:シルヴァーノ・ブソッティ「デヴィッド・チュードアのための5つのピアノ曲」より 第3番1959年作曲)8’26”音楽評論家秋山邦晴が遺した、ブソッティのデヴィッド・チュードアのための5つのピアノ曲の録音が2つ収められたカセットのうち、通常版CDに収録以外のもう一つの演奏はチュードア本人によるもの。初来日の時にNHKで収録された放送用の音源の一部と思われる。演奏に先立ってケージが説明し一柳が翻訳するという、単なる演奏記録にとどまらない時代の空気が充満!(メーカーインフォより)作曲家一柳慧は、言うまでもなくピアニストでもある。そのパフォーマーとしての手腕がいかんなく発揮された演奏の記録を集めてみた。1950-60年代に作曲された7つの《ピアノ音楽》(OMEGAからCD化)から半世紀以上を経て生まれた《ピアノ音楽第8》と、グラフィックデザイナー浅葉克己の展覧会での即興演奏における冷徹な演奏は、しばしば協働してきた有馬純寿の電子的デバイスでアシストされている。どちらも同じピアニストとして深く共鳴するデヴィッド・チュードアを想起させる名演。そしてそのチュードアのために書かれたSylvano Bussottiの《デヴィッド・チュードアのための5つのピアノ曲》を弾いた珍しい音源も発掘!これも若き日の演奏なのか、キレキレ!tr.1_シルヴァーノ・ブソッティデヴィッド・チュードアのための5つのピアノ曲 第3番 / 1959_3’49”tr.2_一柳慧 ピアノ音楽第8 / 2012_12’25”tr.3_一柳慧 浅葉克己展における即興演奏 / 2009_24’04”1_シルヴァーノ・ブソッティ デヴィッド・チュードアのための5つのピアノ曲より 第3番 / 1959音楽評論家秋山邦晴が遺した膨大なカセットテープの中に、この作品の録音が2つ収められたものがあった。一つは一柳慧、もう一つはD. Tudorとだけ書かれている。それぞれは曲が同じというだけで関連はないように見える。おそらく秋山は、大学などで教材として使うために、この作品に焦点を当てて編集したのだろう。ブソッティはしばしば絵画のような図形楽譜で作曲するので、一聴しただけでは判別がつきにくいが、楽譜を持っている高橋アキによれば、3番と思われるとのことだった。一柳はこの録音について記憶にないようだが、弾いたとすればNHKか草月アートセンターだろうという説明があった。2_一柳慧 ピアノ音楽第8 / 20127曲ある《ピアノ音楽》は、すべて1950年代末から60年代初頭にかけて作曲され、2011年に河合拓始によって、初めて全曲をまとめて演奏・録音された。この《第8》も、他の《ピアノ音楽》と同時期に構想されていたという。《第1》から《第7》で用いられた図形や言葉といった記号的要素に加え、記譜を超えた「脱記号的」な要素を導入することが試みられ、空間的な音表現を含めた演奏の時間的な流れのみが示されている。初演時と同様、有馬純寿が電子的なアシストをしている。3_一柳慧 浅葉克己展における即興演奏 / 20092009年神奈川県民ホールギャラリーで、グラフィックデザイナーでアートディレクターの浅葉克己の展覧会「デザインの港。浅葉克己展。」が行われた。この演奏は会期中の7月20日に会場内で行われ、浅葉が研究していた中国雲南省北部の少数民族のトンパ文字を一柳が楽譜に見立ててプリペアド・ピアノで演奏した。有馬がコンピュータで変調を加えている。
    ¥4,400 (税込)
  • スペシャル・エディションは、グラフィックデザインの超巨匠・杉浦康平と元実験工房の山口勝弘による、当時のポスターの縮刷版との セットの限定100!

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    1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたコンサートの記録。特にライブエレクトロニクスや小野洋子のヴォイスがハードコアなノイズ的演奏を繰り広げる一柳作品がスゴイ!この半年後に初来日を果たすケージのコンサート・ツアーの前夜の、静かな衝撃であった。ジャケにはグラフィックデザインの超巨匠・杉浦康平デザインによるコンサート案内チラシをあしらい、時代精神も塗り込んだ入魂リリース!(注:ジャケに使われた案内チラシに記載のプログラムは、実際の演奏曲目とは異なります)(メーカーインフォより)1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたこのコンサートにおいて、欧米の前衛音楽やケージ、そして一柳自身の作品と前衛思想が直接開陳されることとなった。特にライブエレクトロニクスや小野洋子のヴォイスがハードコアなノイズ的演奏を繰り広げる一柳作品がスゴイ!この半年後に初来日を果たすケージのコンサート・ツアーにおいて、日本の音楽界はより大きな「ショック」を受けることになるが、一柳らの演奏会はまさにその前夜の静かな衝撃であった。ジャケには杉浦康平デザインによるコンサート案内チラシをあしらい、時代精神も塗り込んだ入魂リリース!DISC 1track 1: シルヴァーノ・ブソッティ「ヴァイオリンのための音楽」/ 9'18"ブソッティはイタリア生まれの作曲家にして、演出家、デザイナー、その他ひじょうに多彩な人物として知られる。早くから図形楽譜を用いた作品を書いているが、その楽譜は視覚的なおもしろさをも持っている。この演奏ではヴァイオリンはあらかじめ(小林によって?)多重録音されたテープを使い、さらに生演奏によってピアノや打楽器、オブジェをいじる特殊なものとなっている。track 2: モートン・フェルドマン「ヴァイオリンとピアノのためのデュエット」/ 9'55"ケージとともにニューヨークの実験音楽を代表するフェルドマンは、また弱音の作曲家として、また、図形楽譜を考案したエピソードはよく知られている。多作家だが、その作品のタイトルはしばしば無味乾燥な楽器編成のみが記される。track 3: 一柳慧「ザ・パイル」+「弦楽器のために・第2」/ 19'06"「ザ・パイル」は任意の編成による。このコンサートでは作曲家自身によるピアノの内部奏法と、小野洋子によるヴォイスによって演奏されるが、エンジニアの奥山重之助がアシストし、唯一本格的なライヴ・エレクロニクスを用いた演奏になったという。ケージの作品でしばしばおこなわれるように、この作品でも同時演奏がされており、それが小林健次による「弦楽器のために・第2」。楽譜に記されたインストラクションはただひとつ---「全体を通して一つの音のみを奏する」。1960年代のみならず、現在もしばしば演奏されている作品である。track 4: アントン・ヴェーベルン「ヴァイオリンとピアノのための4つの小品」作品7 / 5'18"シェーンベルク、ベルクとともに新ヴィーン楽派の1人であったヴェーベルンは、フェルドマンに先立つ弱音の作曲家であり、また、きわめて意識的な音色への志向を持っていた。本作は他の演奏曲目とは異なり、第二次世界大戦、いや、第一次世界大戦以前の1910年という早い時期に作曲されている。track 5: ラ・モンテ・ヤング「ヘンリー・フリントのための561」/ 11'24"のちにミニマル・ミュージックと呼ばれるようになる音楽を生みだす作曲家たちのひとりであるラ・モンテだが、フルクサスに加わっていたことも忘れてはならないだろう。本作はそうしたコンセプチュアルな作品であり、事前に指定した任意の回数だけおなじ音を発する。なお、ヘンリー・フリントもおなじフルクサスに加わっていた1940年生まれの音楽家。DISC 2track 1: ジョン・ケージ「34'46.776”」/ 31'33"1954年に作曲され、同年10月17日、ドナウエッシンゲン音楽祭において(「ピアニストのための31'57.9864」との同時演奏により)初演。後年出版されたスコアは「1人のピアニストのための34’46.776”」という題名になっているが、この録音でも一柳慧のピアノに小林健次のヴァイオリンが加わり、かつ当時の資料には記されていない、女性の英語および日本語のナレーションも聞こえる(これは小野洋子によるものと思われるが、確証はない)。おそらく一柳がこの作品の初期の上演方法を参考にしつつリアライズしたのであろう。コンサート告知資料ではもうひとりのピアニストとして高橋悠治の名があるけれども、高橋悠治によれば、同時演奏の打診はあったものの、技術的な理由から直前にキャンセルしたという。- 曲目解説:小沼純一(音楽批評) 
    ¥4,620 (税込)
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  • CDヴァージョンもご用意! LPでは物理的な問題から若干抑えめとした録音レベルを、CDならではの限界まで引き上げた超爆音仕様!!

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    オメガポイントとエム・レコード合同リリースLPと同時に、オメガ独自仕様のCDバージョンもご用意!内容はLPバージョンと同じながら、LPでは物理的な問題から若干抑えめとした録音レベルを、CDならではの限界まで引き上げた超爆音!!忘れた頃にやってくるオメガポイントとエム・レコードのお騒がせ合同リリース。今回は、人間の脳波を用いた最初の音楽作品として知られるアルヴィン・ルシエの「一人の演奏家のための音楽」を、あろうことか60年代のジョン・ケージ一派が実演した壮絶な意味不明爆音塊。もう一つは、初期オメガポイントのリリースで現音マニアを震撼させた一柳慧の傑作「アピアランス」のマスターテープ音源という強烈二本立て。単なる希少価値を超えた、プロト・インダストリアルといえるこれら実験音楽の精髄を、アンビエント流行の今、爆音で浴び歴史的弁証法に問う!!今回の音源は一柳慧が自宅で発掘したテープから発見されたもので、1967年にミシガン州ホープ大学で行われたケージ、デイヴィッド・チュードア、一柳慧らによるコンサートの生録音である。60年代中盤は、ケージとチュードアが電気的に増幅したパフォーマンスサウンドを開発していた只中であり、このホープ大学コンサートでも容赦のないアンプリファイド・パフォーマンス技法による爆音が放たれていた。ルシエの「一人の演奏家のための音楽」(1965年)は、現在、耳にできる中で最も作曲年に近い録音で、今回、世界初公開となる。この1967年版は、1982年にルシエとポーリン・オリヴェロスがLovely Musicから発表したものとは全く趣の異なる、ケージ一派の電気的リアリゼーション技術が施された内容で、事情を知らなければ近隣の道路工事にしか聞こえない形而下意味不明音塊。脳波の実演奏は名手チュードアが担当している。一柳慧の「アピアランス」(1967年)は、かの『Source Magazine』誌上の巻頭で発表された当時の最新曲で、生演奏のエレクトロニクスとアコースティック楽器を混合した爆裂演奏にはケージも参加。この演奏自体は、2006年にオメガポイントからリリースされたものと同一内容だが、本作で使用したソーステープはマスターテープと考えられ、明らかにリニアリティが高く、音質が大幅に向上している。また、2006年版にはない聴衆の反応も収録された長尺版となる。本作には、オメガポイントによる序文(テープ発見の経緯を解説)、一柳慧の「アピアランス」2006年解説の再掲、ルシエ作品の研究家で生前より作家と交流のあったサウンドアーティスト佐藤実による解説を収録
    ¥2,860 (税込)
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    • A
    • B+
  • [スペシャル・エディション#1] 図形的な表現がふんだんに盛り込まれたスコアの一 部を、A2サイズのポスター状(両面印刷、6つ折)にして添付。限定50。

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    このグループの作品では、しばしば図形楽譜が使われていた。今回はその図形的な表現がふんだんに盛り込まれたスコアの一部を、A2サイズのポスター状(両面印刷、6つ折)にして添付。限定50。(一柳作品の楽譜は含まれません。)1960年代中期に、大阪にアート・チクルスという現代音楽同人会があった。中心的人物である山下甫(はじめ)が、保管していた自身の作品の音源の一部をネット販売したことが端緒となり、まったく知られていなかった驚くべき活動の全貌が明らかとなった。アート・チクルスのメンバーと山下の作品をまとめたものが、今回のリリースである。特筆なのは、一柳慧の《電気メトロノームのための音楽》の日本初演。また山下は独自に電子音楽スタジオを設立し、これは当時としては他に例がないと思われる。コンサートでの演奏に際しても、テルミンや自作の電子機器を使うなど、電子音楽に関する知識を惜しみなく投入していたのも画期的。いち早く山下にコンタクトし調査した川崎弘二が解説。tr.1 - 8: アート・チクルスメンバーの作品およびコンサートの記録tr.1_一柳慧 “電気メトロノームのための音楽” /1960_5’25”tr.2_辻井英世 “アリュシナシオン” /1965_2’40”tr.3_松下真一 “黒い僧院”(第3部)/1959_5’51”tr.4_山下甫+橋本昭+森下登喜彦 “トラベル・ミュージック II” /1965_4’21”tr.5_森下登喜彦 “デフォルマシオン I” /1966_8’05”tr.6_橋本昭 “マノン” /1966_5’13”tr.7_リサージュ電子音楽スタジオ “リサスシテーション” /1966_5’08”tr.8_リサージュ電子音楽スタジオ “トラベル・ミュージック II” テープパート /1966_3’07”tr.9 - 17: 山下 甫 作品集tr.9_”エコー I”(ピアノの素材による)/1966_2’43”tr.10_”エコー II”(ピアノの素材による)/1966_2’28”tr.11_”ファイノメノン I”(ピアノのための)/1966_2’15”tr.12_”ファイノメノン II”(ピアノと電子音のための)/1966_4’31”tr.13_”ファイノメノン III”(ピアノとテルミンのための)/1968_5’40”tr.14_”接触”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-1)/1965_3’38”tr.15_”素知らぬ心の今だに尽き果てぬ二人の肖像”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-2)/1965_3’37”tr.16_”インストラクション” (2台のE.C.A.D.による)/1966_6’50”tr.17_”共生”(電子音とラジオ波のための)/1964_3’14”
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  • 実験アニメーションの作家 久里洋二のアトリエで、一柳慧氏による未発表の音作品を発見!

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    アニメ作家九里洋二の自主本に一柳慧が音楽をつけた1966年制作の 「やぶにらみコンサート」 は、現代音楽のレア盤の中でも屈指の珍品として知られる。あれから42年、何と九里洋二と一柳慧が再びコラボレーションを行った!! 内容は、一柳慧が1974年に制作した未発表の音源用に、九里洋二が新たにアギャルド漫画を書き下ろしたというもの。一柳慧による "しずくが落ちるような" 電子変調を施したピアノの内部演奏が醸し出すワビ・サビ感は、ケージ・ショック以降の日本前衛音楽が辿り着いた桃源郷と言える恍惚の世界。九里洋二が "当時の雰囲気で書いた" 16ページの漫画も感涙モノ!! 日本の前衛芸術を先導した両氏に最大の敬意をはらいたい、問答無用の愛蔵特殊仕様エディション!!(メーカーインフォより)久里洋二氏は60年代から実験アニメーションの作家として内外に知られているが、また多くの前衛作曲家がそれらの作品のために音を提供していたことでも有名である。本作は、生前に久里氏のアトリエで発見された、当時アニメーション用として提供されたと思われる、一柳慧氏による1974年制作の未発表の音作品に、新しく書き下ろしたアヴァンギャルド漫画を組み合わせた新作である。16 ページの漫画はその変調されたピアノ内部奏法の音(久里氏によれば「しずくが落ちるような」)からイメージされたもので、音作品の制作時期にあわせて当時の雰囲気で描かれている。題名も新たに命名した、このような形での出版は、1966年制作の音付き自主本「やぶにらみのコンサート」(音は一柳氏の"For String#2")以来である。
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  • 一柳慧"Music for Tinguely"制作のための素材音源も収録

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    東京造形大学教授だった森口陽が、70年代にGQという美術雑誌を発行していた。諸事情で休刊となっていたが、09年に出たその最新号は、動くジャンク彫刻で有名なジャン・ティンゲリーを特集!雑誌の付録CD制作でOMEGAが協力した。(メーカーインフォより)情報発信企業として鳴らした西武の黄金時代、セゾン美術館の初代副館長だった人が、70年代にgqという美術雑誌を発行していた。諸事情で7号で休刊となっていたが、08年復刊し、09年に出たその最新号は、美術館との縁があった、動くジャンク彫刻で有名なティンゲリーを特集!これに際してCD制作でOMEGA POINTが協力した。本の中でティンゲリーの南画廊での個展について触れているため、既発の一柳慧作品集CDから、雑誌の趣旨に合わせてその中の"Music for Tinguely"を抜粋した。さらに"Music for Tinguely"制作のための素材音源を初出として加えた。本作はこの企画に関連してOMEGA POINTが独自に作ったCD単体版である(内容は本に付属のCDと同じ)。特殊紙ジャケで限定300。
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  • バリトンの松平敬の、実験主義エッセンスが凝縮された入魂企画!一柳慧の絶頂期60年代の「エクステンデッド・ヴォイセ ス」の47年ぶりの新バージョン!

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    バリトンの松平敬の、実験主義エッセンスが凝縮された入魂企画!一柳慧の絶頂期60年代の「エクステンデッド・ヴォイセス」の47年ぶりの新バージョン!(メーカーインフォより)米Columbiaの一部門だったOdysseyレーベルからコンピレーション・アルバムのLPでリリースされた'Extended Voices'には、Pauline Oliveros、Morton Feldman、John Cage、Alvin Lucierら実験音楽界の重要作家が「声を拡張した」作品を提供した。今回はこれに収録されていた一柳慧作曲の、電子音と変調された声による《エクステンデッド・ヴォイセス》のテープパートを入手したため、バリトン歌手・松平敬に依頼してオリジナルとは違う方法でのリアリゼーションを行った。これを中心に、松平の選曲による実験的な作品と自身のオリジナル作品を加え、オリジナルLPへのオマージュという意味を込めて「拡張された声の作品集」として構成した。tr.1_一柳慧《Extended Voices》(新バージョン#1)tr.5_一柳慧《Extended Voices》(新バージョン#2)本作品のオリジナルのスコアは所在不明であるが、LPの音源や、Alvin Lucierによるライナーノートに書かれた情報から、作曲者の意図した演奏の「復元」を試みたのが本録音である。ライナーノートによると、オリジナル・スコアには、様々なカーブのグリッサンドや持続音がスコアに記載されていたことが分かるので、乱数によって36種類のグリッサンドを決定し、それを格子状に配置した演奏用のスコアを作成した(fig.1参照)。これを縦横、斜めなど自由な順序で演奏し、いくつかのイベントを休符として解釈することで、音の密度をコントロールした。ライナーノートには、補助楽器や、電子変調によって声の音域、音色などを拡張させる(=extend)ことも書かれているので、LP盤の演奏の雰囲気を参考に、しかし私ならではの表現を試行錯誤した。'新バージョン #1'は、強めの電子変調を施した声を2声部重ねたもの、'新バージョン #2'はピッチ変調のみを使用し、生の声に近い印象を保持したものを3声部重ねたものである。tr.2_ジョン・ケージ《龍安寺》様々な楽器のための版が存在するこの連作中、唯一の声楽ヴァージョンである。長方形の枠の中に曲線が描かれたスコアは、見た目には龍安寺の石庭を思わせるが、声楽版においてはこの図形が声明のように音化される。(スコアに明記はされていないが)女声の低声による演奏を想定して作曲されたこの版は、男声でそのまま演奏するとテノールの音域になってしまうため、この声明風のキャラクターは損なわれてしまう。この雰囲気を保つため、本演奏では(通常の声楽曲でも一般的に行われているように)全体をそのまま1オクターヴ下げ、バスの音域で演奏した。tr.3_松平敬《白い少女》本作品のタイトルは、春山行夫が1929年に発表した詩集『ALBUM』の一編からの引用。この詩は「白い少女」という言葉を6回×14行繰りかえすだけ、という特異な構成を持ち、視覚的なインパクトも強烈だ。「白い少女」と語った音源のループにディレイをかけるだけという、本作品のミニマムな仕掛けは、この詩の反復構造を音楽化したものである。そこに、もう一つの単純な仕掛けを掛け合わせることによって、その反復構造が無化されてゆく。tr.4_松井茂《★》《★》とは、50首からなる連作短歌のタイトルである。すべての短歌は、あるアルゴリズムに従い、五七五七七という短歌のフォーマットに「一」「二」「三」という3つの漢数字が当てはめられている。本リアリゼーションでは、この連作短歌を低(一)、中(二)、高(三)という3つのピッチから構成された「楽譜」であると解釈して、打楽器で演奏した。短歌によって音の定位が左、中央、右と変化するが、こちらは複数の短歌の構造から導き出されている。松平敬 プロフィール愛媛県生。東京藝術大学卒業、同大学院修了。2007年の《シュピラール》の演奏に対してシュトックハウゼン賞を獲得する。クセナキスなど全曲前衛作品ばかりによるリサイタル、無伴奏独唱曲または電子音楽との共演のみによるコンサートなど、独創的な企画が話題を呼んでいる。2012年のサントリー芸術財団サマーフェスティバルでのクセナキス《オレステイア》公演での壮絶な歌唱は、新聞各紙などから高い評価を得た。聖徳大学、文教大学講師。低音デュオおよび双子座三重奏団のメンバー。
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  • 1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたコンサートの記録。

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    1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたコンサートの記録。特にライブエレクトロニクスや小野洋子のヴォイスがハードコアなノイズ的演奏を繰り広げる一柳作品がスゴイ!この半年後に初来日を果たすケージのコンサート・ツアーの前夜の、静かな衝撃であった。ジャケにはグラフィックデザインの超巨匠・杉浦康平デザインによるコンサート案内チラシをあしらい、時代精神も塗り込んだ入魂リリース!(注:ジャケに使われた案内チラシに記載のプログラムは、実際の演奏曲目とは異なります)(メーカーインフォより)1961年に一柳慧がアメリカから帰国して間もなく、草月アートセンター主催で行われたこのコンサートにおいて、欧米の前衛音楽やケージ、そして一柳自身の作品と前衛思想が直接開陳されることとなった。特にライブエレクトロニクスや小野洋子のヴォイスがハードコアなノイズ的演奏を繰り広げる一柳作品がスゴイ!この半年後に初来日を果たすケージのコンサート・ツアーにおいて、日本の音楽界はより大きな「ショック」を受けることになるが、一柳らの演奏会はまさにその前夜の静かな衝撃であった。ジャケには杉浦康平デザインによるコンサート案内チラシをあしらい、時代精神も塗り込んだ入魂リリース!DISC 1track 1: シルヴァーノ・ブソッティ「ヴァイオリンのための音楽」/ 9'18"ブソッティはイタリア生まれの作曲家にして、演出家、デザイナー、その他ひじょうに多彩な人物として知られる。早くから図形楽譜を用いた作品を書いているが、その楽譜は視覚的なおもしろさをも持っている。この演奏ではヴァイオリンはあらかじめ(小林によって?)多重録音されたテープを使い、さらに生演奏によってピアノや打楽器、オブジェをいじる特殊なものとなっている。track 2: モートン・フェルドマン「ヴァイオリンとピアノのためのデュエット」/ 9'55"ケージとともにニューヨークの実験音楽を代表するフェルドマンは、また弱音の作曲家として、また、図形楽譜を考案したエピソードはよく知られている。多作家だが、その作品のタイトルはしばしば無味乾燥な楽器編成のみが記される。track 3: 一柳慧「ザ・パイル」+「弦楽器のために・第2」/ 19'06"「ザ・パイル」は任意の編成による。このコンサートでは作曲家自身によるピアノの内部奏法と、小野洋子によるヴォイスによって演奏されるが、エンジニアの奥山重之助がアシストし、唯一本格的なライヴ・エレクロニクスを用いた演奏になったという。ケージの作品でしばしばおこなわれるように、この作品でも同時演奏がされており、それが小林健次による「弦楽器のために・第2」。楽譜に記されたインストラクションはただひとつ---「全体を通して一つの音のみを奏する」。1960年代のみならず、現在もしばしば演奏されている作品である。track 4: アントン・ヴェーベルン「ヴァイオリンとピアノのための4つの小品」作品7 / 5'18"シェーンベルク、ベルクとともに新ヴィーン楽派の1人であったヴェーベルンは、フェルドマンに先立つ弱音の作曲家であり、また、きわめて意識的な音色への志向を持っていた。本作は他の演奏曲目とは異なり、第二次世界大戦、いや、第一次世界大戦以前の1910年という早い時期に作曲されている。track 5: ラ・モンテ・ヤング「ヘンリー・フリントのための561」/ 11'24"のちにミニマル・ミュージックと呼ばれるようになる音楽を生みだす作曲家たちのひとりであるラ・モンテだが、フルクサスに加わっていたことも忘れてはならないだろう。本作はそうしたコンセプチュアルな作品であり、事前に指定した任意の回数だけおなじ音を発する。なお、ヘンリー・フリントもおなじフルクサスに加わっていた1940年生まれの音楽家。DISC 2track 1: ジョン・ケージ「34'46.776”」/ 31'33"1954年に作曲され、同年10月17日、ドナウエッシンゲン音楽祭において(「ピアニストのための31'57.9864」との同時演奏により)初演。後年出版されたスコアは「1人のピアニストのための34’46.776”」という題名になっているが、この録音でも一柳慧のピアノに小林健次のヴァイオリンが加わり、かつ当時の資料には記されていない、女性の英語および日本語のナレーションも聞こえる(これは小野洋子によるものと思われるが、確証はない)。おそらく一柳がこの作品の初期の上演方法を参考にしつつリアライズしたのであろう。コンサート告知資料ではもうひとりのピアニストとして高橋悠治の名があるけれども、高橋悠治によれば、同時演奏の打診はあったものの、技術的な理由から直前にキャンセルしたという。- 曲目解説:小沼純一(音楽批評) 
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  • 高橋悠治「冥界のへそ」を筆頭に、著名作家のあまり語られることがないテープ音楽の小品を集成。

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    高橋悠治「冥界のへそ」を筆頭に、著名作家のあまり語られることがないテープ音楽の小品を集成。どれも非常に重要な作品であり、すべて今回が初のディスク化!一柳の映画音楽は、新発見のオリジナルテープ!(メーカーインフォより)著名作家の、あまり語られることがないテープ音楽の小品を集成。どれも非常に重要な作品であり、すべて今回が初のディスク化!tr.1_高橋悠治 “冥界のへそ” (1963) 《アントナン・アルトーへの窓、または冥界のへそ》とも呼ばれ、テープ上で変形されたフランスの詩人アルトーの詩の朗読と、低音楽器および打楽器と指定された演奏による。草月アートセンターでのライブ録音で、指揮は一柳慧。その冒頭での、秋山邦晴による曲の解説も収録。tr.2_秋山邦晴 “叙雲啓示頌” (じょうん・けいじ・しょう, 1987) ジョン・ケージ75歳の24時間放送の記念番組のために、西部ドイツ放送から各国の20人の作曲家に委嘱された「音のプレゼント」という作品群の一つ。秋山自身が読む短いテキストがテープ上で繰り返され、雲に関する俳句や禅に関する音が重ねられる。俳句の英語版はAyuo(高橋鮎生)が朗読した。tr.3_松平頼暁 “星座” (1984) クセナキスが開発した、描画を音に変換するシステムUPICを使った作品。松平によれば「日本で見える星座を描くことにし、星の明るさに従って星の形を変えることにした。音色は、空を4分割して少しずつ音色を変えることにしたと記憶している。」tr.4_八村義夫 “空中キャッチ” (1973) 1973年にNHK電子音楽スタジオで制作された。邦楽器や西洋楽器および電子音をテープ上で加工している。その物質的といえる鋭利な音はこの作家の特徴である。tr.5_一柳慧 “映画《色即是空》の音楽” (1974)「般若心経が一字ずつ高速で画面に映し出され、途中からはサブリミナル的に挿入される宗教画や明滅する鮮やかな色彩が加わって、観客にめまいの様な感覚を引き起こす」という映像の説明そのままに、土俗的リズム、電子音、邦楽器の音が交錯する。2019年に一柳氏宅から発見されたオリジナル音源。
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  • [スペシャル・エディション#2] 山下作曲・演奏の3曲が収録されたCD-R付属!! #1と同じポスターも付属し、紙製の封筒に入れた特殊装丁。

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    CDRには山下作曲・演奏の3曲が収録されている。これらは、当時発売されたばかりの家庭用ソノシート録音機でダイレクト録音したもので、音質が悪いためメインのCDに収録させるのを断念した。こんなチープな機材をわざわざ使ったというのも、彼らの実験精神の発露。全員10代のロックバンドと山下が共演した作品も!(全然ロックらしくないヘナヘナな音!)。#1と同じポスターも付属し、紙製の封筒に入れた特殊装丁。1960年代中期に、大阪にアート・チクルスという現代音楽同人会があった。中心的人物である山下甫(はじめ)が、保管していた自身の作品の音源の一部をネット販売したことが端緒となり、まったく知られていなかった驚くべき活動の全貌が明らかとなった。アート・チクルスのメンバーと山下の作品をまとめたものが、今回のリリースである。特筆なのは、一柳慧の《電気メトロノームのための音楽》の日本初演。また山下は独自に電子音楽スタジオを設立し、これは当時としては他に例がないと思われる。コンサートでの演奏に際しても、テルミンや自作の電子機器を使うなど、電子音楽に関する知識を惜しみなく投入していたのも画期的。いち早く山下にコンタクトし調査した川崎弘二が解説。tr.1 - 8: アート・チクルスメンバーの作品およびコンサートの記録tr.1_一柳慧 “電気メトロノームのための音楽” /1960_5’25”tr.2_辻井英世 “アリュシナシオン” /1965_2’40”tr.3_松下真一 “黒い僧院”(第3部)/1959_5’51”tr.4_山下甫+橋本昭+森下登喜彦 “トラベル・ミュージック II” /1965_4’21”tr.5_森下登喜彦 “デフォルマシオン I” /1966_8’05”tr.6_橋本昭 “マノン” /1966_5’13”tr.7_リサージュ電子音楽スタジオ “リサスシテーション” /1966_5’08”tr.8_リサージュ電子音楽スタジオ “トラベル・ミュージック II” テープパート /1966_3’07”tr.9 - 17: 山下 甫 作品集tr.9_”エコー I”(ピアノの素材による)/1966_2’43”tr.10_”エコー II”(ピアノの素材による)/1966_2’28”tr.11_”ファイノメノン I”(ピアノのための)/1966_2’15”tr.12_”ファイノメノン II”(ピアノと電子音のための)/1966_4’31”tr.13_”ファイノメノン III”(ピアノとテルミンのための)/1968_5’40”tr.14_”接触”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-1)/1965_3’38”tr.15_”素知らぬ心の今だに尽き果てぬ二人の肖像”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-2)/1965_3’37”tr.16_”インストラクション” (2台のE.C.A.D.による)/1966_6’50”tr.17_”共生”(電子音とラジオ波のための)/1964_3’14”
    ¥4,950 (税込)
  • [通常版] 1960年代中期に、大阪にアート・チクルスという現代音楽同人会があった。

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    1960年代中期に、大阪にアート・チクルスという現代音楽同人会があった。中心的人物である山下甫(はじめ)が、保管していた自身の作品の音源の一部をネット販売したことが端緒となり、まったく知られていなかった驚くべき活動の全貌が明らかとなった。山下は独自に電子音楽スタジオを設立し、これは60年代としては他に例がない。一柳以外の作品もゴリゴリな実験主義!1960年代中期に、大阪にアート・チクルスという現代音楽同人会があった。中心的人物である山下甫(はじめ)が、保管していた自身の作品の音源の一部をネット販売したことが端緒となり、まったく知られていなかった驚くべき活動の全貌が明らかとなった。アート・チクルスのメンバーと山下の作品をまとめたものが、今回のリリースである。特筆なのは、一柳慧の《電気メトロノームのための音楽》の日本初演。また山下は独自に電子音楽スタジオを設立し、これは当時としては他に例がないと思われる。コンサートでの演奏に際しても、テルミンや自作の電子機器を使うなど、電子音楽に関する知識を惜しみなく投入していたのも画期的。いち早く山下にコンタクトし調査した川崎弘二が解説。tr.1 - 8: アート・チクルスメンバーの作品およびコンサートの記録tr.1_一柳慧 “電気メトロノームのための音楽” /1960_5’25”tr.2_辻井英世 “アリュシナシオン” /1965_2’40”tr.3_松下真一 “黒い僧院”(第3部)/1959_5’51”tr.4_山下甫+橋本昭+森下登喜彦 “トラベル・ミュージック II” /1965_4’21”tr.5_森下登喜彦 “デフォルマシオン I” /1966_8’05”tr.6_橋本昭 “マノン” /1966_5’13”tr.7_リサージュ電子音楽スタジオ “リサスシテーション” /1966_5’08”tr.8_リサージュ電子音楽スタジオ “トラベル・ミュージック II” テープパート /1966_3’07”tr.9 - 17: 山下 甫 作品集tr.9_”エコー I”(ピアノの素材による)/1966_2’43”tr.10_”エコー II”(ピアノの素材による)/1966_2’28”tr.11_”ファイノメノン I”(ピアノのための)/1966_2’15”tr.12_”ファイノメノン II”(ピアノと電子音のための)/1966_4’31”tr.13_”ファイノメノン III”(ピアノとテルミンのための)/1968_5’40”tr.14_”接触”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-1)/1965_3’38”tr.15_”素知らぬ心の今だに尽き果てぬ二人の肖像”(ピアノのためのアブストラクト Op.23-2)/1965_3’37”tr.16_”インストラクション” (2台のE.C.A.D.による)/1966_6’50”tr.17_”共生”(電子音とラジオ波のための)/1964_3’14”
    ¥2,860 (税込)
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  • [スペシャル・エディション] AI の画像生成による楽器デザインプロジェクト、初めて具体的楽器として展覧会で 展示された奇妙な楽器群を使った演奏

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    このスペシャル版は、OMEGA による足立の初期作品集(OPX-003)の 15 年ぶりの復刻 CDR と、展覧会に展示された楽器の演奏写真2点を加え、紙製の封筒にまとめた内容です。[CD-R の内容]1-5:_ヴォイスとエレクトロニクスによる即興演奏_17'50"6_ヒデ キノシタ_-X-から始まった有聲音詩型_2'36"7_新聞詠み_1'37"8-11_ヴァイオリンとエレクトロニクスによる即興演奏_10'45"12_ピアノによる即興演奏_3'29"13_ヴァイオリンによる即興演奏_3'18"14_ホースとパイプによる即興演奏_3'21"15_ピアノによる即興演奏_3'08"長らくベルリンを拠点に活動してきたパフォーマー・足立智美が 2020 年以来続けてきた、AI の画像生成による楽器デザインプロジェクト。初めて具体的楽器として展覧会で展示された奇妙な楽器群を使った演奏をリリース!画像生成 AI が学習しているのは、人間の作った楽器の画像であるが、どのように音を出しているかを理解しているわけではない。しかしそれを理解していないのではなく、人間と違ったやり方で理解している、と考えるのが私のすべての AI プロジェクトの前提である。AI による楽器デザインは、人間のためではなく AI のための楽器なのだ。したがってこのプロジェクトでは、AI がデザインした楽器をできるだけ正確に物体として製作し、その楽器にふさわしい演奏法を読解し、そこから音楽を引き出している。人間(この場合は私)が AI の方に歩み寄らなければならない。それは AI にとっての身体とは何かという、未だほとんど考えられてこなかった領域に踏み込むことになる。作られた楽器は4つ、名前は AI との相談でつけられた。"古い未来の楽器と 新しい昔の楽器"は、金沢アートグミ 15 周年記念展覧会として 2024 年 5 月 27 日から 8 月 4 日にかけて開催された。展覧会では楽器自体とそれを演奏している動画を4チャンネルのオーディオ・ヴィジュアル・インスタレーションとして展開した。この CD に収められているのは、展示された4つの楽器による録音で、最後のトラックだけが多重録音を使用している他は、各楽器のソロ演奏である。楽器の製作:大村大悟。- ライナーノートより試聴TR 3:KambasautirohoTR 6:Liyunqin 2TR 8:Quartet
    ¥4,950 (税込)
  • 一柳氏と気鋭の若手演奏家によるコラボレーション

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    2009年発売2007 年 10 月に横浜の神奈川県民ホールギャラリーで、作曲家・一柳慧(いちやなぎ とし)監修による美術・音楽・コンテンポラリーダンス・シンポジウムなどがプログラムされた「アートコンプレックス」というイベントが開催された。その一環として行われたこの「空間へのオマージュ」は、ベルリン在住で国内外で人気の現代美術家・塩田千春(しおたちはる)のインスタレーションの会場内での、一柳氏と気鋭の若手演奏家によるコラボレーションである。一柳氏による選曲で、現代音楽の古典2曲と3人による即興演奏。特に最後の演奏では一柳氏が弾くピアノを、当時ベルリンを拠点に活動していたパフォーマー足立智美が容赦ない爆音エレクトロニクスとして変調しまくる。しかし一柳氏は「こんな音は 50 年前から聴いてるんだぜ」てな感じで、眉ひとつ動かさずにピアノをいじり、電子メトロノームを持って歩きまわる。ぬるま湯サークル的に閉じた「現代音楽」など蹴散らす、一見まともだがヤバくて突き抜けたコンサート。塩田展のインスタレーションの写真も多数盛り込んだクールなジャケも魅力。OMEGA POINT が仲介して一柳氏と足立氏を引きあわせ、初めてのコラボとなった。試聴TR3_ミハウ・オギンスキ(一柳 編) “ポロネーズ イ短調 祖国への別れ” (初演)***_4'42"TR4_即興演奏 “空間へのオマージュ” (初演)***_37'23"
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    ¥2,530 (税込)
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  • [SPエディション] 日本のサウンドアート黎明期における重要人物

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    スペシャル版では、最も初期のものであるカセットの3作品以降の時代に焦点を合わせた。東京・六本木のストライプハウス美術館での作品の展示と、氏家の後期の代表作である《Background Music》の展示風景を収録したビデオからの音源を収録した CDR をボーナスとして追加。彼が保管していた《Background Music》に関する当時の写真や資料は美術館にも残っておらず、非常に貴重である。茶色の箱入り。tr.1 : サウンド・インスタレーション作品群1987 年、ストライプハウス美術館での展示の記録ビデオ映像より音を抜粋。展示物やカメラアングルごとに映像と音が切り替わるが、それらを編集して、ひと続きの音の記録としてまとめた。展示物はおおむね以下のような内容で、同じ空間内での展示のため、音が交錯している。撮影対象との距離による音量の大小も、ある程度調整した。作品の概要はレギュラー版 CD の解説を参照いただきたい。・Miniature Garden(Plant I、II、Mineral I、II)・Feedback System - Percussion・Feedback System - Stringtr.2 : バックグラウンド・ミュージック自然放射線(バックグラウンド)をガイガーカウンターで検知し、それをトリガーとしてピアノが反応するインスタレーション。録音は福岡市美術館展覧会「メディアの複合 音と造形」でのインスタレーションのもの。ピアノ1台をガイガーカウンター 12 台が取り囲み、その地点の放射線を計測するイメージでセッティングされた。この作品はパルテノン多摩市民ギャラリーで最初に展示され、同じセッティングで福岡市美術館と高松市美術館で展示された。スパイラル・ガーデン(東京・青山)での展示(市村左知雄プロデュースによる)では、ピアノ3台という規模に加え、ソニーが自社製のテレビモニター提供を申し出て、9 台が周囲に配置された。氏家は当時 CG 制作の仕事をしており、モニター画面には原子の崩壊のような CG 映像が流された。すべて 1991 年発表。1980 年代初頭、日本のサウンドアート黎明期の牽引者であった芦川聡 と吉村弘を中心に、何人かの作家たちが展覧会で作品を披露し始めていた。とりわけ 30 歳の若さで夭折した芦川は、当時東京・西武美術館の付属ショップ、アール・ヴィヴァンに勤めており、海外の環境音楽、実験音楽の資料やレコードをいち早く紹介。芦川を慕って作家たちが出入りし、新しいムーヴメントの母胎となっていた。氏家啓雄(1959 年生まれ)もその一人で、多摩美術大学の学生として、秋山邦晴の「現代音楽論」ゼミを聴講していた。 その成果品として3つの作品を残していた。高橋アキが保管していた、秋山の遺品カセット群の中にそれらが発見され、ここに紹介する。サウンドアート初期の音資料は、吉村弘や鈴木昭男などごく一部を除いてはほとんど顧みられておらず、極めて貴重である。CD 1 Displayed Music / 1981 - 82tr.1, 2 : Aeolian Harp木製の角筒内部にナイロン弦が4本張られ、その下部の開口部に風を送り、弦の振動が角筒で共鳴し増幅されて音が発せられる。tr.3 : 6 Sound Tubes発振器とスピーカーが内蔵されたアルミチューブ6本の持続音が、さまざまな組み合わせで鳴らされる。観客がピッチを操作することもできた。tr.4 - 6 : Repetition Harp (take 1 - 3)箱内部に2~4本の弦が張られている。それをモーターで回転する円盤に付けられたツメが弾く。tr.7, 8 : 18 Sound Tubes空間各所に、音程が調整できる発振器とスピーカーを入れたアルミチューブを配置。CD 2 Sound Scape - Difuse Music / 1983東京・町田市の丘陵地帯の、小さな窪地の底の公園近辺で、意図せず発生する環境音を作品とすべく録音した作品。窪地は大きなパラボラとなり、蝉の声、 吹奏楽部の練習音、航空機の通過音、どこかの家の工事の音などが混じり合い、拡散 (difuse) する。CD 3 Object of Sound - Sound of Object /1983-1984tr.1: Bell / 1983素焼きの壺の口に差し込まれた、天井から吊られた真鍮棒と、モーターによって回転する真鍮のパイプが接触する。その接触音と、それぞれの壺に棒が当たる音が間欠的に響く。tr.2 : Piano / 1984円盤上に張られた 136 本のピアノ線を、回転するバーから吊り下げられた 2 本の金属棒がなでていく。tr.3 : Organ / 1984円形に並べられた素焼きの壺から、発振器の音を響かせる。tr.4 : Air waves / 1983ウラベノリコと石井由美子による布のインスタレーションに提供された、点描的な音による環境音楽システム。
    ¥8,250 (税込)
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  • [通常版] 日本のサウンドアート黎明期における重要人物

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    1980 年代初頭、日本のサウンドアート黎明期の牽引者であった芦川聡 と吉村弘を中心に、何人かの作家たちが展覧会で作品を披露し始めていた。とりわけ 30 歳の若さで夭折した芦川は、当時東京・西武美術館の付属ショップ、アール・ヴィヴァンに勤めており、海外の環境音楽、実験音楽の資料やレコードをいち早く紹介。芦川を慕って作家たちが出入りし、新しいムーヴメントの母胎となっていた。氏家啓雄(1959 年生まれ)もその一人で、多摩美術大学の学生として、秋山邦晴の「現代音楽論」ゼミを聴講していた。 その成果品として3つの作品を残していた。高橋アキが保管していた、秋山の遺品カセット群の中にそれらが発見され、ここに紹介する。サウンドアート初期の音資料は、吉村弘や鈴木昭男などごく一部を除いてはほとんど顧みられておらず、極めて貴重である。CD 1 Displayed Music / 1981 - 82tr.1, 2 : Aeolian Harp木製の角筒内部にナイロン弦が4本張られ、その下部の開口部に風を送り、弦の振動が角筒で共鳴し増幅されて音が発せられる。tr.3 : 6 Sound Tubes発振器とスピーカーが内蔵されたアルミチューブ6本の持続音が、さまざまな組み合わせで鳴らされる。観客がピッチを操作することもできた。tr.4 - 6 : Repetition Harp (take 1 - 3)箱内部に2~4本の弦が張られている。それをモーターで回転する円盤に付けられたツメが弾く。tr.7, 8 : 18 Sound Tubes空間各所に、音程が調整できる発振器とスピーカーを入れたアルミチューブを配置。CD 2 Sound Scape - Difuse Music / 1983東京・町田市の丘陵地帯の、小さな窪地の底の公園近辺で、意図せず発生する環境音を作品とすべく録音した作品。窪地は大きなパラボラとなり、蝉の声、 吹奏楽部の練習音、航空機の通過音、どこかの家の工事の音などが混じり合い、拡散 (difuse) する。CD 3 Object of Sound - Sound of Object /1983-1984tr.1: Bell / 1983素焼きの壺の口に差し込まれた、天井から吊られた真鍮棒と、モーターによって回転する真鍮のパイプが接触する。その接触音と、それぞれの壺に棒が当たる音が間欠的に響く。tr.2 : Piano / 1984円盤上に張られた 136 本のピアノ線を、回転するバーから吊り下げられた 2 本の金属棒がなでていく。tr.3 : Organ / 1984円形に並べられた素焼きの壺から、発振器の音を響かせる。tr.4 : Air waves / 1983ウラベノリコと石井由美子による布のインスタレーションに提供された、点描的な音による環境音楽システム。
    ¥5,500 (税込)
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  • [SPエディション#1] タージマハル旅行団オリジナル・メンバー 70年代~80年代コンピューター音楽作品

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    2018年発売■CD+ REPRINTED POSTER即興演奏家 ONNYK は、音楽・美術・詩などの作家を巻き込んだ不定形な団体「第五列」の中心的人物である。1979 年夏に 1 週間にわたるイベント「第五列週間!」を企画し、その時に永井氏を招いてシタールのコンサートも行われた。このスペシャル版#1 はそのイベントのポスターの復刻版(20%縮刷、41cm x 41cm、6 つ折り)と CD ををセットにしたもの。ポスターは ONNYK と詩人の高橋昭八郎のデザイン議論から生まれたもので、時代の空気を凝縮し引き込まれる!永井清治は 1969 年のタージマハル旅行団結成時のオリジナルメンバーの一人である。タージマハル以後の 1970 年代後期からはインド音楽に傾倒し、本場でシタールを習得したが、同時期にコンピューターでの音楽制作も始めていた。この作品は交流があった岩手・盛岡在住の即興演奏家 ONNYK が保管していた、その当時の作品である。パソコン自体はあったとはいえ、現代の洗練された音楽制作環境とは程遠い状況で作られた 30 分もの長尺の2 曲《ミディアム》と《海》は、彼自身のコンピューター音楽の原点といえるもの。永井氏ほか関係者からの聞き取りを反映した ONNYK によるライナーに加え、永井氏も参加した彼の企画のイベントの写真や資料など、それ自体 70-80 年代実験音楽シーンのドキュメントでもある。
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